YOSHIKI、『紅白』でのKISSとの共演に感無量。「人生頑張って生きてたら、こんな素敵なことがあるんだな」

2019.12.29

■少年時代に、母親に連れられて行ったKISSの武道館コンサートで初めてロックに触れ、衝撃を受けたYOSHIKI。「KISSに出会ってなかったら、今、生きてなかったかもしれない」

YOSHIKIが、大晦日の『第70回 紅白歌合戦』でKISSと共演。YOSHIKIとKISSのメンバーの強い絆に、世間の関心が集まっている。

YOSHIKIにとってKISSは“命の恩人”。父親との予期せぬ突然の別れに絶望し、生きる力を失くしていた幼少期に、偶然目にした彼らのアルバムジャケット――これが、その後のYOSHIKIの運命を大きく変えることになった。それまでクラシック音楽しか知らなかった少年YOSHIKIは、初めてロックミュージックを聴き、衝撃を受けた。

そして、奇しくもKISSの来日公演があり、日本武道館のコンサートに母親と行ったYOSHIKIは、怒りや哀しみをロックや叫びで昇華する術を知ったという。負の感情を内面に溜めこむばかりで、苦しさが限界を超えていた当時のYOSHIKIは、この体験に大いに救われ、「KISSに出会ってなかったら、今、生きてなかったかもしれない」とまで語っている。

KISSによってロックの扉を開かれたYOSHIKIは、成長して日本を代表するミュージシャンとなり、1994年、ジーン・シモンズの依頼を受けKISSのトリビュートアルバム『KISS MY ASS』に、自身がクラシックアレンジをした「Black Diamond」で参加。これをきっかけに、メンバーとの交流が始まり、自宅に遊びに行くほどの親密な仲となった。

KISSの45年超の活動において、共演を果たしたアーティストはYOSHIKIを含め3人しかいない。

『紅白』共演発表の会見で、ジーン・シモンズは「今回、共演を快諾したのは、YOSHIKIだから。彼は、ロックミュージシャンとしてだけではなく、社会的な影響力もある人物。日本の素晴らしさも世界に広めている。X JAPANとしても、過去のつらい出来事を乗り越えて、生きることの素晴らしさについてメッセージを発信していて、我々も影響を受けている」と、YOSHIKIを絶賛した。

会見では、KISSのメンバーはYOSHIKIについて、ほかにも「日本ではレジェンド的存在なのに謙虚な心を持っている。彼の仕事に対する冷静な姿勢は、すぐアツくなってしまう自分は見習わなければならない部分だ」(ジーン)。「しばらくぶりに会っても、昨日も会ったかのように気楽に話せるし、音楽についても気がねなく語らえる仲」(ポール・スタンレー)と口々に絶賛。「He is champion of life!」という最高の誉め言葉も飛び出した。

それに対して、YOSHIKIも「エンターテイナーとして音楽以上の影響を与えていかなくてはならない、ということをKISSから学んだ」と言い、お互いにリスペクト。「ファンがいなくては、自分たちは存在できない」という、ファンを第一に考える姿勢も共通しているとのことだ。

KISSのコンサートをただの観客として客席で楽しんでいた少年が、年月を経て世界的なアーティストになり、“ただのいちファン”から対等に付き合える“親友”に。そして、彼らの最後の日本ツアーで共演するまでになったのは、運命的でドラマチックすぎるストーリーだ。

先日の東京ドーム、京セラドーム大阪公演での共演に続き、大晦日には『紅白歌合戦』に“YOSHIKISS”として出演。憧れのアーティストとの三たびの共演に、YOSHIKIは「人生頑張って生きてたら、こんな素敵なことがあるんだな。生きてて良かった!」と感激ひとしおだった。

「僕はサプライズのかたまりみたいな人で、『紅白』では毎年何かをやらかしてるので、今年もかなりショッキングなステージになると思う」というYOSHIKIの宣言に、令和元年最後のサプライズを期待せずにいられない。


番組情報

『第70回NHK紅白歌合戦』
NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
12/31(火)19:15~23:45 ※5分間の中断ニュースあり


YOSHIKI OFFICIAL Instagram
https://www.instagram.com/yoshikiofficial/

YOSHIKI OFFICIAL WEBSITE
http://www.yoshiki.net/


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人