M!LKの真骨頂と新境地。5人で築き上げていく、あらたな形

新体制後初の全国6ヵ所7公演をめぐる『M!LK SPRING LIVE TOUR 2020 Juvenilizm』が控えていたが、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、全公演が中止。M!LKとしてのライブは5ヵ月ぶり、5人体制となってからは初めてとなる。

【ライブオトネタ】
M!LK

M!LK ONLINE CHU!?
2020.06.27@配信ライブ

“変幻自在”をコンセプトに、楽曲に合わせて様々な表情を見せてきたM!LK。なかでも、ここ最近のM!LKの変貌ぶりは目を見張るものがある。


デビュー当初はちょっと気弱なあどけない少年っぽさが印象的な、色でいうならばパステルカラーが映えるグループだったが、しっかりとした意志を持ち凛々しい表情を見せる今の彼らは原色に近いといえる。

特にこの日の配信ライブ1曲目「Over The Storm」では服をはだけさせ、妖艶な笑みと合わせ成熟した雰囲気も醸し出していた。これまで培ってきた経験すべてが彼らの血肉となり、二度のメンバー卒業も未来を切り拓くための原動力に、佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人でのあらたなM!LKを築こうとしているのだ。

そんな新境地を迎えた彼らではあるが、パワーは増しているものの変わっていないこともある。それは何よりもみ!るきーず(M!LKのファンの通称)と共に一緒になって全力で“遊ぶ”ということ。MCのなかでも、「リハーサルは修学旅行みたいだった」「とにかく楽しい!」という話があったり、パフォーマンス中も5人がじゃれ合ったり、思わず笑ってしまった! というような場面に出くわすなど、M!LKの根本は“遊び”である。


カッコ良くキメるのも、妖艶に微笑むのも、感情をぶちまけて叫ぶのも、すべては“遊び”に繋がっている。一曲ごとに歌う場所を変え、楽屋での生着替えを設けたりと、飽きさせない工夫もその一環ではないだろうか。遊びを通じて、相手を知り、その相手とたくさんの思い出や価値観を共有することで絆を深めていく……そうやって新生M!LKは結束力を強め、より逞しく成長していくのだろう。

佐野勇斗

曽野舜太

各メンバーにフォーカスを当てて振り返ってみると、ボーカルを引っ張ることの多い佐野勇斗は、声に厚みが出たことで、説得力が増しており、無邪気な笑顔を見せる曽野舜太は、一言一句をとても大切な宝物のように際立たせて歌い、人柄そのものが表れていた。「晴れのち曇り時々虹」で美しいハーモニーを響かせた山中柔太朗と吉田仁人は、ふたりの声の相性が本当に良く、歌声がすっと馴染んできた。歌唱パートの増えた塩﨑太智は、甘い声質から楽曲の雰囲気を和らげており、この5人でのM!LKもまた未来が楽しみである。

山中柔太朗

吉田仁人

塩崎太智(正しくはたつさき)

アンコールで披露した「Winding Road」の一節、“僕らを続けよう”という言葉のとおり、ここから続いていく5人で築くあらたなM!LKが輝く姿を心に焼きつけていきたい。

TEXT BY ジャガー
PHOTO BY 笹森健一、小坂茂雄

SETLIST

00.Theme of Juvenilizm-青春主義-
01.Over The Storm
02.It’s only LOVE
03.Amore~僕は君に愛を叫ぶ~
04.サラブレッド御曹司CITYBOY
05.晴れのち曇り時々虹
06.We’re Here!!!
07.TOUCH THE SUN
08.かすかに、君だった。
09.DEAR LIFE
10.Don’t think, Jump!
11.
Banzai(1回目)
Banzai(2回目)
Banzai(3回目)
Banzai(4回目)
[ENCORE]
Winding Road


ライブ情報

2nd ONLINE LIVE 開催決定
08/02(日)
※詳細はアーティストHPにてご確認ください。


プロフィール

M!LK

ミルク/佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人。スターダストプロモーションに所属する5人組ボーカルダンスユニット。

M!LK OFFICIAL WEBSITE
http://sd-milk.com/

M!LK OFFICIAL Twitter
https://twitter.com/milk_info?s=20


リリース情報

2020.03.11 ON SALE
ALBUM『Juvenilizm-青春主義-』

2020.06.03 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Banzai」

2020.06.17 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Amore~僕は君に愛を叫ぶ~」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事を書いた人

  • ジャガー

    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。