元スパガ・浅川梨奈、主演映画『黒い乙女Q/A』を語る。「とにかくテンションの上がる脚本でした」

■「今回の作品は人間の心理的な恐怖がメイン。なんだかんだいって「人」がいちばん怖いんだなって思い知る作品になっている」

今年1月にアイドルグループ・SUPER☆GIRLSを卒業後、女優として本格始動した浅川梨奈。

主演映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』をはじめ、『クロガラス2』『としまえん』、今秋公開予定の話題作映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』と、2019年はすでに6本の映画に出演予定となっている。

そんな浅川梨奈が主演をつとめる、佐藤佐吉監督・脚本の新感覚ジャパニーズホラー映画『黒い乙女Q』(5月31日公開)『黒い乙女A』(8月16日公開)が今夏連続公開!

このたび、浅川梨奈が本作の見どころや撮影エピソード、役作りのこだわりまでを語るインタビューの「前編」が公開された。

【浅川梨奈インタビュー:前編】
Q:映画『黒色の乙女Q/A』の主演が決まったときの心境を教えてください。
浅川梨奈(以下:浅川):グループ卒業後初の主演映画で、私がすごく好きな世界観の作品なので個人的にも思い入れがありました。また、マネージャーさんから監督の佐藤佐吉さんの素晴らしさをずっと聞いていたので、そんな方の作品に出させてもらえることなんてなかなかないので、すごく楽しみでした。

Q:監督について事前にマネージャーさんから、いろいろ教えてもらっていたんですね。
浅川:佐藤さんの今までの作品を教えてもらって拝見しました。ご自身も俳優をされていて、監督も脚本もされているオールマイティな方なので、いろいろなものを吸収できたらいいなって思いました。

Q:初めて脚本を読んだときの感想は?
浅川:まず頭に浮かんだのが、ずっと好きだった『約束のネバーランド』という作品です。同じく孤児院が舞台だったので、「『約ネバ』と一緒の孤児院!」ってうれしくなりましたね。私、ホラー映画は苦手なんですけど、“人間的なホラー”には惹かれるので、読んですぐにすごく好きになりました。私が演じた芽衣ちゃんは、過去にいろいろある子なので、人間だけど人間じゃない“サイコパス的”な感じもあり、ずっと演じてみたかった役なのでとにかくテンションの上がる脚本でした。

Q:芽衣を演じていて、ご自身が共感できるところはありましたか。
浅川:芽衣は私と正反対まではいかないですけど、共感できるところはあまりなかったかもしれません。演じるにあたっては、過去の自分に似たような彼女の感情を見つけたり、似たようなシュチュエーションを探したりはしました。原作がないので、いくらでもバックボーンも作れるし、どうやって芽衣役を自分なりに肉付けしていこうかなって、幸せな悩みはたくさんありましたね。

Q:役作りは大変でしたか?
浅川:正直大変でした(笑)。実は前日まで別の映画の撮影をしていて、漫画実写の役でピンクの髪で声も高くて、その撮影がアップして1日空いて、次の日から今回の撮影だったので、1日で役抜きと役作りをしなくちゃいけなくて。1ヵ月間ずっと猫なで声で、頭のまわりにお花浮かべて、内股で「えへ」とやってたので、とにかく役抜きに必死でしたね。私、作品中は別の台本は読みたくないので、だから1日でセリフを頭に入れなくちゃいけなくて、幸せな悲鳴をあげてました(笑)。

Q:撮影中は前の役が出てこなかったですか?
浅川:撮影中や待ち時間に自然と内股になってたり、手がペンギンポーズになって「いけない!」となったりしましたよ(笑)。役に入ってしまうタイプなので。芽衣の過去に何があり、どうして孤児院に預けられ、人に心を閉ざしているのか。芽衣を作るのに苦労しました。なんたって役作りに24時間あるかないかぐらいだったので(笑)。でも楽しかったです!

Q:どうやってご自身の中で芽衣を作られたんですか?
浅川:私、いつも台本の最後にあるメモのページに演じる役についていろいろ書くんです。いろんな設定を付け加えて書いていくのですが、すぐに思い浮かぶものもあれば悩むところもあり、今回それを考えていくのもすごく楽しかったです。それをやるとやらないとだと、台詞の入り方や受け取り方が自分の中で変わってくるので、演じる役を文字にして書くのって大事なことだな、っていつも思っています。それが演じる上での自分のヒントになります。この台詞、このシーンどうやろうかなって悩んだときのひとつの道しるべになる。撮影は映画の順番どおりには行われないので、そのシーンとシーンの間に何があったのかを一回整理するためにもメモを見てましたね。

Q:今回の映画の見どころを教えて下さい。
浅川:ホラー作品というと“お化け”や“血”のイメージがありますが、今回の作品は人間の心理的な恐怖がメイン。なんだかんだいって「人」がいちばん怖いんだなって思い知る作品になっているので、まさに“新感覚ジャパニーズホラー”です。日本の映画ってお化けが登場して「そんなことある!?」っていう非現実的なものが多いですが、海外のホラーって現実味のある恐怖を植え付けられる作品が多いのでそれに近いかも。新感覚の恐怖を味わえるんじゃないかな、そこが見どころです!

Q:撮影中で大変だったことはありましたか?
浅川:大変だったことは撮影日数です。2作で6日しか撮影がなくて「撮りきれないんじゃない…!?」って話もあったんですけど、撮り切れて良かったなって安心しました。その撮影スケジュールがある意味ホラーでしたね(笑)

Q:逆に撮影中に楽しかったエピソードがあれば教えて下さい。
浅川:シリアスなシーンでも、お父さん役の和田(聰宏)さんがすごく笑わせてくるので笑ってしまうことが多かったです。家族みんなで食卓囲んでるときも、私(芽衣)が背後に視線を感じて振り返るという緊張感のある撮影にもかかわらず、食べているお蕎麦を思いっきり吹き出したりして。お蕎麦が丸々出てたのが見えて「ごめんなさい!」ってNG出しました(笑)。和田さんのおかげで現場が良い雰囲気でしたが、和田さんのせいでカット数が増えました(笑)。あの人悪い人です、でも大好きです!

Q:現場は和気藹々としていたんですね。
浅川:ホラー映画なのに、和気藹々どころかみんながずっとケラケラ笑っていましたね(笑)。お母さん役の三津谷(葉子)さんと和田さんが率先してふざけたり、お話ししてくださったので、こちらも変に気を使うこともなく、自然体でいられました。おふたりが両親で幸せでした。

Q:いちばん印象に残っているシーンを教えてください。
浅川:いっぱいありますが、北香那ちゃん演じるラナとふたりのシーンは全部印象印象に残ってます。香那ちゃんのお芝居がシーンを追うごとにどんどん変わっていくのを見て、いい意味で相乗効果というか、私も気持ちが乗りやすくなりました。香那ちゃんはすごく素敵な女優さんなので、共演できてうれしかったです。「こんな女優さんになりたいな」って思わせてくれたし、ワンシーン、ワンシーンがとにかく印象に残っています。なのでふたりのシーンをぜひ観ていただけるとうれしいです!

※インタビュー、後編に続く。


映画情報

『黒い乙女Q』
シネマート新宿・心斎橋にて公開中

『黒い乙女A』
8月16日よりシネマート新宿・心斎橋にて公開

【出演】
浅川梨奈
和田聰宏 三津谷葉子 松嶋亮太 しゅはまはるみ 村松 利史
安藤なつ(メイプル超合金) 笹野鈴々音
北 香那

【スタッフ】
脚本・監督:佐藤佐吉
製作総指揮:吉田尚剛
製作:永森裕二
プロデューサー:飯塚達介 / 向井達矢
ラインプロデューサー:尾関 玄
キャスティング:伊藤尚哉
音楽:遠藤浩二
撮影:栗田東治郎
照明:田中安奈
美術:坂本 朗
録音:高島良太
衣裳:杉本京加
ヘアメイク:唐澤知子
音響効果:小山秀雄
編集:難波智佳子
助監督:近藤俊明
制作担当:中村 元
スタントコーディネート:出口正義
特殊メイク:松井祐一
VFX:井上英樹
主題歌:「イショロガニム」作詞・作曲:坂本英三 歌:大沼あさひfeat.坂本和弥(AMG MUSIC)
製作・配給:AMGエンタテインメント
制作プロダクション:ラインバック
(C)2019AMGエンタテインメント


『黒い乙女Q/A』作品サイト
http://kuroi-otome.com/

浅川梨奈  OFFICIAL Twitter(@ASAKAWA_NANA__7)
https://twitter.com/ASAKAWA_NANA__7

浅川梨奈 OFFICIAL Instagram(@asakawa_nana)
https://www.instagram.com/asakawa_nana/

浅川梨奈 OFFICIAL WEBSITE
https://avex-management.jp/artists/actor/AKNN


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