BRADIOの画面越しでも伝わる、パワフルで美しいソウルを自宅で浴びまくった芦沢ムネト【イラストLIVEレポート】

フテネコの生みの親・芦沢ムネトによる、イラストLIVEレポート。今回は、先日公開された『BRADIO 10th Anniversary Hall Tour』東京NHKホール公演のライブ映像をレポート。カメラ1台のみでライブを追うという特殊な構成の本映像でわかる、BRADIOの凄さとは?

【イラストLIVEレポート】
BRADIO

BRADIO 10th Anniversary Hall Tour
2020.01.29@東京NHKホール


ステイホームな日々に音楽で彩りを!


今回は、『BRADIO 10th Anniversary Hall Tour』東京NHK ホール公演のライブを映像を観てレポ―トしたいと思います。新型コロナウイルスの影響で、今は直接ライブを観に行くということが難しいですが、アーティストがこのようなかたちであらたな交流の場を設けて盛り上げてくれるのはうれしいですね。

僕は『METROCK 2019』(メトロック 2019)で初めてライブを観たのですが、とにかく楽しい人たちで。明るくてハッピー! その人柄がまんま音楽に出ているような感じでございます。このライブでは、ワンマンならではの厚みを強く感じました。

 

会場にこだまする「ハッ」

まず、真行寺貴秋(lead vo)さんの声! 始まってすぐにスキャットと言いますか、「ハッ」「ハッ」っと威勢の良い声を入れるんですよ。おそらく、ソウルやファンクに元々ある文化でもあると思うんですけども。曲の合間に入るこの「ハッ」という声で、こちら(観客)の気持ちもグッと高まるんですよね。BRADIOの世界にグッと惹きこまれますね。真行寺さんの声、冒頭からめちゃくちゃ堪能できます!

真行寺貴秋(lead vo)

 

カラフルな世界をまとうBRADIO

メンバーやサポートの皆さんの衣装がめちゃくちゃ美しい。華やか、かつ色彩豊か。そして、動く!(笑) ステージ上で同じ動きやリズムで踊りながら演奏するんです。観てるだけで楽しくなってきて、勝手に体が動きましたね〜。視覚からも幸福感を得られました。

 

カメラ1台で魅せる、映画のようなライブ


今回のライブ映像は、ステージを行き来するカメラ1台だけ(=ひとつの視点のみ)で構成されてるんですけど、この1台のカメラがステージ上を練り歩くもんだから、ものすごい新鮮な画が飛び込んでくるんですよね。映画のような迫力があります。途中で舞台袖にカメラが去っていくタイミングがあるんですけど、その間もライブは続いているのも臨場感があって興奮しました。

 

バラード調で会場が沸いた“Bomb! Cute! Bomb!”

BRADIOの代表曲のひとつでもある、パーティーソング「スパイシーマドンナ」がものすごくしっとりと歌うバラード調で始まりまして(笑)。むっちゃ良い声だし、カッコ良いんですけど、あの歌詞を大真面目に歌い上げるっていうのにニヤリとしてしまいましたね(会場も異様な興奮っぷりで)。“Bomb! Cute! Bomb!”を大真面目に歌うのはズルい!(笑)

 

大山聡一の切れ味抜群のギターさばき

僕が特にしびれたのは「Shout To The Top」の大山聡一(g、vo)さんのアコースティックギターの音色。切れ味が凄まじくてですね。「ジャッ! ジャジャッ!」っと入ってきて、鳥肌が立ちました。

大山聡一(g、vo)

 

チャット上に溢れるお客さんの愛


これはYouTubeのチャットでの話になりますが、とにかく幸せな気持ちになりました。メンバーの皆さんもリアルタイムでチャットに参加していたんですけど、ライブ視聴中のユーザーコメントが「アーティストを応援したい」っていう言葉で溢れたんですよ。

“スーパーチャット”という、いわゆる“投げ銭”システムがあるんですけど、「ライブに行けなかったんで、チケット代です」と投資する方もいて。お客さんの愛や気持ちがいろんなかたちで見れるのはすごく素敵だなと思いました。

 

「うれしいなとおもってらん……ますんで」

酒井亮輔(b、vo)さんはシュっとしてて、とてもカッコ良い方ですが……MCのとあるくだりを全部噛みまして(笑)。それがまたかわいいんですよ。演奏時のカッコ良さと違った、ギャップにやられました。

酒井亮輔(b、vo)

 

真行寺とコーラス隊による美しいハーモニー


後半、しっとりとした曲の「真夏の悪魔」で、コーラス3名とボーカル真行寺さんがきれいなハーモニーを奏でるんですよ。ソウルフルな瞬間もあり、構成含め美しかったです。こういう音楽的な引き出しもBRADIOの魅力ですね。

 

BRADIOが心から伝えたい音楽の楽しさ


BRADIOはとにかく音楽が好きで、自分たちの好きなものを知ってもらいたい、こんなに素敵なんだって信念を持って人を踊らせたいんだなって思いました! そりゃ、心から「フーッ!」って言いたくなっちゃうわけですよ。ワンマン行きたいな~!

イラスト & TEXT BY 芦沢ムネト
テキストまとめ:M-ON! MUSIC 編集部
LIVE PHOTO BY Shin Ishihara

SETLIST

01.Overnight Superstar
02.Super Wonderful
03.Get Money
04.All I Need Is You
05.彼女ハリケーン
06.きっと遠く キミともっと遠く
07.スパイシーマドンナ
08.オトナHIT PARADE
09.-Freedom-
10.Shout to the top
11.You Make Me Brand New
12.Sparkling Night
13.Playback
14.真夏の悪魔
15.きらめきDancin’
16.Golden Liar
17.Back To The Funk
18.Boom!Boom!ヘブン
[ENCORE]
01.幸せのシャナナ
02.Flyers


プロフィール

ブラディオ/真行寺貴秋(lead vo)、大山聡一(g,vo)、酒井亮輔(b、vo)。2010年より活動開始。2017年、シングル「LA PA PARADISE」でメジャーデビュー。

BRADIO OFFICIAL WEBSITE


リリース情報

2020.1.17 ON SALE
DIGITAL SINGLE「幸せのシャナナ」

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この記事を書いた人

  • 芦沢ムネト

    芦沢ムネト

    アシザワムネト/1979年東京生まれ。多摩美術大学映像演劇科卒。お笑いユニット「パップコーン」のリーダーとして活躍する傍ら2011年末よりTwitterで掲載した癒し系キャラクター「フテネコ」が話題を呼び、現在Twitterのフォロワー数は13万を超える。音楽雑誌「ワッツイン」では、対談連載「芦沢ムネトのネコの手も借りたい!」を掲載中。