大倉忠義・成田凌出演、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が撮影終了!「33歳という今だからこそできた役」(大倉忠義)

■「大倉忠義の色気と成田凌のかわいらしさに何度も魅了された」(行定勲監督)

先頃、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が無事クランクアップし、キャストの大倉忠義、成田凌、行定勲監督、そして原作者の水城せとなからのコメントとクランクアップ時の写真が到着した。

本作は、セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『爼上の鯉は二度跳ねる』を、行定勲監督が『窮鼠はチーズの夢を見る』のタイトルで実写映画化。

受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉忠義)が、ある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会。今ヶ瀬から「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、彼からの一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく――。

ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲がメガホンを取り、その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取ってきた『ナラタージュ』(2017年)、『リバーズ・エッジ』(2018年)に続き、本作では、揺れ動くふたりの男性の切なくも狂おしい恋を、時に繊細に時に大胆に描く。

ラストカットを撮り終えた大倉は、行定監督から花束を受け取ると、思わず目に涙を浮かべ、約1ヵ月に渡り行われた撮影に思いを馳せた。大倉は「今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話をいただいた際には、ぜひ演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、できた役だと思います」と本作への想いを打ち明け、「成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに“今ヶ瀬”なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです」と初共演の印象を語った。

スタジオには、先にクランクアップを迎えていた成田がサプライズで登場。最後に行定監督と3人で記念撮影を行い、大倉は「気付いたら朝になっていましたが、無事にクランクアップを迎えられて良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せた。

成田も「大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて……。観ていただく方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧いただける作品だと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と自信を見せた。

行定監督は、「大倉忠義の色気と成田凌のかわいらしさに何度も魅了された」とキャストふたりに称賛を送り、公開に向けて、「私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います」と意気込みを語った。

また、テイク数を重ねることで知られる行定監督の撮影現場について、成田は「俳優部としてはとても贅沢なことだと思います」と行定監督のこだわりに感謝し、大倉は「行定監督は感情的には穏やかな感じで現場にいらっしゃいましたが、1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がったとき、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです」と完成への期待を語った。

■大倉忠義 コメント
今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話をいただいた際には、ぜひ演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、できた役だと思います。
撮影を振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていて、あまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います。成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに今ヶ瀬なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです。行定監督は感情的には穏やかな感じでいらっしゃいましたが、画に対してとてもこだわりを持っていました。1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がったとき、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです。演技に関しては、こちらを尊重し、自由にやらせてくださったので、お芝居って楽しいなと、今まで以上に思わせてくれる現場でした。

■成田凌 コメント
大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。行定監督は何度もテイクを重ねてくださるので、俳優部としてはとても贅沢なことだと思います。この作品は、ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて……。観ていただく方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧いただける作品だと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

■行定勲監督 コメント
とにかく風通しの良い現場でした。キャストのふたりは淡々と自然にそこに存在していました。スタッフはチームワークが素晴らしく、撮影も怖いくらいに順調でした。主人公たちの繊細で曖昧な感情を深く汲み取らねばならない状況が多々あって、何度も立ち止まり、みんなで話し合って一緒に乗り越えられたと思います。大倉忠義の色気と成田凌のかわいらしさに何度も魅了された。「男同士って良いものだなぁ」。そんな言葉を何度となく呟きました。何気ないところに幸せを感じて、なんてことないことに傷ついたりするんだなと。そんな、私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が、皆様に届くように仕上げていきたいと思います。

■水城せとな コメント
この漫画は大変熱心なファンの方々にご支持いただいてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話をいただき、託させていただくことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華していただけると期待しています。


映画情報

『窮鼠はチーズの夢を見る』
2020年、全国ロードショー
原作:水城せとな『窮鼠はチーズの夢を見る』/『俎上の鯉は二度跳ねる』(小学館『フラワーコミックスα』刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
出演:大倉忠義 成田凌
配給:ファントム・フィルム
(C)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会


映画『窮鼠はチーズの夢を見る』作品サイト
http://www.phantom-film.com/kyuso/


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