危険タックルから浅野忠信の股間の匂いまで。『パンク侍、斬られて候』初日舞台挨拶でパンクなエピゾード続出!

■「この映画は革命的な作品だと思います。映画の新し表現方法を生み出した作品になっていると思います」(綾野剛)

映画『パンク侍、斬られて候』の初日舞台挨拶が本日6月30日、東京・丸の内 TOEIにて行われた。

映画『パンク侍、斬られて候』は、町田康の同名小説を実写映画化した作品。これまで様々な役柄を生きてきた“ミスター・キャラクターアーティスト”綾野剛を主演に迎え、日本を代表するキャストたちが、希代のストーリーテラー・宮藤官九郎の脚本と、不世出の鬼才・石井岳龍監督による爆裂ワールドで極限の個性を爆発させる、誰も見たことのない前代未聞のエンタテインメントが展開する。

公開初日から映画館へ駆けつけた熱狂的な観客たちで埋め尽くされた会場には、作品鑑賞直後のアツい場内を一気に納涼すべく、ピンクの文字で“PUNK 侍”とあしらわれた、特製の巨大“パンク氷”が設置された。

そんななか、主演の綾野剛をはじめ、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、永瀬正敏、村上淳、若葉竜也、渋川清彦、國村隼らの豪華なキャスト陣、本作の脚本を務めた宮藤官九郎、監督の石井岳龍の、総勢12人が続々と登場すると、割れんばかりの拍手と大歓声が巻き起こり、“パンク氷”の冷気をぶっ飛ばすほどの猛烈な熱気に包まれた。

主人公の掛十之新を演じた綾野は「今まで宣伝不可能な作品と言ってきましたが、本日初日を迎えることができ、皆様にこの映画をご覧いただくことによって初めて不可能が可能になりました!」といよいよ公開を迎えた喜びを大興奮でコメント。さらに、「この映画は、革命的な作品だと思います。映画の新しい表現方法を生み出した作品になっていると思います。自分もこの映画に出演したことで、役者としてもう一度生まれ変わったような感じがします」と、本作が自身の俳優人生に大きな影響を与えるものになったことを明かした。

ろん役の北川は「いかに皆を“腹ふり踊り”に誘い込めるような踊りができるか? ということを、ダンスの先生と一緒になって考えました。とても得難い経験をさせていただきました」とダンスやモッシュなど様々なチャレンジの裏側を明かしつつ、「ろんはとても芯のある女性で、そこにとても共感しました」と自身との共通点を打ち明けながら、「ラストシーンはとても演じていて気持ちが良かったです。この瞬間のために頑張ってきたんだなと思うくらいです!」と、ラストシーンの見どころを打ち明けた。

大浦主膳を演じた國村は「今僕のこの肩に、お猿の相棒が乗っていないのが寂しいです。実はあのお猿さんは、ゆう君ときな子ちゃんという2匹なのですが、最初に出会ったときとても懐いてくれてうれしかったのですが、実は私がお猿さんにオーディションされていたのです!」と、かわいい猿たちとの秘話を明かした。また、特殊メイクで謎の猿将軍大臼を熱演した永瀬は「オファーを受けたときは“やった!”と思いました。町田さんの原作で、宮藤さんの脚本に石井監督という座組ですから。そして猿役! もう最高でした!!」と猿役を受けたときの興奮を語った。

そんな撮影現場について、綾野は「浅野さんが演じる茶山と最初に会うシーンが最高でした! 茶山はセリフがないはずなのに、いきなり台本にもないタックルをされて(笑)。その横で染谷さんの幕暮が普通にセリフ読んでて、その隣で若葉さんのオサムがいきなり奇声を上げて、そのオサムに僕がドロップキックを喰らわしたんです!」と台本無視の壮絶すぎるエピソードを披露。

江下レの魂次を演じた渋川は「撮影はすべて最高でしたけど、浅野さんを見てると、僕なんかまだまだ普通の人なんだなーと思ってしまいました」とコメント。これを受けて浅野が「いやー僕は役に入り込んでいたので気が付きませんでした。僕の心声が聞こえました?」と返すと、キャストを含め会場は爆笑の渦に包まれた。

一方、真鍋五千郎役の村上は、掛との剣豪らしからぬ壮絶なバトルシーンに関して「浅野さんの股間がすごくいい匂いだったんです! 夏の石鹸のような香りがして……。そのために何回か撮影をストップしたくらいです!」と今だから言えるドキッとするような告白。さらに、「この前僕の息子の虹郎が綾野さんと共演させていただいて、どうやらギターを買ってくれる約束をしたようなんです。でも僕は綾野さんとは、他作品も含めて3回もアクションシーンを撮影しているんですが、まだ何も買ってくれない!」と駄々をこねると、綾野がすかさず、「それは虹郎君が20歳になるから、記念にですよ!」と返す。すると村上は「僕だって45歳だよ!!」と数々の必殺技を繰り出しあった猛者同士とは思えぬやり取りに、会場はまたもや大爆笑となった。

キャストたちの様々なパンクエピソードが明かされるなか、脚本の宮藤は「自分は中学生の頃に石井監督の作品を観て、おかしくなってしまったんです(笑)。だからこの映画を中学生が観たらどうなるかが気になりますね。あと町田さんの原作がすごいのでぜひ読んでいただきたい!」と熱弁。

さらに本作を14年もの間構想し続け、ついに映画化を実現させた石井監督は「映画を大事にしてくれいているスタッフと、こんなにも素敵なキャストの方々と一緒に映画を作ることができて、本当に感無量です!」と作品に込めた熱い想いをコメントした。

イベントの最後では、綾野が「自分の生き方によって、この作品の見える角度が変わってきます。観終わった後に、ご自身の気持ちをスクリーンに投影していただけたら幸いです。改めまして本日はありがとうございました!」というメッセージで締めくくり、本作の公開が早くも日本に“爆夏”を到来させたことを確信させ、舞台挨拶は幕を下ろした。

映画『パンク侍、斬られて候』は、全国323館で公開中。


映画情報

『パンク侍、斬られて候』
6月30日(土)爆夏ロードショー
配給:東映
(C)エイベックス通信放送


映画『パンク侍、斬られて候』作品サイト
http://www.punksamurai.jp/


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