さくらしめじもついに反抗期突入!新曲「でぃすとーしょん」で“プチ”反抗期を歌う【Part.3】

アルバム『ハルシメジ』1万字インタビューPart.2に引き続き、田中雅功、髙田彪我がそれぞれ作詞した楽曲について紐解くことに。Part.3では、プチ反抗期中だという田中雅功作詞の「でぃすとーしょん」に注目。

【1万字インタビュー Part.3】
さくらしめじ

インタビュー Part.2はこちら

ちょうど僕がプチ反抗期なので(笑)、それについて書こうかなと

──今日は雅功さんが作詞した「でぃすとーしょん」について、伺いたいと思います。この曲では、まったり・ゆったりなさくらしめじはいませんね。

田中雅功 そうですね(笑)。「でぃすとーしょん」は最初にメロディをいただいて、そこから歌詞を付けていきました。

今までのさくらしめじにはない曲調でしたが、ちょうど僕がプチ反抗期なので(笑)、それについて書こうかなと。

──“プチ”反抗期というのが、らしいといいますか。ちょっとかわいい印象ですね。

髙田彪我 そうなんですよ! 「なんだよ、コラー!」って感じのガツガツ反抗してるわけじゃなくて、“ひとまず退散”しちゃうのが雅功らしいです。“プチ”と付く意味がわかりますね。

僕も日頃ちょっとむかつくことがあるんですけど、そういう時に「でぃすとーしょん」を歌うとストレス発散されますね。

雅功 反抗期って、なんだかんだ反抗しておきながら、“やっちゃったー。そんなに言うつもりなかったのにな”って、心のどこかで自分が悪いのをわかってると思うんですよね。そういう「本当はね、」的な部分もちゃんと書きたいなって思いました。

今回、反抗期について書くために僕だけじゃなくて、友達にも「ねえ、今反抗期? どんな感じ?」って聞いてみたんですけど、「毎日戦いだよ」っていう子がいて。

その言葉をきっかけに“ゴングが鳴る”“ヤツの渾身のボディブロウ”とかボクシングに繋げてみました。「でぃすとーしょん」という曲のメロディとギター、そして歌詞がいちばん合うようにしたかったのでバランスはすごく考えましたね。

彪我 タイトルの“でぃすとーしょん”って、歪みって意味なんですけど、この曲はイントロから勢いのあるカッティングがたくさん入っていて、この“でいすとーしょん”というタイトル通り、ちょっと荒々しい感じを表現しています。

勝てない相手に一生懸命もがいてる、ジタバタ感

──具体的にどういう時にプチ反抗期が出ますか?

雅功 例えば、そろそろ宿題しなきゃなーってわかってる時に「ちゃんとしなさい」って注意される時ですね。悪いなってわかってるけど、言われると“今まさにやろうとしてたのに”ってむっとしちゃいますね。

──大人になるための通過儀礼みたいなものですね。どこの家庭も親は心配性(笑)。

雅功 心配してくれてるっていうのはわかるんですけど、僕はプチ反抗期中だから、どうしてもトゲトゲ・ツンツンしちゃうんですよね。

この気持ちって、きっと僕だけじゃないと思うので、“絶賛思春期のみんなはわかるってくれるかな?”って思って書いていきました。思春期あるあるだけじゃなくて、勝てない相手に一生懸命もがいてる、ジタバタ感も大切にしています。

すでに大人な方たちには、いつの時代も変わらないテーマだと思うので「反抗期ってこんな感じだったなー」って思い出してもらえるんじゃないかなって。

これからもジャンルレスに歌っていきたい

──例え、負けるとわかっている相手にでも反抗してしまう。子供なりの攻撃なんですよね。

雅功 そうなんです! えらそうなことを言ってみたり、背伸びしてカッコつけようとするんですけど、結局は退散して負けちゃう……でも、絶対上から目線はやめないっていう、子供ながらの背伸び感は出したいなって思いました。

──今回、「でぃすとーしょん」のようなロックナンバーの誕生は、これからのさくらしめじにとって大きな一歩になるでしょうね。

雅功 「スタートダッシュ」のような、世代や性別、環境を選ばず、誰にでも共感してもらえる曲をもっと歌っていきたいのもあるんですけど、それと同時に新しい僕たちも知ってほしくて。

その足がかりとして、『ハルシメジ』というアルバムがあるので、これからもジャンルレスに歌っていきたいですね。そして、僕たちらしい曲はもっと理解度を深めて歌っていきたいです。

INTERVIEW & TEXT BY ジャガー
PHOTOGRAPHY BY 関 信行

インタビュー Part.4へ続く


ライブ情報

さくらしめじ 菌育 in the 家(はうす)
04/22(日)静岡・浜松窓枠
05/13(日)北海道・札幌COLONY
06/16(土)大阪・UMEDA CLUB QUATTRO

さくらしめじ 菌育 in the 家(はうす)ファイナル!
「真夏の星空ピクニック」in 日比谷野外大音楽堂
07/28(土)東京・日比谷野外大音楽堂

詳細はこちら


プロフィール

田中雅功(たなかがく/2002年1月24日生まれ)、髙田彪我(たかだひょうが/2001年10月23日生まれ)からなるフォークデュオ。2014年6月14日に“雅功&彪我”として活動をスタート。同年11月24日にユニット名が“さくらしめじ”となる。2015年、1stシングル「いくじなし/きのうのゆめ」を全国リリース。

さくらしめじ OFFICIAL WEBSITE


リリース情報

2018.04.04 ON SALE
ALBUM『ハルシメジ』
SDR

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この記事を書いた人

  • ジャガー

    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。