キスマイ・玉森裕太、映画撮影の苦労を語る。「(監督から)24時間、役を抜かないでくれと言われていた」

■「キスマイの仕事のときも崇史(=主人公)を抜かないようにしようと思って、ずーっと一点を見つめて何もしゃべらず……。たぶん、メンバーは不思議がっていたと思います」(玉森裕太)

累計発行部数150万部を超える東野圭吾のベストセラーを映画化した『パラレルワールド・ラブストーリー』が、5月31日に全国公開。その公開を控えた5月28日に、主演の玉森裕太が大阪の試写会にサプライズで登壇、舞台挨拶を行った。

上映後の余韻に浸っている観客たちの前へ、サプライズで現れた玉森に会場は騒然、黄色い歓声に包まれた。まさにたった今、映画を観終えた観客を前に「この映画は挑戦することが多かったので、観てもらえたことがすごくうれしいです」と語った。

撮影現場では、森義隆監督に「24時間、崇史を抜かないでくれ」と言われていたそうで、「キスマイの仕事のときも崇史を抜かないようにしようと思って、ずーっと一点を見つめて何もしゃべらず……。たぶんメンバーは不思議がっていたと思います、どうかしちゃったんじゃないかって」と笑いながら撮影当時を振り返った。

しかし、バラエティもこなすKis-My-Ft2。そんなときはどうしていたのかと問われると、「映画撮影の現場とキスマイの現場は真反対というくらい違うので、困ったこともありましたけど、それはメンバーのみんなが言わずとも率先してやってくれたり、僕がやらないといけない役割を手伝ってくれたり、そういう雰囲気を感じていたのですごく感謝していますね」とメンバー同士の絆の深さを明かすエピソードを披露した。

1ヵ月半にわたり、演じる役のことをずっと意識し続ける役作りはほぼ初めてだったという玉森は、「(撮影後に)役は抜けたんですが、燃え尽き症候群みたいになって……。なんにも手につかないし、手に力も入らないし、ずっとぐったりしている日が何日かありましたね」と語った。また、親友の智彦を演じた染谷将太との共演について聞かれると、「染谷くんとはお芝居で向き合っていると吸い込まれるような目つきと言いますか……。『今この人のことが気になるな』って、撮影していないときも染谷くんの行動を追っちゃったりしましたね。いま何しているんだろう、何を考えているんだろう、とか」と、実力派俳優である染谷との共演から刺激を受けると同時に、役へ深く没入していたことを語った。

本作ではパラレルワールド=2つの世界が描かれることにちなみ、MCから「もし明日の朝、目が覚めたら大阪在住の関西人になっているパラレルワールドにいたらどうしますか?」という質問が飛んでくると、「大阪に住んでいても、変わらず家に引きこもっていたいです。どこに行っても、関西人になっても(食事は)出前でいい(笑)」と、会場の笑いを誘った。

さらに以前、関西弁の役を演じたこともある玉森に、MCから「関西弁でメッセージをいただけませんか?」と振られると、本作が必ず2度・3度と観たくなる映画だと思うと前置きし、「劇場で待ってんで! また観に来てや」と、はにかみながら応え、玉森の貴重な関西弁に会場からは悲鳴があがった。「関西弁、難しいですね」としきりに照れる玉森は、MCと繰り返し「待ってんで」「観に来てや」のイントネーションを確認し、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれた。

最後に「魂を込めた作品です。1回だけでなく、何度でも楽しんでいただける映画になっていますので、皆さんの力でこの映画を広めていただけたら、そして、もっと盛り上がっていただければうれしいなと思います」と玉森が挨拶し、舞台挨拶は幕を閉じた。


映画情報

『パラレルワールド・ラブストーリー』
5月31日(金)全国ロードショー
出演:玉森裕太
吉岡里帆 染谷将太
筒井道隆 美村里江 清水尋也 水間ロン 石田ニコル / 田口トモロヲ
原作:東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」(講談社文庫)
監督:森義隆
脚本:一雫ライオン
音楽:安川午朗
製作幹事:松竹・日本テレ
企画・配給:松竹
(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社


映画『パラレルワールド・ラブストーリー』作品サイト
http://parallelworld-lovestory.jp


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