ヨーコ・オノ、ジョン・レノンの誕生日に「イマジン」ニューバージョンを公開!「この曲をやるのは怖かった」

■「でも、今回のアルバムのテーマに合うと思ったから、やるべきだと決心しました」(ヨーコ・オノ)

10月24日に5年振りの新作『ウォーゾーン』をリリースする、ヨーコ・オノが、ジョン・レノンの78回目の誕生日となった10月9日に、新作に収録されている「イマジン」のニューバージョンを公開した。

「イマジン」は、2017年6月に、1971年から46年の時を経て、作詞・作曲のクレジットにジョン・レノンとともにヨーコ・オノの名前が追加。今回のニューバージョンについてヨーコはこう語る。

「この曲をやるのは怖かった。トム(プロデューサーのトーマス・バートレット)も少し怖がっていたんじゃないかと思います。世界中の人が知っている曲ですから。でも、今回のアルバムのテーマに合うと思ったから、やるべきだと決心しました」

ジョン・レノンは、1980年のインタビューで「イマジン」について、こう語っていた。

「あれはLenonn-Onoの曲としてクレジットされるべきだ。歌詞やコンセプトの多くはヨーコから来ているからね。でも、そのときの僕はいつもよりちょっと自分本位で、いつもよりちょっと男権主義的だったから、彼女の貢献に言及するのを省いてしまったんだ」。

また同日、NY時間10月9日14時(日本時間10月10日3時)には『Imagine Global Listening Event』が開催。世界中のファンが特設サイト上で『イマジン』を聴きながら、チャットで交流するオンラインリスニングイベントで、ヨーコ・オノ、クラウス・フォアマン、エリオット・ミンツ、ポール・ヒックスなど関係者も参加。世界中から参加したファンからの質問に1時間以上にもわたって答えた。

「皆さんリスニングイベントに参加してくれてありがとう。ハッピー・バースディ、ジョン。お誕生日おめでとう、ショーン。世界中の皆で『イマジン』を一緒に聴きながらお祝いしましょう」というヨーコ・オノのコメントからスタート。

『イマジン』のレコーディングにベーシストとして参加し、ビートルズのデビュー前からの友人で『リボルバー』のジャケットをデザインした、クラウス・フォアマンはドイツから参加。「ジョンと初めて会ったのは1960年、ハンブルグのカイザーケラーだった」「『イマジン』のいちばんの思い出は『ジェラス・ガイ』のレコーディング。魔法の瞬間だった。ジョンがギターを弾きながら歌うのをまずは聴いて、キーがわからないままだったけど、すぐに合わせてベースを弾いたんだ」など、ジョンとの思い出を語った。

ジョンとヨーコの長年の友人で一時期スポークスマンでもあったエリオット・ミンツはLAから参加。日本でのとても面白い想い出として「日本でホテルのスイートに滞在していたある日、ジョンと私は部屋にいて、ジョンはギターを弾いていた。そのホテルはロビーから部屋まで直通のエレベーターがあったのだが、突然エレベーターのドアが開いて日本のカップルが部屋に入ってきた。すると、彼らはそこに座ってしまったのだが、ジョンは笑いながらギターを弾き続けていたんだ」と語った。

また、最新盤のリミックス担当したポール・ヒックスは、アルバムを聴きながらその曲について質問するファンに対して、制作秘話を含めて一つひとつていねいに答え、ヨーコはジョンとの思い出の写真も数多く投稿。ファンからの「好きなお茶はなんですか?」という質問にも「ジンジャー・ティよ」と答えるなど親密な空間が醸し出されていた。

その後、アイスランドにある「イマジン・ピース・タワー」からのライブストリーミングも実施。「イマジン・ピース・タワー」は毎年ジョンの誕生日である10月9日からジョンの命日の12月8日まで点灯されている。先日、六本木ヒルズ森美術館『カタストロフと美術のちから展』の屋外展示作品として期間限定展示されていた「ウィッシュ・ツリー」にファンが願いを書いて枝に結びつけた短冊のすべては、こちらの「イマジン・ピース・タワー」に収められ、永久保存される。

10月6日に開幕した六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展『カタストロフと美術のちから展』では、ヨーコ・オノの作品『色を加えるペインティング(難民船)』が展示。観客が展示室の壁や床、そして難民船を思わせる船のどこにでも、色や言葉を書き加えていく作品で、昨今注目される“鑑賞者参加型アート”の先駆けとも言える作品である。森美術館では青、黒、白のクレヨンが用意されており、誰でも平和への願い、メッセージを好きな絵や言葉で書きこむことができる。開幕数日で数多くのメッセージが書き込まれている。

また、屋外展示作品として『WAR IS OVER(戦争は終わる)』の展示も同時開催中だ。


リリース情報

2018.10.24 ON SALE
ヨーコ・オノ
ALBUM『ウォーゾーン』


『カタストロフと美術のちから展』詳細はこちら
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/

ヨーコ・オノ『ウォーゾーン』特設サイトhttp://www.110107.com/yoko_ono

ヨーコ・オノ ソニーミュージックOFFICIAL WEBSITE
http://www.sonymusic.co.jp/artist/yokoono/info/499885


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