超特急はメンバー自身がライブを楽しむことで“最高”を更新し続ける【ライブオトネタ】

【ライブオトネタ】
超特急

■超特急が提示する、“自らが楽しむ”というエンターテインメントの新しいかたち

8月8日・9日の二日間、東京・東京国際フォーラム ホールAにて、超特急主催のイベント『HMV presents BULLET TRAIN 6th Anniversary Special “超”超フェス』(以下、『“超”超フェス』)が開催された。超特急が“超ホスト”となって、ジャンル不問の“超ゲスト”たちを招く、華やかで賑やかな夏祭り。

率直な感想は「あ~、楽しかった!」。帰路につく8号車(ファン)の笑顔を見る限り、会場にいたすべての人が同じ感想だったと思う。

そして、この二日間を誰よりも楽しんでいたのが超特急だった。異常なテンションで始まった初日オープニングから、タカシ(7号車、BACK VOCAL、末っ子担当)が「『“超”超フェス』終わらないでー!」と叫んだ2日目ラストまで。終始、笑顔の絶えない6人を見ているだけでこちらも楽しい気持ちでいっぱいになる。

■『“超”超フェス』初日の超ゲストはDAIGO、コロッケ、PUFFY

“超祭”と書かれた巨大やぐらにたくさんの提灯がぶら下がる夏祭り仕様のステージに、メンバーカラーの甚平姿で登場。

『“超”超フェス』のテーマソングでもある、新曲「SAIKOU KOUSHIN」で初日オープニングを飾った超特急。“恥ずかしがらないで さらけ出して 僕らと遊びましょう”とライブの楽しみ方や心得を歌う、6人の作詞による歌詞や、逆さ吊りで歌うタカシなど、遊び心がふんだんに盛り込まれた振り付け。“楽しさ”を優先したパフォーマンスはお祭り気分に火をつけ、イベントの楽しみ方や方向性を示していた。

新曲中心のセットでロックボーカリストの凄みを見せながら、サービス精神旺盛な演出で魅了。超特急愛を込めた「恋のスーパーエクスプレス」では超特急も登場して盛り上げた、DAIGOのステージで始まった初日。

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEで始まるダンスメドレーで始まったコロッケは、超特急にドナルドダックのものまねを伝授し、五木ロボットの「契り」や北島三郎「まつり」で爆笑の渦に包む。

力強いバンドサウンドにキュートで真っ直ぐな歌声を乗せ、「アジアの純真」「渚にまつわるエトセトラ」と代表曲を惜しみなく披露したPUFFYは、「愛のしるし」で亜美と由美に扮した超特急が登場。苦笑するPUFFYと共に、キュートな振り付けを合わせる。

初日を終え、ジャンルは違えど、エンターテイナーとして一流のパフォーマンスを見せるステージはどれも本当に素晴らしかったし、すべての超ゲストとコラボする超特急の柔軟性、そこから何かを吸収しようとする貪欲さには、他のグループにはない意欲や魅力を感じた。

■『“超”超フェス』2日目の超ゲストはFLYING KIDS、DJ和、ベリーグッドマン

2日目は本格ファンクサウンドとで会場中を踊らせたFLYING KIDSでスタート。「ファンキースター」で登場した超特急は、大人びたダンスで魅せると、浜崎貴司(vo)とタカシの“Wタカシ”によるユニゾンが心震わす。

夏向けのアッパーなJ-POPの名曲を次々投下し、会場の熱を急上昇させたDJ和のステージは、「千本桜」でリョウガ(3号車、MAIN DANCER、ガリガリ担当)とユーキ(5号車、MAIN DANCER、ドジっ子担当)が切れ味抜群のヲタ芸を魅せ、会場をさらに沸かせる。

息の合った歌声と真っ直ぐなメッセージ、そして巧みな煽りで会場中の心を掴んだベリーグッドマンは、「Vibes Up!!」で超特急がタオルを回して登場。タクヤ(4号車、MAIN DANCER、筋肉担当)とリョウガがブレイクダンスを披露するひと幕も。

そして、エンタメの大先輩を迎えながら、両日ともにトリを務めたのは、超ホストの超特急。最新シングル「Jeasus」をはじめ、「up to you」「超越マイウェイ」といった新曲を中心としたアッパーなセットと攻めのステージングで、会場を興奮と熱狂の渦に包む。

初日に「この一瞬一秒、楽しんでいきましょう。僕たち超特急は先に進んでいきます」とタカシが宣言し、2日目に「踊れ歌え、今を楽しめ!」とユーキが叫んだように、“今、この瞬間を楽しむ”がテーマとなっていた、このイベントでの超特急のステージ。

会場にいるすべての人が心底楽しめるように、彼らが提示したのは“自らが楽しむ”というスタイルだった。二日間で披露した曲以外も、息の合ったフォーメーションダンスを魅せる曲、タカシの甘い歌声で聴かせる曲など、超特急の違った側面や魅力を伝える曲は数多くある。しかし、こと今回のイベントに関してはテンションを重視した楽曲が並び、自らが楽しむことに徹した超特急に、僕は彼らのエンターテインメントの新しいかたちを見た気がする。

■超特急の原動力は“最高を更新して始まり、最高を更新して終わる”

即興要素を増やし、超ゲストのMC内で上がった話題を速攻で取り入れたり、メンバー同士で“ちょっとこいつを笑わせてやろう”というちょっとしたイチャつきなど(笑)……この場所、この一瞬しかない、このお祭りを心底楽しんでいた超特急。これは積み重ねてきたキャリアやスキルがあるからこそできる、“遊び”という高等技術だと思うし、8号車との絆があるからこそ成立すること。結成6年を経て、しっかり地盤を固めた超特急はまたあらたな武器を手に入れようとしてるようだ。

2日目の本編ラスト、初日のオープニングを飾った「SAIKOU KOUSHIN」を再び披露する際、「最高を更新して始まって、最高を更新して終わる。つまり、『“超”超フェス』が神イベントになるということです!」と、ラストにこの曲を披露する意味を語ったユーキ。

ステージを終え、「年末のアリーナツアーに向けて、最高の一歩となる『“超”超フェス』でした」と、十分な手応えを感じたことをリョウガが語り、イベントは終幕。超特急はここからも最高をつねに更新しながら、年末に控えたアリーナツアーに向けて最高行進していくことだろう。あ~、本当に楽しかった!

TEXT BY フジジュン
PHOTO BY 米山三郎、深野輝美、冨田 望


HMV presents BULLET TRAIN 6th Anniversary Special “超”超フェス
2018.08.08~2018.08.09@東京国際フォーラム ホールA
[08.08 超ゲスト] DAIGO、コロッケ、PUFFY
[08.09 超ゲスト] FLYING KIDS、DJ和、ベリーグッドマン
※出演順。

08.08 SETLIST


超特急

01.SAIKOU KOUSHIN

DAIGO
01.無限∞REBIRTH
02.今夜、ノスタルジアで
03.真夏の残響~ランドセルの歌~Beautiful Chaser
04.恋のスーパーエクスプレス

DAIGO

コロッケ
01.R.Y.U.S.E.I / 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
02.FANTASTIC BABY / BIG BANG
03.Choo Choo TRAIN / EXILE
04.ものまね講座
05.アコースティックコーナー
06.祭り / 北島三郎

コロッケ

PUFFY
01.パフィピポ山
02.アジアの純真
03.誰かが
04.海へと
05.愛のしるし
06.渚にまつわるエトセトラ

PUFFY

超特急
01.Kiss Me Baby
02.Booster
03.Jesus
04.超越マイウェイ
05.up tp you
06.超えてアバンチュール
[ENCORE]
01.SAYNO
02.Burn!
03.浮つきWAVES

 

08.09 SETLIST


超特急

01.Jesus

FLYING KIDS
01.ラッセーラ
02.新・我思うゆえに我あり
03.ファンキースター
04.幸せであるように
05.風の吹き抜ける場所へ

FLYING KIDS

DJ和
DJパフォーマンスのためセットリストなし

DJ和

ベリーグッドマン
01.まずはそこから
02.Brand New World
03.ライトスタンド
04.Vibes UP!!
05.ライオン(2018New Ver.)
06.友達の歌
07.ベリーグッド

ベリーグッドマン

超特急
01.バッタマン
02.Booster
03.up to you
04.超絶マイウェイ
05.fanfare
06.SAIKOU KOUSHIN
[ENCORE]
01.SAYNO
02.Burn!
03.浮つきWAVES


ライブ情報

BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH
12/07(金)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
12/26(水)大阪・大阪城ホール
12/27(木)大阪・大阪城ホール

詳細はこちら


プロフィール

チョウトッキュウ/カイ(2号車、MAIN DANCER、神秘担当)、リョウガ(3号車、MAIN DANCER、ガリガリ担当)、タクヤ(4号車、MAIN DANCER、筋肉担当)、ユーキ(5号車、MAIN DANCER、ドジっ子担当)、ユースケ(6号車、MAIN DANCER、元気担当)、タカシ(7号車、BACK VOCAL、末っ子担当)。2011年12月25日に結成された、メインダンサー&バックボーカルグループ。

超特急 OFFICIAL WEBSITE


リリース情報

2018.08.08 ON SALE
SINGLE「Jesus」
SDR

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