青野美沙稀が音楽×ファッションでロカビリーシーンを盛り上げる!

青野美沙稀

伝説的ロカビリーバンド、BLACK CATSのドラマー・久米浩司を父にもつ、青野美沙稀がミニアルバム『1959 〜Magical Rockabilly Night〜』をリリース。古き良きロカビリーサウンドに、2016年のエッセンスを加えながら、青野美沙稀にしか表現できない最新型のロカビリーを打ち出す!

INTERVIEW & TEXT BY 武市尚子


「それ音楽のジャンルなの?」って言われちゃう

──青野美沙稀ちゃん。会えるのを楽しみにして来ました! 何を隠そう中学1年生の頃、BLACK CATSが大好きで。そのDNAに会えるなんて!!

青野美沙稀 えっ、そうなんですか!? すごいです、うれしいです!

──いやいや、こちらこそ! やっぱり、美沙稀ちゃんにとってロカビリーは小さい頃から当たり前のように流れていた音楽だったの?

青野 気づいたときには知ってる、という感じでした。家でずっとかかっていたので、その曲に合わせてずっと踊ってました(笑)。

──それが血となり肉となるわけだ。男の子のロックンロールバンドは今も見かけるけど、女の子でロカビリーって珍しいよね。

青野 友達にロカビリーって言っても、「それ音楽のジャンルなの?」って言われちゃうくらい、私の同世代にはあまり馴染みのないジャンルみたいなんです。でも、ロカビリーってファッションもおしゃれだし、レトロな感じも素敵なので、もっと若い人たちに知ってもらえたらうれしいなって思うんです。

古くからある歴史のある音楽ジャンルでもあるので、青野美沙稀としては、昔からのロカビリーファンの方たちにも「いいね」って言ってもらえるようになれたら良いなというのも、自分の目標でもあります。

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儚いからこそ大切にしていきたいって気持ち

──なるほど。今回のミニアルバム『1959 〜Magical Rockabilly Night〜』で自分のルーツを形にしたと思うんだけど、歌ってみての印象は?

青野 小さい頃から何気なく聴いてきた音楽だからか、体に馴染む感覚で。楽しくレコーディングすることができました。でも、最初に曲だけを聴いたときは“歌いこなすことができるのかな?”って、とても心配だったんですけど、すごく気持ちよく歌えましたね(笑)。

今回の『1959 〜Magical Rockabilly Night〜』は、自分が今、歌いたいと思う曲をスタッフさんと相談しながら絞り込んでいったんですけど、全収録曲を通してひとつの物語になるようなコンセプトアルバムになっているんです。

物語の流れとしては1曲目「Midnight of trip」で、ロカビリーにとって特別な年といわれている“1959年”に主人公がタイムトリップしてしまい、猫に路地裏へと誘われ、その世界にどんどん迷い込んでいきます。

そして、2曲目の「バンビーナ」では、タイムトリップしてしまった女の子にスポットを当ててキュートな世界観を演出して、3曲目「ガールズ狂想曲」では、前曲のキュートさをより追求した流れになっていて、デートをする女の子がデートに着ていく服が決まらなくてバタバタしている様子を描きました。

で、4曲目「sweet drive」は実際にデートしてドライブをしているんだけど、それは甘くて淡い恋だったりするんです。さらに5曲目「フレンズ」では、友達と恋人の狭間で揺れ動く関係性を歌うことで、女の子のリアルな心情を表現してみました。

最後の「Love Forever」では儚いものが周りにたくさんあって、本当に永遠ってあるのかな? って思ってしまうけど、儚いからこそ大切にしていきたいって気持ちを主人公がもつところで物語は終わっています。

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ロカビリーという独特なノリもあってか、自然と体が動きます

──お気に入りの曲は?

青野 日によって変わるんですけど(笑)、最近は「ガールズ狂想曲」がいちばん好きです。女の子の“あるある”がたくさん詰まっていて楽しいし、聴いてくれる人たちも共感してくれるんじゃないかなって思ってます。歌った直後は「Midnight of trip」が好きだったんですけど……本当に気分で変わるんです(笑)。でも、どの曲もやっぱりロカビリーという独特なノリもあってか、自然と体が動きますね。

──そうだね。グレッチ・ギターとかウッドベースとかっていうロカビリー独特な音色も魅力だよね。

青野 そうなんです。「Midnight of trip」のイントロとか、まさにロカビリーという感じなので、そこも大好きなんです! 入り込めるというか。改めてロカビリーって良いなと思います。

──「Love Forever」も、すごく景色が見えるよね。

青野 途中でカモメの鳴き声とかいろんな音が入っていることもあって、歌っていても、情景がとても浮かんでくるんです。

ロカビリーの魅力と私らしさが出ていたらいいな

──「バンビーナ」は布袋寅泰さん、「フレンズ」はレベッカのカバーでもあるけど。

青野 この2曲は、オリジナル曲があったうえで、その曲たちと相性の良い楽曲をスタッフさんたちと話し合いながら決めました。布袋さんが歌う「バンビーナ」は、かっこよくて激しい印象だったんですけど、実際に自分が歌ってみると、すごくキュートで小悪魔な世界観の歌になって。原曲とはまた違った印象を感じてもらえるんじゃないかなと思います。

「フレンズ」は、ブレスの位置とか語尾をどれくらい伸ばすとか、細かいところにすごく悩んでしまって、何度も録り直したので苦労しました(笑)。また、同じ女性ボーカルという点で、どうやって自分らしさを出していこうかというところも悩みましたね。ロカビリーの魅力と私らしさが出ていたらいいなと思っています。

ビンテージのものと自分の私物を足してスタイリング

──今回、一部のお店限定で貰うことができる、スペシャルブックレットでは、50年代ファッションを写真で魅せてくれているよね。これは、モデルの顔をもつ美沙稀ちゃんならでは!

青野 はい。ファッションは自分が元々好きだし、得意な部分でもあるので、ロカビリーのファッションと今の流行を取り入れたりしてみたんです。音楽とファッションの融合を楽しみながら魅せられるんじゃないかなと思っています。

撮影では、ビンテージのものと自分の私物を足してスタイリングしていただいていたりするので、ぜひチェックしてほしいです。

青野美沙稀が大慌て!? 「5秒で答えて」はこちら


プロフィール

アオノミサキ/モデル・歌手・クリエイター(作詞、webマガジン編集長)として活動中。BLACK CATSのドラマーである父・久米浩司のルーツである“Rockabilly(ロカビリー)”を自らもアイデンティティとして、音楽活動への専念を決意。2016年11月23日、ミニアルバム『1959 〜Magical Rockabilly Night〜』をリリース。

オフィシャルサイト


リリース情報

2016.11.23 ON SALE
MINI ALBUM『1959 〜Magical Rockabilly Night〜』
UNIVERSAL GEAR

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