UVERworldの男祭りで、「理想のリーダー」に心動かされた芦沢ムネト【イラストLIVEレポート】

フテネコの生みの親・芦沢ムネトによる、イラストLIVEレポート。今回は『UVERworldのKING'S PARADE 2019 男祭り FINAL』へ。UVERworldと、男祭り史上最大人数となった約45,000の男たちとで勝ち取った絶景がそこには広がっていた。

【イラストLIVEレポート】
UVERworld

KING’S PARADE 2019 男祭り FINAL
2019.12.20@東京ドーム


東京ドームを埋め尽くす、約45,000の「男」

UVERworld 『KING’S PARADE 2019 男祭り FINAL』を観に、東京ドームへ行きました! “男祭り=男性限定ライブ”ってことで、200人のラッキーガール席以外、男しかいないんですけど、開演前から聞いたことない「男! 男!」というコールがあって、会場にいる全員が戦士のように凛々しく見えました。

 

『キングダム』じゃん!

UVERworld全員がステージに揃い立っただけでも圧倒される強さを感じました。しかも、1曲目から会場全体が6人の一挙手一投足に大きく反応して波打つんですよ。UVERworldの音楽を通じて凄まじいエネルギーのぶつけ合いをしているような……これが男祭りなのかと。

TAKUYA∞(vo)

そしてですね、TAKUYA∞(vo)さんを観ていて気づいたことがありました。この方、漫画『キングダム』に出てくる主人公・信じゃん! って。信は飛信隊という隊を率いる隊長なんですけど、その先導していくさま……兵士を鼓舞し、発破をかけて、どんどん強くしていくさまはまさにここ東京ドームで起こっていることそのものだなと。トップ(UVERworldの場合はフロントマンであるTAKUYA∞)が強い言葉を持っていると、まわりの人間も一緒になって強くなるんですよね。

 

男に必要なのは“強さ”だけじゃない


ポイントをつく、誠果(sax, manipulator)さんのサックスの音色が、これまた良い甘みになるんです。これで女子はやられるし、男も“男らしさの中のスイートな一面”を受け取って、パワーだけじゃない色気を感じて「先輩、そんな技もあるんですね!」とよりのめり込むなって(笑)。

誠果(sax, manipulator)

 

「男祭り」ならではのMC

あと、“男祭りならでは”で言うと、真太郎(ds)さんのMC。ストレートな下ネタもサラッとおっしゃってましたね。こんな45,000人いる大きい会場で「金玉」ってワード初めて聞きましたし、これがまた良い兄貴感を増しているのかなとも思います。もちろん、男子全員大盛り上がり!(笑)

真太郎(ds)

存在感+フォーメーション

驚くことに東京ドームが小さく感じたんですよ。というのも、メンバー各々すごい存在感を放っていて、かつ、様々な隊形を組みながら演奏するんですけど、それがとても見栄えが良くてカッコ良かったです。

彰(g)

 

TAKUYA∞の圧倒的歌唱力

TAKUYA∞さんの声が、甘い声も出せるんですけど、どこまで声を出しても恐らく切れることがないんだろうなと。“ライブ筋”の為せる技なのか、ハイトーンのシャウトも含め、改めて大きい会場であればあるほど、凄みを感じました。素晴らしい喉、変幻自在の声、何よりもカリスマ性に溢れていらっしゃいました。

 

意味は置いといての、THE・東京ドーム全部盛り

途中、トロッコで移動するんですけど、ドームでやりたいこと全部やってましたね。何ならトロッコに集中しすぎて、宙に浮いてるTAKUYA∞さんに最初気づかなかったです(笑)。かと思ったらバイクに乗ったり、とにかく東京ドームという大きい会場でできるであろう演出全部盛りでした。浮く演出に関しては、本人も「人生っていろいろ意味があると思ってたけど、あれに関しては意味がなかった」って早めの振り返りをしてましたけどね(笑)。

 

ドームをも揺らす男のパワー

男が45,000人集まると本当に声が大きい! ものすごいパワー。どの曲にも魂を揺さぶられ思わず叫びたくなるようなワードが入っているんですよね。“FIRE!”とか“HEAD UP!”のような、気持ちを高ぶらせる言葉。観客全員で歌う場面もあり、それが揃った時のパワーは本当にドームが揺れるほどでした。

克哉(g)

心の筋肉増強剤=UVERworld

UVERworldを観終わった後、みんなが少し強くなって帰っていくような気がしました。不安な気持ちを持ってきた人たちは勇気づけられて、日々の辛いことや、壁に立ち向かう力を授かっているようにも見えました。

信人(b)

でもそれって、本当はUVERworldがちゃんと仲間(=観客)の前では弱音を吐けるリーダーだからなんだと思うんですよね。強くあろうとするそのいっぽうで、自分たちが抱える弱さにもちゃんと向き合っていて、そして仲間の前ではカッコ悪いところも全部さらけ出してくれるから嘘がない。「あぁ、UVERworldがそう言うなら、俺も大丈夫だ」「あの人たちも元々弱かったんだ」って気づけて、彼らを全力で信じられる。「最初から筋骨隆々じゃなかったんだ。なら、あの人たちを信じれば俺もムキムキになれるかも」って思えるんですよね。

 

ライブが物語る様々な“理由”

人気がある理由、ついていきたくなる理由、男祭りの理由みたいなのを含めて、ライブを観れば全部わかりました。男が憧れるバンドだったんだなって。最後「MONDO PIECE」の時は肩組んで歌ってましたしね、それが恒例になっているらしく。ひとつの塊になっているライブでした。

心から言いたい……ありがとうUVERworld!

イラスト & TEXT BY 芦沢ムネト
テキストまとめ:M-ON! MUSIC 編集部
LIVE PHOTO BY 鳥居 洋介 / 田中 聖太郎 / 渡邊 玲奈
©Sony Music Label

SETLIST

01.Don’t think.Feel
02.WE ARE GO
03.Q.E.D.
04.stay on
05.境界
06.在るべき形
07.ODD FUTURE
08.CORE PRIDE
09.激動
10.KINJITO
11.NO.1
12.PLOT
13.PRAYING RUN
14.Making it Drive
15.和音
16.CORE STREAM
17.First Sight
18.23ワード
19.UNKNOWN ORCHESTRA
20.ナノ・セカンド
21.Touch off
22.零HERE~SE~
23.IMPACT
24.AFTER LIFE
25.0 choir
26.7日目の決意
27.MONDO PIECE


プロフィール

ウーバーワールド/2000年結成。TAKUYA∞(vo)、克哉(g)、彰(g)、信人(b)、真太郎(ds)、誠果(sax, manipulator)。2005年、シングル「D-tecnoLife」でメジャーデビュー。

UVERworld OFFICIAL WEBSITE
https://www.uverworld.jp/


リリース情報

2019.12.04 ON SALE
ALBUM『UNSER』

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この記事を書いた人

  • 芦沢ムネト

    芦沢ムネト

    アシザワムネト/1979年東京生まれ。多摩美術大学映像演劇科卒。お笑いユニット「パップコーン」のリーダーとして活躍する傍ら2011年末よりTwitterで掲載した癒し系キャラクター「フテネコ」が話題を呼び、現在Twitterのフォロワー数は13万を超える。音楽雑誌「ワッツイン」では、対談連載「芦沢ムネトのネコの手も借りたい!」を掲載中。