クールが大前提のSUPER★DRAGONの“その先”【裏側密着レポ】

持てる力すべてを集結させたSUPER★DRAGON初のホールツアー『SUPER★DRAGON 6th ONEMAN LIVE TOUR「HAZARDSCHOOL 0」』ファイナルに潜入。M-ON! MUSICの公式Instagramで投稿した密着写真とともにライブを振り返る。

【リアルタイムレポートまとめ】
SUPER★DRAGON

SUPER★DRAGON初のホールワンマン

ツアー最終日、千葉・市川市文化会館に会場入りしたSUPER★DRAGON。いつもどおりメンバー同士で冗談を言い合ったり、穏やかな空気が流れていたが、リハーサルが近づくにつれ、徐々に真剣な顔つきに。

仲間を置いていかない!スパドラの本気

どの席にいても楽しめる演出が多数取り入れられた今回。一曲一曲丁寧にチェックしていく。実際に動いてみると、予定と違う点やもっと良いステージにするための最終調整に余念がない。

とにかく体力勝負!実はとんでもなくハードな場面も

これまでもアクロバットを積極的に取り入れたり、激しいダンスパフォーマンスを行ってきた彼らだが、それでも全速力での場内移動は大変な様子。しかし、本番を観た方ならわかるだろうが、何事もなくやってのけるのがSUPER★DRAGONである。

笑いあり、涙ありのスパドラ劇場開幕

いよいよ本番! 本ツアーは荒れた学園・龍崎高校を舞台に、武闘派集団“SUPER★DRAGON”が転校生を迎え入れることで物語が始まるというストーリー仕立て。ファイヤードラゴン、サンダードラゴンのチーム編成を越えたグループでの新曲披露があるなど、終始濃度の高い内容が続くのだが、ここではメンバー一人ひとりにスポットを当てていきたい。

 

つねに全力パフォーマンスの玲於

アクロバットなパフォーマンスといえば玲於。敏捷性を活かした技の数々はライブの大事な局面で必ず華を添える。そして、そのしなやかな動きは時に色っぽくもあり、体ひとつでいろんな感情を自由に描く。今回、ジャン・玲於・毅で披露された新曲「ゲラゲラ」での無骨な歌唱も印象深い。

感情をさらけ出す毅

序盤こそ、少々不安定な部分はあったものの、きちんと立て直しボーカリストとしてありったけの感情を歌にこめた毅。感情を開放することで歌に熱が乗り、観客へと伝わっていく。ステージの上で“素”をさらけ出しているのは毅なのかもしれない。

会場の空気を一気に掌握するジャン

不敵な笑みを浮かべ、ラップでまくしたてるジャン。最近特にレンジの広がりを見せるスパドラの音楽性。どんなテイストを盛り込んだとしても、ジャンのラップがあれば一気にスパドラの色になるほど、個のカラーが強い。

シンプルに気持ちが良いダンスを見せる颯

いつも爽やかな笑顔がトレードマークの颯だが、スパドラにおいてはその体格を活かしたダイナミックなパフォーマンスで雄々しい姿を披露。今後さらに大きな舞台に立っていくであろう彼らにとって、ライブ映えするパフォーマンスというのは重要なポイントであり、実際観るほどに清々しい。

つねに新しい“何か”を残す洸希

この日、安定したボーカルで観客を引き込んだ洸希。ヒューマンビートボックスでジャンや和哉と攻防するさまはライブをいっそう盛り上げてきたが、最近では“自分しか歌えないうた”の探求にも余念がない。つねに新しい“何か”を必ず残していく、その貪欲さが表現力の豊かさに繋がっている。

ギャップがみどころの壮吾

MC中などではとびきりの笑顔を覗かせる壮吾だが、曲に入ると一気にスイッチが切り替わる。先程まで見せていた愛くるしさから一転、観る者を挑発するような鋭さとダイナミックなパフォーマンスを見せる。

歌に厚みが出てきた彪馬

毅とともにSUPER★DRAGONの歌を支えるまでになった成長著しい彪馬。ラウドな側面が強く打ち出される同グループにおいて、彼の透き通った歌声はギャップを生み出す最大の武器となる。「Monster!」リリースイベントにて彪馬が披露した「夢で逢えたら」を毅とともに披露。質の違うふたりの声がひとつに溶け合い、珠玉のひと時を生み出していた。

クールに見せる和哉の動き

魅惑の低音ボイスもさることながら、和哉の魅力は全身のバネを活かしたパフォーマンスにあると思う。このバネのおかげで次の動作(振り)へ移る際の動きがなめらかになり、ステージ上で優雅に映える。

人を惹きつける楽の天性の才

楽は妖艶さとかわいさ、相反する表情を持ち、“次はどんな表情をするのだろう?”とつい目で追ってしまう存在。表情だけでなく、曲に合わせたキャラクターを動きで表現し、良い意味で掴みきれない。そのミステリアスな部分にのめり込んでしまう。

このツアーにはどういう意味があったのか?

荒れた学園・龍崎高校を舞台に繰り広げられた今回。ピンチに見舞われるものの、9人が力を合わせて最後には10本目のフラッグを手にする……という物語だが、ここで本当に伝えたかったものとはなんだったのだろうか。

ヘヴィロックにラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスと様々な要素を融合させたミクスチャーユニットがSUPER★DRAGONだが、その音楽性ゆえクールな一面が際立っているように思う。しかし、彼ら一人ひとりキャラクターがあり、さらに熱い感情を持ち合わせている。

そういったクールさとはまた違った面を見せることで(メンバーにとっては感情をよりダイレクトに開放させることで)さらなる高みへ目指そうとしたのではないか。ライブの物語上もフラッグがなくなったことで、“大事なもの”を痛感し、それを守るために闘っていた。転校生を守ったのも、仲間だからこそ。日が浅くても関係なく、自分たちと向き合った人間を仲間として受け入れ、大切に思う気持ちはSUPER★DRAGONそのもの。ファンを思い、最高のステージを見せるべく彼らは突き進む。

そういった熱を感じずにはいられなかった。これからのはじまり、いわば“エピソード0”のようなツアーファイナルにこの興奮は当分冷めないだろう。

ツアー無事完走!直後は……

8月1日にニューシングル発売も決定した彼ら。喜びと達成感からか……終演後は一気に脱力(笑)。

TEXT & BACKYARD PHOTO BY ジャガー
LIVE PHOTO BY 笹森健一


SUPER★DRAGON 6th ONEMAN LIVE TOUR『HAZARDSCHOOL 0』
2018.05.13@市川市文化会館

SETLIST

01.Monster!
02.Mr.GAME
03.hide-and-seek
04.Pendulum Beat!
05.BAD BOY
06.City Noise
07.SHOPPING TIME
08.Ooh! Ooh!
09.ゲットレジャーニー
10.DJコーナー
11.Cross Counter(新曲)[彪馬/洸希/和哉]
12.ゲラゲラ(新曲)[ジャン/玲於/毅]
13.NICHIYOUBI(新曲)[颯/楽/壮吾]
14.The Sunvivor
15.Mada’Mada’
16.リマカブロ![サンダードラゴン]
17.MIKAZUKI[ファイヤードラゴン]
18.夢で逢えたら[毅/彪馬]
19.BROTHERHOOD
20.FLAGパフォーマンス
21.+IKUZE+
22.Endless Dance(新曲)
23.SOUL FLAG
[ENCORE]
01.PAYAPAYA
02.ワチャ-ガチャ!


[番外編1]壮吾がダンスレッスンを受ける後ろで……

ジャンが聞き役となり、洸希と作戦会議中。話の中身は……内緒!

[番外編2]ダメだ!耐えられない(笑)

颯と彪馬が変なところでツボに入ってしまったふたり。本人たちはいたって真剣に笑いを堪えています。


番組情報

MUSIC ON! TV(エムオン)にて放送決定!
2018.06.22 オンエア
M-ON! SPECIAL 「SUPER★DRAGON」 ~WHAT IS SUPER★DRAGON~
[初回放送]16:30~17:30
詳細はこちら
※MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。


プロフィール

スーパードラゴン/毅/TSUYOSHI、玲於/REO、ジャン/JEAN、颯/HAYATE、洸希/KOKI、壮吾/SOUGO、彪馬/HYOMA、和哉/TOMOYA、楽/RAKUからなる、新世紀生まれの9人組ミクスチャーユニット。

SUPER★DRAGON OFFICIAL WEBSITE


リリース情報

2018.01.31 ON SALE
SINGLE「Monster!」
SDR

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この記事を書いた人

  • ジャガー

    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。