孤高のカリスマ漫画家・吉野朔実作品が初の実写映画化! E-girls・石井杏奈主演、映画『記憶の技法』が11月に公開

■東京、福岡、釜山――わたしの帰る場所はどこ? 美しくも残酷な記憶をめぐるミステリー!

いくつもの心揺さぶる珠玉の傑作漫画を世に送り出し、2016年に急逝した吉野朔実原作の『記憶の技法』。このたび、ファンにとって待望の初の実写化が実現し、映画『記憶の技法』が、11月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開される。

東京に住む、ごく普通の女子高校生、鹿角華蓮(石井杏奈)は、幼少期の記憶の断片が不意に脳裏をよぎり、しばしば意識が飛んでしまう奇妙な記憶喪失癖に悩んでいた。そんなある日、韓国への修学旅行のためにパスポート申請用の戸籍抄本を手にした華蓮は、自分に“由”という姉がいたことを知る。しかも由は4歳のときに死亡し、華蓮は“松本”という家から今の両親に引き取られた事実が判明。本当の親はどこにいるのか。なぜ、自分は養子として出されたのか。そのすべてを知りたい華蓮は、嘘をついて修学旅行をキャンセルし、出生地の福岡へ旅立つ。そのルーツ探しに協力してくれた青い瞳を持つ同級生、穂刈怜(栗原吾郎)とともに現地調査を行う華蓮は、失われた記憶のピースをたぐり寄せながら、想像を絶する真実に迫っていく――。

このうえなく繊細にして奥深い吉野朔実ワールドの映画化に挑んだのは、先頃『スパイの妻』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した巨匠・黒沢清の愛弟子、池田千尋監督。2008年の『東南角部屋二階の女』で長編デビューを果たし、黒沢作品『クリーピー 偽りの隣人』や青山真治監督の最新作『空に住む』に共同脚本で携わった注目の気鋭が、思いがけない恐怖が待ち受ける少女の心の旅路を、濃密なスリルと豊かなエモーションを息づかせて紡ぎ上げた。

主演はガールズダンス&ボーカルグループ、E-girlsのパフォーマーにして、女優としての活躍も目覚ましい石井杏奈。『ガールズ・ステップ』『ソロモンの偽証 前篇・後篇』で第58回ブルーリボン賞新人賞に輝き、『四月は君の嘘』『心が叫びたがってるんだ。』、TVドラマ『チア☆ダン』、FOD/Amazonプライムドラマ『東京ラブストーリー』などの話題作に相次いで出演してきた若手女優が、ひたむきに自らの心の扉を開こうとする華蓮の変化、成長をみずみずしく演じきった。

偶然の成り行きで華蓮の旅のパートナーとなり、自らも心に葛藤を抱える青い目を持つ孤独な少年、怜に扮するのは、本作が惜しくも引退作品となった栗原吾郎。記憶をめぐるミステリーのキーパーソンと言うべき金魚屋の青年役を柄本時生、華蓮を深く愛しながらも重大な秘密を隠し持つ両親役を小市慢太郎、戸田菜穂と実力派キャストが脇を固める。そして『凶悪』『ひとよ』の白石和彌監督とのコラボレーションで知られ、近作では河瀬直美監督の最新作『朝が来る』脚本も共同で手がけた高橋泉が脚本を担当。池田監督とは、前作『スタートアップ・ガールズ』に続く2度目のタッグとなる。
※「高橋泉」の「高」は、はしごだかが正式表記。

ある日突然、衝撃の事実に直面した多感な少女が、その謎解きのさなかに幾度となく胸を引き裂かれながらも、未来への一歩を踏み出すために、ありったけの勇気を奮い起こして自分自身が何者なのか、と真実を追い求める。孤高の文学的な香りを漂わせ、人間の深遠なる“心”の領域を探求した吉野朔実の原作を忠実に描いた心理サスペンスが誕生した。


映画情報

『記憶の技法』
11月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国ロードショー
出演:石井杏奈 栗原吾郎 柄本時生 二階堂智 小市慢太郎 戸田菜穂
原作:吉野朔実「記憶の技法」(小学館)
監督:池田千尋
脚本:高橋泉
製作:「記憶の技法」製作委員会
配給:KAZUMO
配給協力・宣伝:マジックアワー
(C)吉野朔実・小学館 / 2020「記憶の技法」製作委員会


映画『記憶の技法』作品サイト
www.kiokunogihou.com

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