菅田将暉、小松菜奈出演映画「溺れるナイフ」を、アーティスト4人で観に行った!

Base Ball Bearの小出祐介が部長となり、ミュージシャン仲間と映画を観てひたすら語り合うプライベート課外活動連載。今回は、人気少女マンガの映画化作品「溺れるナイフ」。いつものように劇場で観て喫茶店で感想会となったのですが、当連載史上最大に感想が分かれました……。


活動第30回[後編]「溺れるナイフ
参加部員:小出祐介(Base Ball Bear)、世武裕子、オカモトレイジ(OKAMOTO’S)、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)

 

賛否が分かれるなか、小出部長が魅力をしっかりと話す[前編]はこちら

感想の割れ方もさ、なんか納得がいく割れ方ではあるのよね

レイジ こうやって解説を聞いて俺が思うのは、これはまさにコイちゃんが好きな世界観だと思うんですよ。Base Ball Bearの楽曲に表れているような。

世武 あぁ、それはあるかも。

レイジ そこを踏まえると、コイちゃんがこんなに褒めるのが腑に落ちますね。アートワークなどからも感じますもん。美少女に風が吹きぬける感じというか。

世武 感想の割れ方もさ、なんか納得がいく割れ方ではあるのよね。このふたりが良いって言っていて、こっちふたりがうーんってなってて。その割れ方は「わかる~!」っていうか(笑)。

ハマ コイちゃんが音楽をやったらよかったのに(笑)。

レイジ コイちゃんがドレスコーズ・志磨遼平さんの役(東京から夏芽を追ってくる気鋭の売れっ子フォトグラファー)を……(笑)。

小出 無理です(笑)。

ハマ 市川実和子さんはすごく小松菜奈のお母さんみたいだったなあ。

レイジ 俺も思った!

小出 あのキャスティングはすごいよ。

世武 本当に親子っぽかった!

ハマ キャスティングとしてはすごくいい。

レイジ あと「ある事件」の犯人役が俺たちのミュージックビデオで主演をやっていた嶺 豪一さん(笑)。

世武 そうなの!?

レイジ あと、大友役の重岡大毅さんがものすごくよかった。

世武 この人はいいキャラだった、本当に。

ハマ すごくナチュラルな演技ですよね。コウ以外の、普通のクラスの中ではいちばんの男前なんだなという感じもすごくわかるし。俺も重岡さんは最高だと思いました。

世武 本当に演技面は申し分ないし、画のひとつひとつも強度があるし。だから音楽の影響はけっこうデカいと思うよ。映画と音楽って、なかなか難しいけどね。

小出 こういうテンポ感も山戸結希監督の作風でもあるんだけどね。

ハマ 他に何を撮ったんですか?

小出 まだこれが商業映画としてはいちばんでかいぐらい。

──学生時代の自主映画以降では、ロックバンドのおとぎ話とコラボした傑作と名高い中編「おとぎ話みたい」や、東京女子流主演の「5つ数えれば君の夢」などがあります。ただ今回の「溺れるナイフ」がいわゆる“メジャーデビュー”でしょうね。

レイジ 俺らと同い年ぐらいですよね。ちなみにすごく細かいポイント言ってもいいですか? 大友くんが夏芽にあげた「元気モリモリCD」が『アフターマス』っていうローリング・ストーンズの初期のアルバムのUS盤だったことが、まじか~って感じでしたね。俺の中ではあれ、「元気出ない系」なので(笑)。

ハマ 「オリジナルCD」って言って渡してなかった?

レイジ そうだったっけ? それじゃ忠実に大友が再現したジャケットなのかな(笑)? それともうひとつ。山戸監督は「渇き。」のメイキングを撮っています。

ハマ おおっ!

小出 伝説の「渇き。」ね。映画部のトラウマ映画(笑)。

ハマ そのメイキングをみんなで観ましょう!

TEXT BY 森 直人(映画評論家/ライター)

C-20161204-MK-0452小出部長がお気に入りのオムレツ(非ふわふわ)を出す喫茶レストランでの感想会。

M-2016061204-MK-0457感想会場を出たら雨が。ひさしぶりの映画部参加となったハマくんに、「この連載は本当にいつも天気悪いっすよね」と非難されました(なぜか担当編集のせい)。

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