フォーリミが裸一貫で駆け抜けたワンマンに感嘆した芦沢ムネト【イラストLIVEレポート】

フテネコの生みの親・芦沢ムネトによる、イラストレポート。今回は、04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)の単独公演『YON EXPO』へ。YON EXPO仕様のさいたまスーパーアリーナでの圧倒的なバンド力と愛され方をレポート!

【イラストLIVEレポート】
04 Limited Sazabys

YON EXPO
2019.09.29@さいたまスーパーアリーナ


アートワークからも溢れるワクワク

04 Limited Sazabysの『YON EXPO』に行って来ました! さいたまスーパーアリーナですね。フェスでは見かけていましたが、ワンマンは意外と2回くらいしか観たことがないので楽しみにしていました。

まず、イベントのロゴが良いですよね。オレンジをベースにきれいな青と黄色で文字が踊っている感じがして、このポスターだけでも“楽しいことしかないんだろうな!”と伝わってきますよね。色合いだけで楽しそうだと伝わるのが素晴らしいです。

 

やっと始まる! 始まっちゃった!

1曲目が「Now here, No where」だったんですけど、最初に感じたことは“(それまでの日々が)あぁ報われたな”って。曲の内容もただただハッピーというわけではなく、しんどいけどよくここまで来ましたね、みたいな内容で。観客みんな、それぞれの日々を経てこの場所に来れたからこそ「楽しいことがあるんだ!」って一気に幸福感に包まれる一発目でした。

GEN(ba、vo)

 

フォーマルにスーツで身を包む真面目な男

最初メンバーみんながスーツで登場して、3曲やったんですけど「暑いんで脱いでいいですか?」ってGEN(b、vo)くんがジャケットを脱いじゃって、他のメンバーも早々にジャケット脱いで(笑)。でも、KOUHEI(ds、cho)くんだけはずっとジャケットを着ていてエライ!! 彼の真面目な性格が垣間見えましたね。

KOUHEI(ds、cho)

 

圧倒的熱血漢・RYU-TA

RYU-TA(g、cho)くんはどのステージでも声と顔がとにかく熱くて、ジャケット脱いだらもう刑事にしか見えなかった(笑)。この人がいるとバンドとして締まりますよね。祭が似合う男ですね!

RYU-TA(g、cho)

 

まるでスポーツカーに乗ったような

前半、凄いスピード感で進んでいくんですよ。車に乗って海岸線飛ばすみたいな。“あっという間だけど景色がきれい”というのはフォーリミならではだと思います。

 

フォーリミを全身で楽しむフロア

お客さんたちも、みんな楽しそうにワクワク・ウキウキしながら動いているのがはっきり見えました。サークルモッシュしていたり、ダイブのあともスキップしながら帰って行くみたいなハッピーなオーラに満ち溢れていました。こういう原体験的な楽しみ方すごく好きです。

 

かなり貴重なアコースティック編成のフォーリミ

途中のアコースティックパートで、GENくんが「ベースを弾きながら歌うのは大変だから」ってハンドマイクで。そのかわりRYU-TAくんがベースを弾くっていう、すごくレアなシチュエーションでした。

アコースティック編成になると、GENくんの歌声は唯一無二の声なんだっていうのを強く感じましたね。アコースティックにすることで声が際立って、みんなが酔いしれる非常に貴重な時間でした。

 

塊となって爆発する、フォーリミの真骨頂

後半戦、「discord」の爆発力が本当にすごくて。4人が高い技術力をもって演奏していることもわかるし、バンドとして非常に能力が高い人たちなんだなって気づかされました。カッコ良かったー!

 

『YON EXPO』が見せてくれた風景

最終的にはさっきまで乗っていた車が実は飛べるんだ! みたいな幸福感に包まれて……。その場にいた全員が音楽の良さを再確認し、幸福感を噛み締めながら、浮遊していたのが印象的でした。

HIROKAZ(gt)

04 Limited Sazabysが愛される理由とは?

とにかく『YON EXPO』に来て思ったのが、それぞれがこのメンバーじゃないと楽しめないってのもあったのと、GENくん曰くいろんな辛いこともあったと。

「今回ソールドアウトはできなかったけどそれもいいや、歌詞飛ばした所もあるけど失敗も含めてすべて見せられる、メンバーにすべて見せられるっていうのがファンの皆さんにも繋がっている」んだと。

彼らが主宰している『YON FES』はいろんな人に支えられて自分たちに魔法がかかっていたところもあるけれど、今回は自分たちだけの力で何処まで行けるかっていう意味合いもあったと思います。『YON FES』があるから『YON EXPO』もあるし、メンバー同士が裸を見せあっているからできることだっていう、メンバー同士の仲の良さも改めて実感した本当に素敵なイベントでした。

イラスト & TEXT BY 芦沢ムネト
テキストまとめ:M-ON! MUSIC 編集部
LIVE PHOTO BY ヤオタケシ、Viola Kam (V’z Twinkle)

SETLIST

01.Now here, No where
02.Warp
03.Kitchen
04.Cycle
05.message
06.My HERO
07.fiction
08.Montage
09.Chicken race
10.midnight cruising
11.Galapagos
12.me?
13.swim
14.labyrinth
15.hello
16.Shine
17.Utopia
18.Alien
19.discord
20.Horizon
21.Puzzle
22.Letter
23.milk
24.Feel
25.monolith
[ENCORE 1]
01.Squall
02.Remember
[ENCORE 2]
Give me


プロフィール

フォーリミテッド サザビーズ/GEN(b、vo)、HIROKAZ(g)、RYU-TA(g、cho)、KOUHEI(ds、cho)。2008年、愛知県名古屋にて結成。2015年4月に日本コロムビアより1stフルアルバム『CAVU』にてメジャーデビュー。

04 Limited Sazabys OFFICIAL WEBSITE


リリース情報

2019.09.04 ON SALE
SINGLE「SEED」

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この記事を書いた人

  • 芦沢ムネト

    芦沢ムネト

    アシザワムネト/1979年東京生まれ。多摩美術大学映像演劇科卒。お笑いユニット「パップコーン」のリーダーとして活躍する傍ら2011年末よりTwitterで掲載した癒し系キャラクター「フテネコ」が話題を呼び、現在Twitterのフォロワー数は13万を超える。音楽雑誌「ワッツイン」では、対談連載「芦沢ムネトのネコの手も借りたい!」を掲載中。