7人のM!LKにできること。恐怖に打ち勝ち、前へ進む“等身大”をさらす【Part.1】

新体制発表後、シングルリリース、リリースイベント、そして東名阪ツアーなど、目まぐるしい日々を過ごしてきたM!LKが、アルバム『Time Capsule』を発表。今日から3回に分けて、“今の彼ら”を探っていきたい。

2019.02.13

【インタビュー Part.1】
M!LK

7人でやる初めてのことづくしで毎回驚いている

──アルバム『Time Capsule』がリリースされましたが、展開が早いですね。

板垣瑞生 新体制発表からシングル「Over The Storm」発売までも早いなぁ~って思っていたけど、アルバムはもっと早い。この7人でやる初めてのことづくしで毎回驚いていますね。

琉弥 いや~、本当にありがたい!

吉田仁人 ツアーのリハーサルをやっている時に「2019年2月にアルバム出します」って聞いて、そこから「じゃ、メンバーはどんなアルバムにしたいと思ってますか?」と話し合って。なので、タイミング的にはツアーと同時進行でした。

 

大事なものが集まったら素敵じゃないかな

──具体的にどんなことを話し合いました?

佐野勇斗 舜太、言ってやれ!

曽野舜太 今回のアルバム、私がコンセプトを提案させていただきました! タイトルは“Time Capsule”なのですが、僕が考えていたコンセプトとしては“宝箱”っていう意味で。

どんなアルバムにしたら良いものが作れるんだろうって考えた時に、一曲一曲が宝石みたいにきらめいていて、魅力があって、大事なものが集まったら素敵じゃないかなって……そのイメージが“宝箱”だったんですね。

ただ、それをみんなに発表したら、あまり反応がなくて……。

一同 (笑)。

山中柔太朗 みんな「そんなの当たり前やん!」って思ったんですよ。

吉田 ソノシュンの言い方が「一曲一曲を宝物にしたいですね」だったから「うん、そうだね。そうしましょうよ」って、(当たり前すぎて)ちょっとそっけないリアクションになっちゃったんですけど、ちゃんとソノシュンの話を噛み砕いていくと、違う意味だったんだよね。

山中 アルバム自体を“宝箱”に見立てるんだっていうのを理解してからは、どんどん話が進んでいって。で、“宝箱”をもっと自分たちの身近な言葉で言い表わせないかなって考えた時に『Time Capsule』になったんです。だから、発端は舜ちゃんです。

舜太 僕です! 皆さん、よろしくお願いします。

 

何十年後聴いても思い返せる曲を
7人で作れたことが本当にうれしい

──(笑)。結果、すごく良いアルバムですよね。ちょっとここで個人的な感想を挟むなら……“M!LK、新体制でどうなるんだろう”と未知との遭遇だったぶん、想像できないことへの漠然とした不安もあったんですよ。

ただ、新体制後の初ツアーを観て、“この7人なら大丈夫!”ってすごく安心できて。積み重ねてきたものもあったし、もう一歩先のM!LKも見えたというか……これからを7人で作っていく気持ちの強さが伝わったステージだったので、それが良いなと。

このアルバムを聴いて、より強く実感できました。

山中 全部言ってくださいましたね(笑)。

塩﨑 俺らより説明上手!

板垣 それをみんなに言ってほしい。

一同 (笑)。

山中 アルバムのタイトルが決定してからここまで、本当に濃かったんですよ。正直、大変な時期もあったなかで、こうして何十年後聴いても思い返せる曲を7人で作れたことが本当にうれしくて。何回聴いても良い曲だなって掘り返せる……っていう意味も“Time Capsule”には詰め込めたんじゃないかなって、そう思います。

 

お前、良いこと言うじゃん!

──特に良いなと思ったのは、青春時代特有の輝きがこの一作にちゃんと閉じ込められてるんですよね。ドンピシャ世代にはもちろん刺さるだろうし、ちょっと大人な世代でも、あの頃を思い出せるきっかけになる。

聴き手それぞれのいちばん輝いている瞬間にM!LKが連れて行ってくれるなと。

吉田 僕たちも聴いていてすごいキラキラした印象を受けましたね。そこは(メンバーの)年齢層も広がったからだなって思うんです。歌詞の等身大さがちゃんと琉弥やソノシュン、柔くんが歌うことでリアルさに繋がったんだと思います。

曽野 俺らと同世代の子から見たら、青春をタイムカプセルする感じで、大人から見たら掘り返したタイムカプセルじゃないですか。だから、タイトルがやっぱすごいですよね。

一同 おー!

板垣 お前、良いこと言うじゃん!

 

前進する7人の形もみ!るきーずには知ってほしい

──ちゃんと等身大の7人が出た作品になりましたが、自然体で臨んだからこそ考える部分もあったのでは?

塩﨑 僕は今回のアルバム、すごい早い段階で出したんだなっていうのをしみじみ感じていて。アルバムってシングルとはまた違う期待感があるので、さっき言っていた素を出しつつ、どうやって満足してもらえる作品にしていくかっていうのも大事なんだろうなと思いながらやっていましたね。

結果として、それが振り切った曲に繋がっていったんだと思います。「ジャングリズム」みたいに楽しい曲があったり、「交差点、信号、君と僕」みたいなしっとりした曲だったり、このアルバムはいろんなシチュエーションで楽しめるんじゃないかなって。

あと、今までの曲を7人バージョンでも形にできたっていうのがうれしくて。今までやってきたことを今までのままにしておくのも大事なんですけど、前進する7人の形もみ!るきーずには知ってほしくて。

気持ちはそのままにもっとパワーアップした7人のM!LKをお届けできるのはすごくうれしい。

佐野 僕はどの曲に対しても「作っていただいた曲を頑張って歌おう」っていう気持ちなので、そこまでアルバムを意識せずに作ることができて。

ただ、作っている最中が、ワンマンライブと同時進行していたこともあり、ハードな時期だったので、喉はキツかったです(笑)。

一日に何曲もレコーディングしなきゃいけない時もあったりしたんですけど、良いものを残したいから体力面もそうですけど、集中するってことも大変でした。

山中 新曲については、毎回どういう風景や情景が浮かぶ曲なのかを7人で先にイメージを共有してからレコーディングするので、メンタル面も同じ状況でレコーディングに臨めたんですけど、合わせるのが難しい瞬間もあったかなって。特に琉弥は「It’s only LOVE」って経験したことないだろうし……。

琉弥 内容ね、たしかに。僕は精一杯想像しました。きっとこういう気持ちで歌ってるんだろうなって、そこは演じるような感覚なのかもしれません。

 

“正確じゃない音”かもしれないけど、
そこに込めた感情っていうのがある

山中 逆に勇斗くんはド青春の曲だと、ちょっと前だったりするだろうし……。

佐野 は?

一同 (笑)。

板垣 ちょっとじゃない、めっちゃ前!

佐野 昨日のことだよ!

一同 (笑)。

琉弥 何曲かレコーディングもしたんですけど、やっぱりその曲によって、感情が違うじゃないですか。歌う感情が。僕、まだそこが慣れてなくて。盛り上がる曲で盛り上がる感情でいったら、次しんみりの時に、うまくオンオフの切り替えができなくて。ここをもうちょっと頑張っていきたいなって。そこが困難な部分でした。

板垣 言ってくれたとおり、等身大のものができたと思うし。あと、今までとミックスを変えていて。より自分たちの歌声が生々しく届くようになっていると思うんですよ。そういう意味でも、僕らの生の声をもっと感じてほしいなって思いますね。

だから、歌っている箇所によっては“正確じゃない音”かもしれないけど、そこに込めた感情っていうのがあるので。僕らの等身大をさらけ出したことで、前を向いて進んでるって感じがより出たんじゃないかなって。

だからこそ、皆さんの心にどう響くのかっていうのが楽しみですけど……ちょっと怖かったりもしますね。

 

新体制になっても応援してくれるって、当たり前じゃない

──ビジュアルからしても、今回かなりラフなスタイルで。

吉田 僕たちの隠れ家、秘密基地、アジト……っていうのをビジュアル面では意識していて、そのなかで素のまんまでメンバー同士しゃべっているところを写真や映像として切り取ってもらいました。

板垣 ぶっちゃけ、俺は素を見られるって本当に怖くて……だけど、怯えながらでも今出さなきゃいけないと思ったし、ちゃんと見てほしい、今のこの7人の想いをちゃんと届けたいって気持ちが強かったから出せて良かったなって思うんです。

吉田 新体制になっても応援してくれるって、当たり前じゃないと思うんですよね。それは本当に感謝を伝えなきゃいけないなって思いますし、このアルバムで、より“私、M!LK応援してていいかも”って思ってもらえる、“2019年もM!LK応援する”って思ってもらえるアルバムなんじゃないかなって思いますね。

曽野 僕は新メンバーで、最初は控えめにしていたわけじゃないですけど(笑)、いつもの自分以上に頑張ってた部分もあって。

それをみ!るきーずが優しく受け止めてくれて、M!LKの一員だって認めてもらったから素が出せてるわけで。このアルバムでようやく7人が同じスタートラインに立てたんじゃないかなって。

ここからM!LKをどうしていくか、どんどん変わっていくと思うので楽しみです。

INTERVIEW & TEXT BY ジャガー

M!LK 柔太朗・舜太・琉弥が明かす、
“先輩の姿”に言われた本人は気が気じゃない!?
【Part.2 へ続く】


ライブ情報

M!LK SPRING TOUR 2019
03/02(土)大阪・NHK大阪ホール
03/03(日)愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール ※二部制
03/23(土)宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
04/02(火)福岡・福岡国際会議場メインホール
05/11(土)東京・昭和女子大学人見記念講堂
05/12(日)東京・昭和女子大学人見記念講堂

詳細はこちら


プロフィール

ミルク/板垣瑞生、佐野勇斗、塩﨑太智、吉田仁人、曽野舜太、山中柔太朗、琉弥。スターダストプロモーションに所属する業界大注目の7人組ボーカルダンスユニット。

M!LK OFFICIAL WEBSITE


リリース情報

2019.02.06 ON SALE
ALBUM『Time Capsule』
SDR

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この記事を書いた人

  • ジャガー

    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。