菅田将暉、映画『はな恋』大ヒット御礼トークイベントに登壇!「女性と男性の意見が結構違っていたのが面白かったです」

■「(菅田演じる)麦に感情移入しすぎたり、過去の同じような経験が積み重なりすぎて、自分の中で有村架純と付き合っていた過去がだんだん出来上がる、という発言をいろいろな人から何回も聞きました(笑)」(菅田将暉)

菅田将暉と有村架純がW主演を務める映画『花束みたいな恋をした』が大ヒット上映中。これを記念して、3月10日、大ヒット御礼トークイベントが行われた。

映画『花束みたいな恋をした』は、2020年の東京を舞台に、今を生きるすべての人に贈る書き下ろしのラブストーリー。脚本は、『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(2013年)、『Woman』(2013年)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『カルテット』(2017年)、『anone』(2018年)など、つねに私たちの心を捉えて離さない多くの連続ドラマを手がけてきた坂元裕二が担当した。

公開から約1ヵ月が経過したが、“はな恋現象”の勢いは衰えず、驚異のV6&観客動員数200万人越え&興行収入27億円と、さらに記録を更新中の本作。このたび、6週連続1位という大ヒットに感謝を伝えるべく、山音麦役の菅田将暉と土井裕泰監督登壇の、大ヒット御礼トークイベントが緊急開催された。

当日は、事前に公式Twitterで応募された質問に、菅田と監督が回答。ファンからは、鋭い質問が数多く寄せられた。

さらに、本作に出演し、インスパイアソングも手掛けたAwesome City Clubも駆けつけ、大ヒットソング「勿忘」のアコースティックバージョンを生歌唱。二度とない豪華な共演が実現した。

【イベントレポート】
1月29日からの公開後、“はな恋現象”の影響はどんどん拡大の一途を辿り、観客動員数200万人突破で見事V6を記録。興行収入も30億円の大ヒットに迫っている映画『花束みたいな恋をした』。『第45回香港国際映画祭』の「Fantastic Beats」部門に正式招待されることも決定し、海外へ向けても“はな恋現象”がじわじわと広がりつつある。

コロナ禍でも6週連続1位という大ヒットに感謝を伝えるべく、大ヒット御礼トークイベントが緊急開催され、山音麦役の菅田将暉と土井裕泰監督が登壇した。

集まったファンに向けて「あまりに大ヒットしていて、本当にこんなことになるとは思っていませんでしたし、ありがたい現象だなと思います。周りの反響もすごくて、いろいろな人から連絡をいただきますし、現場でも観たよという声をもらいます。皆、めっちゃ語ってくれるんですけど、この映画ならではの現象なのかなと思います。ちょうどOKAMOTO’Sのレイジ君が今日観てくれたみたいなんですが、『最後のファミレスのシーンで、麦くんと同じタイミングで同じ熱量、同じ量の涙が出た』と言っていました(笑)」と菅田の周りでも大ヒットの影響は大きく喜びを露わに。

「男女で感想を分けるのは違うなと思っていたんですが、女性と男性の意見が結構違っていたのも面白かったです。女性の意見は表情もにこやかで、あんな恋愛わかるよね、したいよねって生き生きと喋っているのに、男性は昔付き合っていた女性のことを思い出しながら、しみじみと懐かしんでいることが多いんです(笑)」(菅田)と男女による感想の違いも、興味深く語った。

土井監督も「平日にもかかわらず、劇場に駆けつけてくださった全国316館のお客様、ありがとうございます。公開されて6週経った今も、こういう場でご挨拶させていただけるのはなかなかないことなので、僕自身も幸せですし、幸せな映画だと思います。観た人の数だけ感想が生まれて、皆がどこかで語り合っていたり、SNSに感想を投稿したり、どんどん現象が広がっていって今時だなと思います」と生中継で観ている観客にも感謝を述べながら今の心境を答え、会場は大きな拍手で包まれた。

今回、SNSでふたりへの質問を募集。たくさんの質問が入った箱の中から一枚ずつ引き当てることに。まず菅田が引いたのは「麦くんと絹ちゃんは2025年、どう過ごしていると思いますか?」という質問。「どうなっているんでしょうね? よりを戻すことはないと思うなあ……会社に勤めつつ、昔よりは減ったけど、今もカルチャーに触れているか。地元で花火師になっているか。もしくは絹ちゃんと一緒にいるのか、の三択ですかね」と菅田の想像が膨らむ。

監督は以前から未来のふたりについて考えていたようで、「30代を迎えた麦くんと絹ちゃんがどうなっているのか観てみたいです、って坂元さんに話をしたら、『30代は辛いことしかないから、作っても楽しい映画にはならないんじゃない?(笑)』って言われました(笑)。麦くんはもしかすると会社を辞めて、もう少し絵を活かせる仕事に転職しているかもしれないですよね」と麦の明るい未来を切望。

続いて監督が引き当てたのは「坂元さんが想定していたターゲットの10代や20代以外にも、幅広い年代にこの映画が刺さったいちばんのポイントはどこだと思いますか?」という質問。監督は「先ほど菅田くんも話していましたが、いちばん始めの試写会で泣いていたのは、ほぼ30代以上の男性だったんです。上手くいかない恋愛や仕事の悩みなど、そういう人生をひと通り歩んできた方がこの映画を観ると、麦と絹の状況と完全に同じではないけれど、この空気、瞬間を知っているというシーンが所々にあるんじゃないかなと思います」と本作が共感必至と言われる所以を分析。

菅田の周りにも共感している人が多いようで、「『麦に感情移入しすぎたり、過去に同じような経験をしたな、というのが積み重なりすぎて、自分の中で有村架純と付き合っていた過去がだんだん出来上がる』というジョークを、いろいろな人から何回も聞きました(笑)」と、麦と自分を重ねている男性が多い模様。

最後に菅田が引いた20歳の大学生からの質問は「私は中学の同級生だった彼と付き合って1年半が経ちますが、遠距離恋愛なので月に2回会えたら良い方です。社会人と学生の恋愛は難しいとよく言いますが、どうすれば今後も仲良く続けられると思いますか?」という真面目な恋愛相談。これには菅田も頭を悩ませ、「なるべく会う回数を増やせたらいいですけど、難しいですよね。電話にしろ、会うにしろ、なるべくコミュニケーションをとる。毎日ではなくていいけど、顔を見たり、声を聞いたり、お互いが生きている証が交差する時間が増えたらいいなと思います。物理的に会わなくなると好き嫌いじゃなくて、気持ちが薄れていく可能性もあるので……。今ここでどうにかできる悩みじゃないので、ふたりを呼んで2時間くらい話しましょう!」と親身にアドバイスを与えた。

さらにこの日はスペシャルゲストとして、本作に出演し、インスパイアソングも手がけたAwesome City Clubが駆け付け、「今日はお呼びいただき、ありがとうございます!」(Atagi)「『はな恋』大ヒット、おめでとうございます!」(PORIN)「今日はよろしくお願いします!」(モリシ―)と、それぞれ挨拶。インスパイアソング「勿忘」は、映画とあわせて大注目を集めているが、Atagiは「本編に楽曲を使っていただいたり、ボーカルのPORINが出演したというご縁があって、試写会に参加させていただいたんですが、映画を観て、ものすごく感銘を受けました。涙が溢れたし、割り切れない感情が自分の中で渦を巻いて、この感情をどうにか曲にできないかなと。もし良ければ作品をテーマに曲を書かせていただけませんか? というご相談からこの曲が生まれました」と楽曲誕生の経緯を明かす。

そしてなんと、今回特別に、Awesome City Clubが「勿忘」のアコースティックバージョンを生披露! 一夜限りのミニライブが実現した。アコースティックの優しくしっとりとしたメロディながらも力強く歌い上げられた「勿忘」に、思わず涙してしまう観客の姿も。映画を観終わったばかりの観客にとって、作品の魅力を最大限に引き立てる素晴らしいひとときとなった。

Awesome City Clubの素晴らしいパフォーマンスには菅田も「最高!! 久々にライブを観れて感動しました!」とコロナ禍での貴重な生歌に胸を打たれた様子。監督も「ありがとうございました、アコギバージョンもすごくいいですね!」と感激に浸る。Atagiは「とにかく慣れない雰囲気の中での演奏だったのですが、いざ歌い始めると、曲と作品の世界に入り込むことができたのでいい経験でした。楽しかったです」とライブを振り返り、PORINも「すごく緊張しましたが、いちばんこの曲を届けたかった皆様の前で歌を披露できたことが、とてもうれしかったです」と直接歌を届けられる喜びを噛み締めた。

最後に、会場にいるファンと、全国でイベント中継を観ているファンに向けて「映画と音楽が一緒に広まっていく形は理想的だし、坂元さんのオリジナル脚本の作品ということも個人的に理想や夢がいっぱい詰まった映画でした。大ヒットは皆様のおかげです。本当にありがとうございました!」(菅田)、「今日映画を観るのが2回目、3回目の方もいると思いますが、いろいろな感想を広めていただきたいです。そしてこの映画についていろいろなコミュニケーションをとっていただければうれしいです。ありがとうございました!」(監督)とメッセージを贈り、イベントは終了。

菅田とAwesome City Clubの豪華共演が実現した特別な夜は、大盛り上がりの中、春休みに向けて“はな恋現象”の勢いを更に後押しするように幕を閉じた。


映画情報

『花束みたいな恋をした』
大ヒット公開中!
脚本:坂元裕二
監督:土井裕泰
出演:
菅田将暉 有村架純
清原果耶 細田佳央太
韓英恵 中崎敏 小久保寿人 瀧内公美
森優作 古川琴音 篠原悠伸 八木アリサ
押井守 Awesome City Club PORIN/佐藤寛太 岡部たかし
オダギリジョー
戸田恵子 岩松了 小林薫
製作:『花束みたいな恋をした』製作委員会
配給:東京テアトル、リトルモア
(C)2021『花束みたいな恋をした』製作委員会


リリース情報

2021.01.27 ON SALE
Awesome City Club
DIGITAL SINGLE「勿忘」

2021.02.10 ON SALE
Awesome City Club
ALBUM『Grower』


『花束みたいな恋をした』作品サイト
http://hana-koi.jp/

Awesome City Club OFFICIAL WEBSITE
https://www.awesomecityclub.com/


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