【M-ON! MUSIC × 超WORLDサッカー! 緊急アンケート】
音楽同様サッカーを愛してやまないアーティストにアンケートを実施し、いかにサッカー愛に燃えているのか、ただただその熱を感じてください。
Part.09
クアイフ 内田旭彦(b、cho、programming)
──ずばり、『2018 FIFAワールドカップ ロシア』予想優勝国は?
ポルトガル
開幕前はブラジルでしたが、予選リーグのポルトガルの試合を観ていて、とてもクオリティの高い試合をしていたので初優勝十分にあり得ると思います。エースC.ロナウドのコンディションも抜群、組織としての戦い方、約束事もハッキリして、チームとしての精度が非常に高い。
──思い出のワールドカップはありますか? その理由も合わせてお聞かせください。
1998年 フランスワールドカップ(『1998 FIFAワールドカップ』)
全試合ビデオテープに録画し、研究の日々でした。当時僕は小学4年生。中田英寿選手に憧れて、プレー、走り方、喋り方、言動をマネしていました。
※ペルージャに移籍した時は、僕も少しイタリア語の勉強をしました(笑)。
結果的に日本は3連敗でしたが、中田選手がワールドカップで活躍してる姿は10歳の僕に大きな夢と希望を与えてくれました。
印象に残っている選手は、日本代表:中田英寿と名波 浩、クロアチア代表:ミラン・ラパイッチ、ブラジル代表:ロベルト・カルロス、ルーマニア代表:ゲオルゲ・ハジ、スペイン代表:ラウール・ゴンサレス
※僕がレフティなので、中田選手以外は左利きの選手に特に注目していました。
──今、いちばん注目している選手は?(複数名可)
日本代表:吉田麻也
名古屋ユース時代、長年共にプレーしていた仲間が、ワールドカップの大舞台でどんな活躍をするのか、純粋に楽しみ。
日本代表:柴崎 岳
ゲームメイカーとして、素晴らしい才能を持った選手だと思います。すでにスペインで結果を残していますが、今大会でさらに世界が注目する存在になってほしい!
ブラジル代表:マルセロ・ヴィエイラ・ダ・シウヴァ・ジュニオル
現代サッカーにおいて、サイドバックの重要度は非常に高いです。その中で、マルセロは文句なしの世界ナンバーワンのサイドバック。彼のテクニック、スピード、創造力を駆使して、どんな得点が生まれるか、楽しみです。
イングランド代表:ハリー・ケイン
今大会、コンディションが良く、体格を活かしたポストプレイ、空中戦、得点能力の高さを存分に活かしています。スピードの迫力は物足りない印象ですが、それでもフォワードとして世界トップクラスの選手。今大会ダークホース的なイングランドに、彼がどんな結果をもたらすのか、大注目です。
──サッカーを観戦するうえでのこだわりは?
ボールがないところの選手の動きに注目して観戦すること。サッカーはボールを持ってない時間の方が遥かに長いです。世界トップクラスの選手のパスを受けるための動き、相手との駆け引きなどを観ていると面白いです。
──観戦はひとり派? それともみんなでワイワイ派?
両方好きです。みんなでワイワイの場合は観客目線。ひとりならプレイヤー目線って感じですね。
──記憶に残っている試合(W杯にかかわらず)は?
2000年天皇杯決勝、名古屋グランパス VS サンフレッチェ広島です。グランパスの決勝点、なぎ倒すようにディフェンダーを交わしたドラガン・ストイコビッチのプレーは、日本サッカー界の歴史に残る名シーンです。
──“ここいちばん!”という勝負時に聴きたい(または頭の中で鳴っている)曲は?
「果てのない道」19
グランパスユース時代、移動バスの車内や試合前にいちばん聴いた曲。歌詞の情景描写が素晴らしくて、スポーツ以外のシチュエーションでもグッときます。エバーグリーン的に大好きな一曲ですね。
──サッカーから影響を受けて作った曲(振り付け等でもOK)があれば教えてください。
※具体的にどういったところから影響を受けたのかもお書きください。
「Don’t Stop the Music」
名古屋グランパス2016.2017シーズンのオフィシャルサポートソングとして書き下ろした一曲。僕は選手としての気持ちも、サポーターとしての気持ちもわかる人間だと思ってます。そんな自分にしか書けない曲を作りたいと思って書きました。今もライブで演奏する大切な一曲です。
──今回お送りいただいた画像はどういったものでしょうか? その画像にまつわるエピソードがあればお教えいただけますと幸いです。
中学3年生、名古屋グランパスユースで愛知県大会優勝した時の集合写真。この大会で僕は全試合フル出場、優秀選手にも選出されました。当時僕は深刻なスランプ状態。その中で、仲間とスタッフに支えられ乗り越えたあの感覚は、今もバンド活動に活かされています。
そしてこの中には、吉田麻也選手を筆頭に今もプロとして活躍してる選手がたくさんいます。僕も音楽のプロとして、この写真を見るたびに「負けられない」と奮い立たされる大切な一枚です。
Part.10 M!LK 佐野勇斗へ続く
ライブ情報
クアイフ One-man Tour「LIVE is YOURS」
07/20(金)大阪・心斎橋JANUS
07/26(木)東京・SHIBUYA WWW
07/31(火)愛知・名古屋ボトムライン
リリース情報
2018.06.06 ON SALE
ALBUM『POP is YOURS』
EPIC Records Japan