さくらしめじがこんな時だからこそ“世界イチHAPPYな卒業式”を開催【リアルタイムレポート】

本来であれば、この日さくらしめじはLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で卒業式と銘打ったワンマンライブを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止せざるを得なくなってしまった。しかし、こんな時だからこそ下を向くのではなく“世界イチHAPPYな卒業式”になるよう全力で生配信に臨む!

【リアルタイムレポート】
さくらしめじ

さくらしめじ祝5周年企画 これじゃ終われない弾!さくらしめじがこのままだと留年!?そりゃ困る!世界イチHAPPYな卒業式!やりまーーーす!!!
2020.03.30@某所

急な冷え込みにも負けない!元気いっぱいなさくらしめじ

3月30日、某所。昨日は雪が降り、寒さがぶり返したこの日。「おはようございます!」と爽やかな挨拶で配信現場に入る、さくらしめじ。手慣れた様子で楽器の運搬を始める。

 

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卒業式に向け、予行練習に明け暮れるさくらしめじ

今日の生配信は前半が卒業式、後半は弾き語りライブの2部構成という特別仕様。卒業証書授与~弾き語りライブまでの流れを確認しながら、改善点を話し合う。

本当は渋谷公会堂のアンコールで着たかった、しめじ色に染まるよ マシュリーノ培養学園Tシャツ(恋した時の世界色)アレンジver.

……と真面目な話をするほどに気になるのが彪我のパーカー! 「ダサい」「パーカー」で検索して巡り合ったダサかわしめじパーカーを着て気合十分(笑)。

 

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本番までカウントダウン!その時さくらしめじは……

やれることは全部やった! あとは本番を待つだけ!! と言わんばかりに、バスケットボールを見つけたさくらしめじは早速1 on 1タイムに。最初はボールにじゃれるぐらいだったのに、3ポイントシュートを決める彪我、レイアップシュートで応戦する雅功、気づけばふたりともガチモード(笑)。生配信直前、良い息抜きとなりました。

バスケで気分リフレッシュ!

さくらしめじ自前の制服に身を包んで入場

「よろしくお願いします!」とスタッフに笑顔で挨拶し、待機場所へ向かったさくらしめじ。生配信本番が始まると、背筋をピンと伸ばした凛々しい表情の“卒業生・さくらしめじ”が入場。ちなみに、この制服は実際に彼らが高校生活で着用していたものを“さくらしめじ”用に一部アレンジ(よく見てみると、ジャケットボタンはグッズの“あの頃の恋が甦る第二ボタン”になっている)。

厳かな雰囲気の中、卒業証書授与式では「はいっ!」と大きく返事をし機敏に壇上へと上がって力強く証書を受け取った。続く、卒業生の言葉では、これまでの活動を通じて楽しかったこと、大変だったこと、ふたりで歩んだ様々な思い出を振り返っていく。なかでも、台風が直撃した日比谷野外大音楽堂ライブに対し「リハーサルの段階からびしょ濡れだった」という告白には、会場のスタッフも思わずクスリと笑ってしまった。あの時も、ライブ開催に向け、ただただ一生懸命に取り組んでいたふたり。そういう日々の積み重ねがあったからこそ、卒業式を諦めずに今ここに立っている。

と、ここで伴奏・髙田彪我、歌唱・田中雅功による「合言葉」を披露。丁寧に音を紡ぎながら歌う彪我、強い眼差しでまっすぐ前を向き力強く歌う雅功。この一曲だけでも彼らが十分人として、アーティストとして成長したことが伺えた。

 

画面の向こうのきのこりあんに届け!弾き語りライブ

配信画面では「しめじ体操」が流れている頃、雅功と彪我はブレザーから花咲き誇る衣装にチェンジ。最終チューニングをし、弾き語りライブへ。いつも彼らの原動力となる、きのこりあん(さくらしめじのファンの通称)は残念ながら側にいないが、画面の向こうでライブを観ているであろうきのこりあんに“いつもと同じように”想いを届けるべく、力強くギターを鳴らし、声のかぎり歌っていく。

時折ふたりでアイコンタクトしながら次々に楽曲をプレイ。「ふうせんはなび」では、この日のために歌詞を一部変え、特別バージョンにするニクい演出も。卒業式パートでは、少し緊張した様子もあったが、とても伸びやかにふたりが弾き語る姿を観て、演奏すること・歌うこと・音楽に触れることが当たり前になっているのだと実感し、その事実を前に喜ばずにはいられなかった。

田中雅功

髙田彪我

「かぜいろのめろでぃー」まで披露したところで、少し手をとめ今日という日についてふたりの言葉で語られた。彪我はかたちは違えど、こうやってライブができることに「歌を届けられることは本当にうれしいこと」と喜びを噛み締め、雅功は「正直本当に悔しくてやりたかったなと思ってるんですけど」と率直な想いを吐露。しかし、「不安な気持ちはまだあるけど、(コメントとかもらえて)頑張ろうって思えます。ありがとう」とファンの温かさに感謝を述べた。また、「僕たちには明日がある。みんなと楽しい日々を一緒に作り上げていけたらいいなと思います。これからもよろしくお願いします!」と頼もしい言葉も投げかけた。

視聴者の中には“卒業式を迎えることができなかったから、今日がその代わり!”というコメントも見られ、思い思いにこの配信を楽しんでいることがわかり、思わず顔をほころばせる場面も。「風とあるがままに今を歩こう」に続き、最後に演奏されたのは「イントロダクション」。反響した最後の一音まで、その余韻を楽しむように静かな終わりを迎えると「ありがとうございました」と弾き語りライブを締めくくった。

 

皆さんのおかげでもう少し高校生でいられます(笑)

当初の予定では、ここで配信終了……となるところだったが、アンコールを求めるコメントに「アンコール、ありがとうございます!」と急遽画面に再登場! 「皆さんのアンコールのおかげでもう少し高校生でいられます(笑)」と舞い戻ってきた高校生のさくらしめじ。

雅功が「僕たちはギターを弾いて歌を届ける人たちですからね」と言いながら、アンコールは先程合唱曲として歌った「合言葉」をセレクト。ピアノ伴奏のしっとりした「合言葉」も良かったが、やはり彼らの“ありのままの姿”が見える、このスタイルがもっともさくらしめじらしくてしっくりくる。

ストリートライブを経て、全国津々浦々めぐり、中野サンプラザ、野音とアーティストにとって憧れの聖地にも立ってきたさくらしめじ。いろんな人に出会い、様々な想いに触れ、多くの感情を吸収しては音楽に還元してきたふたりのあらたな門出に喝采を! 田中雅功・髙田彪我、このふたりにしか鳴らすことのできない音、届けることのできない歌をこれからも楽しみに待ちたい。

TEXT & Instagram PHOTO BY ジャガー
LIVE PHOTO BY 鈴木友莉


SETLIST

■卒業証書授与式
■合唱「合言葉」
■しめじ体操
■弾き語りライブ
01.青春の唄
02.ふうせんはなび(卒業式ver.)
03.だるまさんがころんだ
04.かぜいろのめろでぃー
05.風とあるがままに今を歩こう
06.イントロダクション
[ENCORE]
合言葉

 

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プロフィール

田中雅功(たなかがく/2002年1月24日生まれ)、髙田彪我(たかだひょうが/2001年10月23日生まれ)からなるフォークデュオ。2014年6月14日結成。2015年3月11日に1stシングル「いくじなし/きのうのゆめ」をリリース。

さくらしめじ OFFICIAL WEBSITE
https://sakurashimeji.com/


リリース情報

2020.03.04 ON SALE
ALBUM『改めまして、さくらしめじと申します。』

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この記事を書いた人

  • ジャガー

    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。