松本穂香主演、映画『おいしい家族』公開決定。父親役は浜野謙太、母親役は板尾創路!?

■「この映画では、私の考えるユートピアを描こうと決めていました。どんな姿でも、何になりたくても、誰を好きでも、なんでもええやんって」(ふくだももこ監督)

第40回すばる文学賞受賞、ndjc2015選出など、文学・映像両才能を持ち合わせた新鋭作家・ふくだももこの長編初監督作品が今秋公開されることが決定。このたび、主演キャスト、場面写真があわせて解禁された。

映像産業振興機構(VIPO)による若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)2015に選出され、監督した短編映画『父の結婚』が大きな話題を呼び、さらに25歳で発表した小説『えん』が第40回すばる文学賞を受賞するなど、映画・脚本・小説と映像・文学とマルチな才能を持ち合わせた新鋭作家・ふくだももこの初長編作品『おいしい家族』。

原作は、ふくだももこ自身が監督を務めた前出の短編映画『父の結婚』。妻を亡くした父親が再婚するまでの親子の日々を描いた同作の長編化となる。今回は舞台を離島に移し、エピソードやキャラクターが追加されることで、家族における絆と、そこに向き合う主人公の心境をよ り深く描きだした。

主演は、日曜劇場『この世界の片隅に』(TBS/2018年)にてヒロインすず役を務め、2018年度「VOGUE JAPAN Women of the Year」を受賞、今年度のJR SKISKIのイメージガールを務める話題の若手女優・松本穂香。デビュー以降、数々の映画・ドラマに出演し、女優としての実力はすでに折り紙付きの松本が、本作で長編映画初主演をつとめる。

キャスティングについてプロデューサーは「主人公・橙花(とうか)にはキャラクターの感情を豊かな表情と<目で>表現できる方を、と監督と話すなかで、朝ドラや映画の出演作で以前より注目していた松本さんにオファーをした」とコメント。

初主演のオファーに松本は「(脚本を)1ページ、2ページ、気付けばあっという間に読み終えていました。この世界に自分が行けるんだ、この役を演じられるんだ、とワクワクソワソワしたのを覚えています」と武者震いしたそうで、そんな松本について、プロデューサーも「意志の強い橙花を演じるとともに、家族や島の住人に翻弄されるさまを軽くなりすぎず、かつ親しみをもたせながら演じたコメディエンヌぶりが素晴らしかった」と大絶賛している。

松本演じる主人公・橙花は、東京で働くキャリアウーマン。母の三回忌に実家の離島に帰ると、なぜか父・青治(せいじ)が、母の服を着て生活していることを知る。びっくりする橙花を気にせず父は続けて「この人と家族になる」とお調子者の居候・和生(かずお)を紹介。状況をのみこめない橙花と、人の個性を受け入れるおおらかな島の住人たちとの暮らしを、時にクスッと、時にハートフルに描いた物語。

橙花は父を始め、様々な価値観や個性をもった人たちに出会うことで、自分が考える常識から解き放たれ、次第にそれぞれの個性を受け入れると共に、自分らしく生きることの大切さに気付いていく。

この作品について、ふくだ監督は「小さな島のひとつの家族を通して、ユートピアを描こうと決めていました。どんな姿でも、何に なりたくても、誰を好きでも、なんでもいいんだとこの映画を観て感じてほしい」と語っている。

橙花の父・青治役には、お笑い芸人、俳優、映画監督と多方面で活躍し、ふくだの前作『父の結婚』でも同じ役どころを演じた板尾創路が続投し「『父の結婚』はショートケーキで、長編はバースデーケーキのようで、みんなに味わってほしいと思える、おいしい映画になりました」とコメント。

青治のパートナーであり、お調子者の居候・和生には、在日ファンクのボーカル兼リーダーで、俳優としても数々の作品に出演し、連続テレビ小説『まんぷく』の牧善之介役で話題となった浜野謙太が好演。浜野は「若い面々のパワーが弾けてる作品になっています。松本さんを筆頭に、若く素晴らしい俳優の方々がたくさん、そしてももこさん。おっちゃん照れてしまうくらいのとこもありましたが、激しく弾けてるから感動するんです」とコメントを寄せた。

撮影は1日のみの東京での撮影を除き、すべて伊豆諸島・新島で撮影。出演者・スタッフは島に泊まりこみ撮影にのぞんだ。 「常春の島」と称され、一年を通じて寒暖差が少なく、美しい海と砂浜をもつ新島の雰囲気が、本作に一味そえている。作品はすでに完成しており、公開は秋を予定している。

■松本穂香 コメント
【主演のオファーを受けて】
主演のお話を受けて、経験もほとんどない私が主演で大丈夫かな? と撮影前は不安な気持ちがありましたが、監督やスタッフさんたちと話をして作品と向き合っているうちに、みんなでいい物を作ろうという気持ちに変わっていました。

【脚本を読んで】
1ページ、2ページ、気付けばあっという間に読み終えていました。 この世界に自分が行けるんだ、この役を演じられるんだと、ワクワクソワソワしたのを覚えています。

【出来上がったものを観て】
ふくだ監督は、これは愛の映画だと伝えてくれました。キャストだけでなく、監督、スタッフさんたち、この映画に関わったすべての人の愛がつまっている映画です。皆さんにも、自分が思う愛と重ね合わせて、観ていただきたいです。

■浜野謙太 コメント
【脚本を読んで】
和生はある意味、かき混ぜる存在なので、真意はどこにあるのだろう? と思いながら読み進めましたが、かき混ぜた状態自体が愉快で 幸せで。愛はかたちではなくて、感じればいいのだなと思いました。

【出来上がった作品を観て】
若い面々のパワーが弾けてる作品になっています。松本さんを筆頭に若く素晴らしい俳優の方々がたくさん、そしてももこさん。おっちゃ ん照れてしまうくらいのとこもありましたが、激しく弾けてるから感動するんです。

■板尾創路 コメント
【前作『父の結婚』に続き、2度目のふくだもももこ作品への出演について】
前回の短編のときは、フイルム撮影ということもあったので監督のカットかけるのが早かったが、今回は長かったし、酒も強くなってたし、美 人になってた。短編の『父の結婚』はショートケーキで、長編はバースデーケーキのようで、みんなに味わってほしいと思える、おいしい映 画になりましたとさ。

【出来上がった作品を観て】
風景があり、町があり、そこに人が居て、そしてドラマがある…。映画の王道を捉えつつ、監督の理想郷アイランドを表現していて、家族や友人のことがまた好きになる作品です。その島に行ってみたくなったり、劇中の料理を食べたくなったりする経済効果も生んでしまったりしてることに気付いているのは、私だけでしょうか?

■ふくだももこ監督 コメント
【公開を受けて】
自分の撮った短編映画が長編映画として公開されるなんて、めっちゃラッキー!!! 信頼し、尊敬するスタッフ・キャストのおかげで、すべての作業が最高に楽しかったです! はやくいろんな人に観てもらいたい!

【本作について】
思想のある映画が好きです。この映画では、小さな島のひとつの家族を通して、私の考えるユートピアを描こうと決めていました。どんな姿でも、何になりたくても、誰を好きでも、なんでもええやんって。必要なことは、自分を大切にして、人に優しくすることだと思っています。たったそれだけのことがむずかしい世界ですが、これからも信じて映画をつくっていきたいです。


映画情報

『おいしい家族』
2019年<秋>全国公開
出演:松本穂香 板尾創路 浜野謙太
監督・脚本:ふくだももこ
企画・配給:日活
(C)2019「おいしい家族」製作委員会


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