吉高由里子、新ドラマ『わたし、定時で帰ります。』で残業ゼロ、定時で帰るがモットーのワーキングガールに

■「見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います。ぜひ楽しみに待っていてください」(吉高由里子)

TBSの4月期の火曜ドラマ枠(毎週火曜22時~)にて『わたし、定時で帰ります。』が放送されることが決定した。

「長時間労働」、「サービス残業」、その先に起こりうるかもしれない「過労死」。長時間労働の是正や雇用形態にかかわらない公平な待遇を目指す「働き方改革」が近年、多くの関心を集めている。

ドラマ『わたし、定時で帰ります。』は、同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革=社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描くワーキングドラマ。

厚生労働省が声を上げても、「理想と現実は別、残業は仕方ない」と諦めている人や、「残業する美学」を持つ人々も多数存在するのが今の日本社会。本ドラマは、そんな現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公に、曲者ぞろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘しながら、毎日に小さな奇跡を起こす。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていく。

原作は、自身も会社員を経験しており、作品ごとの徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している朱野帰子のお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)。発売当初から、今までのお仕事小説とはひと味違うと、20、30代の働く男女を中心に幅広い世代の読者から人気を博している。

脚本は『夜行観覧車』(2013年)『リバース』(2017年)などのテレビドラマや映画の脚本を手掛け、繊細な人物描写と視聴者を引き込むテンポの良い展開に定評がある奥寺佐渡子と清水友佳子がタッグを組み、担当する。

主演は吉高由里子。TBSの連続ドラマへの出演は『ラブシャッフル』(2009年)以来、実に10年ぶりで、主演は初となる。

ドラマ、映画、CM、舞台とジャンルを問わず幅広い役柄を自在にこなす吉高が今作で演じるのは、主人公・東山結衣(ひがしやま・ゆい)。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。おいしいものを食べておいしいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OLだ。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、ときに振り回され、そして解決していく。そんな彼女の背景には、新人時代のトラウマや、ワーカホリックだった元婚約者の存在があった……。

結衣の元婚約者・種田晃太郎(たねだ・こうたろう)役には向井理。仕事ができて部下からの信頼も厚いが、一度、仕事にのめり込むと周りが見えなくなるワーカホリックな男を演じる。近年ではひと癖ある役を演じあらたな魅力を放っている向井が、家庭環境や過去のトラウマから仕事に取り憑かれている男をどう演じるのか期待が高まる。

そして、結衣の職場の先輩で産休を取り双子を出産するが、早々に職場復帰する、仕事に生きるスーパーワーキングマザーの賤ヶ岳八重(しずがたけ・やえ)役を内田有紀が演じるなど、脇を固める女優陣にも注目だ。

さらに、転職してきて結衣の新しいチームの部長となり、ブラック上司として結衣をはじめ職場の面々を振り回す福永清次(ふくなが・せいじ)役は、『あなたには帰る家がある』(2018年4月期)での怪演も話題となった、個性派俳優として人気の高いユースケ・サンタマリアが演じる。

また、結衣の同僚で仕事の要領が悪くトラブルメーカーとして目をつけられている吾妻徹(あづま・とおる)役を柄本時生、結衣が教育係として面倒をみるが、ふた言めには「辞めたい」と言うやる気ゼロの新人・来栖泰斗(くるす・たいと)役を泉澤祐希が演じる。若手ながら演技力に定評のあるふたりが演じるキャラクターと結衣との関わりは、物語を大きく動かしていく。

そのほか、皆勤賞であることを誇りにしており、真面目過ぎる努力家だが融通が利かない同僚・三谷佳菜子(みたに・かなこ)役にシシド・カフカが決定している。

プロデュースは、『アンナチュラル』(2018年1月期)を手がけた新井順子と、『重版出来!』(2016年4月期)などのテレビドラマのほか、映画『ひるなかの流星』などのプロデュースを務める八尾香澄。演出は『あなたのことはそれほど』(2017年4月期)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年10月期)などを手がけた金子文紀が担当する。

■吉高由里子 コメント
演じさせていただく東山結衣は、ドラマに出てくる役柄の中でいちばん偏っていないキャラクターなんじゃないかなと感じています。過去のある出来事から、定時で帰るというのがモットーですが、いい意味で “普通”の女性。一般的な会社に勤めているという、共感しやすいキャラクターを頑張って演じられたらなと思っています。

会社員の経験が一度もなく、不安もありますが、一般の企業に勤めている会社員の友人に話を聞いたりしながら役のイメージを膨らませています。

そして、このドラマには思わず感情移入してしまう、人間味溢れる個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。お仕事されている方もそうでない方も、見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います。ぜひ楽しみに待っていてください。

■原作者・朱野帰子 コメント
会社員時代の私にとって、仕事は死ぬ気でやるものでした。でも、心のどこかで「誰か止めてくれ」とも思っていました。ドラマファンの私にとって、主演の吉高由里子さんは、他者への包容力と、自分の生き方を貫く強さを持つ俳優さんです。長時間労働に追いつめられた同僚たちを、吉高さん演じる結衣なら必ずや止めてくれるでしょう。しかも、脚本は尊敬する奥寺佐渡子さん。これは紛れもなく、私が書きたかった定時に帰る会社員の物語だと感じる、すばらしい脚本にしていただいています。制作に携わってくださるすべての皆様に、この場を借りて厚く感謝申し上げます。楽しみです!

■プロデューサー・新井順子、八尾香澄 コメント
日々の仕事や家事に追われ、自分でも気づかないうちに、つい無理をしてしまう人たち。
将来やりたいことが見つからなかったり、自分は今の仕事に向いてないんじゃないか? と不安に思う人たち。「働き方改革」の時代に、サラリーマンも主婦も学生も、100人いれば100通りの悩みを抱えているのだと 思います。肩肘張って一生懸命生きている人たちが、少し気持ちを楽にして、もっと自分を大切にしようと思える、そんなシンプルなメッセージを詰め込んだドラマになればと思います。

主人公の結衣は決してスーパーウーマンではありません。不器用で、自分の身の丈もわかっている優しい人だからこそ、そっと悩める人に寄り添い、心を軽くしていきます。

主人公・結衣を演じるのは吉高由里子さん。数々の出演作を拝見し、いつかご一緒したいと熱望していた 吉高さんに引き受けていただき本当にうれしく思います。小さな幸せを感じて日々を大事に過ごすという、当たり前のようで実は難しい生き方を実践していく主人公を軽やかに演じていただき、「彼女のように生きたい」と思えるような主人公を一緒に作っていきたいと思います。さらに、向井理さんをはじめ、ユースケ・サンタマリアさん、内田有紀さんなど個性もお芝居も魅力的な出演者が決まり、今から楽しみでなりません。毎回、誰かに共感し、多くの悩める人々にとって明日を生きるヒントと勇気になるようなドラマを目指します。

■人物紹介
<株式会社ネットヒーローズ・制作4部>
東山結衣(32)・・・吉高由里子
仕事中毒で家に帰らない父親を見て育った。就職氷河期のなか新卒で大手企業に就職したものの、トラウマとなる事件が起こる。その後、転職し、WEB制作会社「ネットヒーローズ」に入社してディレクターとして働く。絶対残業しない主義を貫き、仕事に命を賭けるという生き方を徹底的に否定している。
2年前、婚約中だった恋人・晃太郎が仕事を優先しすぎたため婚約が破談。そのことがさらに追い打ちとなり、結衣を頑なに仕事中毒アレルギーにしている。定時退社後は、行きつけの店のハッピーアワーでビールを飲むのが日課。仕事は効率を重視し、他人に迷惑を掛けない働き方を目指している。基本は事なかれ主義。他人の問題に首を突っ込むことは極力避けたいし、面倒くさいと思っているのに、根が優しいため、結局人のために動いてしまう。

種田晃太郎(37)・・・向井 理
結衣の元婚約者。ワーカホリック。プロデューサー。
福永が社長を務める小さな会社WEB制作会社で働いていたが、とあることをきっかけに退社。
さらに結衣と結婚の約束をしていたが、仕事優先の姿勢からすれ違いが続き婚約が破談。その後、ヘッドハンティングによりネットヒーローズに転職。2年後、奇しくも結衣と仕事上の同僚となる。仕事に集中しすぎると周りが見えなくなるワーカホリック体質。食事も睡眠も取らずに、異常なスピードで仕事を進めていく。会社内でも随一のデキる男。後輩のフォローは欠かさず、チームメンバーからの信頼も厚い。

吾妻 徹(30)・・・柄本時生
結衣の同僚。フロントエンドエンジニア。中途採用。
技術はあるがとにかく要領の悪い仕事の仕方をするため、仕事が遅く、終わらない。家に帰っても特にやることがない、ひとりのほうが作業が進むなどと理由をつけながら、会社に住み着くようになる。根っからのネガティブ思考で、自分はたいした仕事もできず目標も夢もない、と卑下している。

来栖泰斗(22)・・・泉澤祐希
結衣が教育係として面倒をみている新人。WEBディレクター見習い。
やる気ゼロで、ふた言めには「辞めたい」と言う。だが、仕事の筋は悪くない。まだ何者にもなれていないと密かに焦っている。周囲が好んで仕事に身を捧げる中で、残業しない主義の結衣の唯一の味方でもある。 なんだかんだで結衣のことを慕っている。

三谷佳菜子(32)・・・シシド・カフカ
結衣の同僚。WEBディレクター。転職組。
小学生の頃から1日も学校を休んだことがなく、会社も入社以来皆勤している。どんなに体調が悪くても会社に来ようとする本当の理由は、仕事を休んで居場所がなくなるのが怖いからである。真面目過ぎる努力家だが、融通が利かない。厳しい職場環境で育ってきたため、最近の新人のゆるさが許せない。同期の結衣に差をつけられまいと焦っている。

賤ケ岳八重(40)・・・内田有紀
結衣の先輩。WEBディレクター。結衣の新人時代の教育係。
産休を取り双子を出産したが早々に復帰する。今は夫が育児休暇を取り育児をしている。現場仕事が大好きな仕事に生きるスーパーワーキングマザー。結衣にとっては良き相談相手で、結衣が晃太郎と婚約破棄になり大荒れしていたときは毎晩のようにやけ酒に付き合ってくれた。先輩後輩の関係を越えた良き友でもある。

福永清次(48)・・・ユースケ・サンタマリア
晃太郎の前職の社長で、転職し、結衣のチームの部長となる。
かつてWEB制作会社を立ち上げ、新卒で晃太郎を採用し、戦力になるまで育てた。晃太郎にとっては育ての親。誰にでもいい顔をするため、低予算や無茶なスケジュールの案件でも受け続け、社員に無理をさせた結果、会社の経営が傾いた。お調子者でつねに明るい。しかし笑顔の奥に垣間見える冷酷さが、やがて大きなトラブルへと繋がっていく。

■あらすじ
主人公・東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。理由がなければ帰りづらい風潮の中で、仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をし、定時になるときっぱり退社し、行きつけの中華料理屋でビールを楽しむという生活を送っている。だが新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかる。ワーカホリックの結衣の元婚約者・種田晃太郎(向井理)、会社に住み着く非効率男・吾妻徹(柄本時生)、辞めたがりの新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)、仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)、産休明けのワーキングマザー・賤ヶ岳八重(内田有紀)、そして悪気なくブラック発言を連発する部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)。彼ら曲者たちが抱える様々な問題に、結衣はどう立ち向かうのか――?

(c)TBS


番組情報

TBS 火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』
4月スタート 毎週火曜22:00~23:07


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