わずか8歳で投稿した超絶技巧のプレイ動画が世界中で話題を呼び、昨年3月、12歳にしてEP『Serendipity/セレンディピティ』で全世界119ヵ国デビューを果たしたLi-sa-Xの、TV出演・デモンストレーション演奏を除くと初となる海外ライブが、先週実現した。
1月25日〜28日の期間、米カリフォルニア州のアナハイムで行われた世界最大の楽器ショー『The NAMM Show 2018』に参加したLi-sa-X。期間中は、世界中から数多くのアーティスト、ミュージシャンが訪れ、新製品のPRにひと役買うと同時に、様々なライブやイベントが開催された。Li-sa-Xも25日から27日の3日間、彼女の使用機材を提供しているイタリアのアンプメーカーDV MARK社のブースにてデモンストレーション演奏を行ったほか、いくつかの出展イベントスペースで連日そのパフォーマンスを披露。そのなかで、当初は予定になかったメガデスのギタリスト、キコ・ルーレイロとの共演が実現し、大きな話題を集めた。
この共演はキコがLi-sa-Xに声をかけて実現したもので(彼女が11歳のときに自身のアカウントにカバー動画をアップしたこともある)、キコの「Gray Stone Gateway」をふたりで熱演。キコ目当てで会場に来た人も、通りがかりの人も、突然ステージに登場した小さな女の子にびっくり。そして演奏が始まるとまたびっくり。超絶技巧のパフォーマンスで会場をどよめかせた。
Li-sa-Xは、キコとの共演に「夢がひとつかなった」と大感激。キコも惜しみない称賛を送り、翌日もキコの誘いで2回目の共演が実現した。
ほかにも若手注目度ナンバー1のギターインストバンド、Polyphiaに誘われ、彼らのナンバー「Goose」を共演。Polyphiaの2人のギタリストに挟まれる形で、小さな身体からダイナミックなパフォーマンスを見せたLi-sa-X。昨年の日本ツアーでLi-sa-Xがオープニングアクトを務めたこともあって、彼女のスキルを誰よりもよく知る彼らは、演奏前には「君に任せるよ」と、主導権をLi-sa-Xに委ねながらのパフォーマンスとなった。
世界中から多くのアーティストが訪れ、様々なブースやステージでパフォーマンスが1日中行われた今回の『The NAMM Show 2018』で、彼女はトータル7回のパフォーマンスを行い、25日と27日は会場周辺のライブハウスで行われた、NAMM出演アーティストのライブにも出演するなど、超多忙な4日間となった。
そのため、会場内を歩いていると海外のオーディエンスに声をかけられることもたびたび。すでにその名を知られる存在となっていた。
Li-sa-Xは、2018年にオリジナル曲を中心とした1stフルアルバムをリリース予定。現在は学校に通いながらニューアルバムのための楽曲作りの毎日だという。今、日本で最も忙しい中学一年生のひとりと言えよう。
And today, one of my dreams has come true‼️
Great Kiko Loureiro invited me to participate in his performance🔥 We played ‘Gray Stone Gateway’ together. Dream-like time✨#kikoloureiro #dvmark #namm pic.twitter.com/gv49o5q4SW— Li-sa-X(Official) (@lisaxguitar) January 27, 2018
リリース情報
2017.03.08 ON SALE
ALBUM『セレンディピティ』
Li-sa-X オフィシャルYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/tonchin1000
Li-sa-X OFFICIAL Facebook
https://www.facebook.com/lisaxguitar
Li-sa-X Sony Music Official Site
http://www.sonymusic.co.jp/artist/li-sa-x/