山下健二郎がドラマ初主演で語った、パフォーマー・役者として「表現」するということ

山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)

一通のメールがきっかけで出会った男女6人が織り成す恋模様が描かれたドラマ「Love or Not」でドラマ初主演をつとめる山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)。

「恋愛に悩んでいる人、恋愛に臆病になってしまった人、恋愛はこれからという人、どんな方々にも“恋ってやっぱり良いものだ”と思ってもらえる作品です」と語ってくれた本作に役者・山下健二郎はどう臨んでいったのか?

INTERVIEW & TEXT BY 松浦靖恵


男子ノリが自然と出せたのは、普段からの関係値があったから

──これまで“俳優”として数々の作品に出演されていますが、今回のドラマ「Love or Not」は初主演ドラマです。作品の顔となる主演という立場とどう向き合っていましたか?

山下健二郎 このお話をいただいたときから現場に入るまでは、主演の自分が現場を引っ張っていかなければいけないと思っていましたけど、あまり肩に力が入りすぎてしまうときっと空回りしてしまうと思ったので、現場に入ってからは主役ということをあえて意識しないようにしていました。

──とはいえ、キャストやスタッフへの山下さんらしい気配りがあったのでは?

山下 元々、僕が人見知りをしない性格というのもあるんですけど、撮影初日から積極的に自分から皆さんに話しかけてコミュニケーションを取りました。

あと、共演者として事務所の後輩である町田啓太と八木将康がいてくれたことも大きかったです。彼らは昔から知っていて交流もありましたし、撮影に入る前には3人でご飯に行っていろんな話をしました。

──どんな話をしたのですか?

山下 作品やお互いの役柄の話をしました。クランクイン前にこの作品に対するお互いの思いを共有することができたのはとても良かったですね。男3人が揃ったときの撮影で男子ノリが自然と出せたのは、普段からの関係値があったからだなと思いました。

──女性キャストの本仮屋ユイカさん、浅見れいなさん、水沢エレナさんとの交流は?

山下 皆さん気さくな方ばかりなので、とても話しやすくて。6人だけで2回ほどご飯に行ったときも、こういう場合はどうしたらいいのかというような僕の素朴な疑問にも丁寧に答えてくださって、とても勉強になりましたし、刺激を受けました。

とても仲の良い6人なので、現場の雰囲気も和やかでしたし、いつもワイワイ話しながら交流を深めていきました。

リフレッシュも大事なんだぞ! って言ってやりたいです(笑)

──今回、山下さんが演じた宇佐美幸助と山下さん自身が似ているところはありますか?

山下 幸助はちょっと抜けているところはあるけれど、人間味があって、根がまっすぐでポジティブな男なんです。僕は普段から人を笑わせることが好きですし、幸助とリンクする部分がいくつもあったので、素直に表現することがいちばんだと思いました。

──自分と幸助を比較して、ここは幸助ならではだなと思ったところ、また、幸助から刺激を受けたことはありましたか?

山下 幸助はもっとこうすればいいのにと思ったことのほうが多かったように思います。幸助は真面目な男ではあるんですけど、仕事に対して抜けている部分があるので、遅刻しちゃいけないだろうって思ったり(笑)。 あと、自分は釣りでリフレッシュをすることが多いので、仕事のことばかり考えている幸助に、リフレッシュも大事なんだぞ! って言ってやりたいです(笑)。

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自分の感情がどんなときに揺れたのかをちゃんと覚えておかないといけない

──ところで、山下さんは三代目 J Soul Brothers以前は、劇団EXILEに所属していた時期もありました。演技への興味は元々強かったのですか?

山下 ダンスやパフォーマンスは体で表現して声を出すことがないので、演技を始める前は大きい声を出すことが照れくさかったんです。でも、7年前に初めて演技レッスンをしてからすぐに意識が変わって、演技をすることや俳優が好きになりました。

──俳優として経験を重ねていくなかで、パフォーマーと俳優の表現の違い、気持ちの持ちようの違いを感じる機会が増えているのでは?

山下 俳優もパフォーマーも自分の体を使って表現をするという部分では似ているのかもしれないけれど、やはり似ているようで似ていないと思いますね。 ダンスやパフォーマンスは練習の成果が目に見えて表れますし、練習を重ねることで成長していけるけれど、演技は練習を重ねてうまくなるというよりも、その人が生まれ持ったもの、人として持っているものがそのまま演技に繋がっていくと思っています。

それまでどんな生き方をしてきたのか、物事に対してどんな考え方を持っているのかがリアルに出る演技は、自分を掘り起こしていく作業を伴うものだと思うので、自分の日々の生活で起こった些細な出来事や自分の感情がどんなときに揺れたのかをちゃんと覚えておかないといけないと思っています。

オールマイティさを武器にできる役者になれたらと思っています

──今後、俳優・山下健二郎が目指すところは?

山下 二枚目も三枚目もできる人になりたいという思いがありますね。ダークでシリアスな役をやっていたかと思えば、次の作品では振りきってコメディをやっている俳優さんを見ると、こんなにも役によってイメージが変わるのかと驚いてしまうし、役を突き詰めていくとはこういうことなのか、と。

──役者・山下健二郎の武器は何でしょう?

山下 自分は役者に面白さを感じていますし、これから様々な役に挑戦していくなかで、オールマイティさを武器にできる役者になれたらと思っています。あと、自分がオールマイティな役ができる役者を確立することで、LDHの後輩にも道を作っていければと思ってます。


プロフィール

ヤマシタケンジロウ/5月24日、京都府生まれ。EXILEの想い・信念を受け継ぐダンス&ヴォーカルグループ、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍する一方、役者としてのキャリアも重ねている。

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE オフィシャルサイト
山下健二郎 プロフィール


番組情報

dTV×FODドラマ「Love or Not」
毎週月曜0時更新

dTV

FOD


リリース情報

★三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2017.03.29 ON SALE
ALBUM『THE JSB WORLD』
rhythm zone

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