ミュージックビデオでも、リリックビデオでもない。松任谷由実、ニューアルバム『深海の街』“メッセージムービー”公開

■「100年後を生きる人々がこのアルバムを聴いて、かつて日本のシンガーソングライターが、コロナ禍の当時、こんな音楽の記録を残していたのか、と感じてもらえたら」(松任谷由実)

本日12月1日にニューアルバム『深海の街』をリリースした松任谷由実。そのアルバムのプロモーション映像『深海の街 Album Message Movie~1920』と、本人によるアルバム全曲解説が公開された。

これまで48年のキャリアの中で約600曲以上の楽曲を生み出してきた松任谷由実だが、39枚目のオリジナルアルバムとなる今作『深海の街』は、シンガーソングライターとして生きる自分の証として今に刻むに、この時代、いつどうなるかわからないからこそ、たとえ最後のアルバムになっても胸を張れるようなクオリティを目指し、制作したという超意欲作。

本日公開となった『深海の街 Album Message Movie~1920』は、“愛しか残らない~深い海の底で 僕たちは気づいたんだ”というアルバム全体を伝える言葉とその全文を、今作を象徴する1曲であるアルバムのオープニングナンバー「1920」の楽曲とあわせ制作された映像。

世界中が深い海に沈んだような激動の2020年。誰もが経験したこのコロナ禍で“愛しか残らない”という言葉に辿り着いたその思いが描かれた、ミュージックビデオでも、リリックビデオでもない、アルバムに込めたメッセージを伝えるというあらたなアプローチの映像となっている。

「1920」は、今年の5月、ユーミンの母親が百歳を迎え、それをきっかけに100年前の1920年を調べたところ、スペイン風邪、アントワープ・オリンピックなど、その頃の状況と今との共通項が幾つも見つかり、そこからイメージが広がり制作された楽曲。

自分が存在しなかった時代を描くこの楽曲からはじまる今作アルバム『深海の街』には、「100年後を生きる人々がこのアルバムを聴いて、かつて日本のシンガーソングライターが、コロナ禍の当時、こんな音楽の記録を残していたのか、と感じてもらえたら」という時を超えた深い思いが込めれられている。

また、「1920」を含むアルバム全12曲のユーミン本人による解説も特設サイトにて公開中。より興味深くアルバムを味わえるユーミンの解説となっている。

メッセージ全文
愛しか残らない~
深い海の底で 僕たちは気づいたんだ

あの時、世界が海に沈んでいくのが見えた
ゆっくりと、でも目にみえるような速さで
暫くは息を止めていた
でも苦しくなって息をしてみると
呼吸が出来ることがわかった
進化してくる前の原始生物だった自分を思った
様々なものとの共存の意味がわかった気がした
もうすぐ水は引いていくだろう
あれは夢だった、などと思うのだろうか
いや違う
私にはわかったことがある
愛しか残らない
原始生物としても
人間としても


リリース情報

2020.10.23 ON SALE
DIGITAL SINGLE「知らないどうし」

2020.12.01 ON SALE
ALBUM『深海の街』


松任谷由実 OFFICIAL Instagram
https://www.instagram.com/yuming_official/

『深海の街』特設サイト
https://sp.universal-music.co.jp/yuming/shinkainomachi/

松任谷由実 OFFICIAL WEBSITE
http://yuming.co.jp/


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