「うれしい、知らんかった……」。Perfume、福岡ヤフオク!ドームのツアー最終公演で感激の涙

今年4月に発売されたアルバム『COSMIC EXPLORER』のリリースツアーとして、5月からスタートし幕張メッセ3DAYSを含む全国アリーナツアー7ヵ所15公演と北米4か所5公演を行い、さらにアリーナツアーの追加公演として大阪・名古屋・福岡の3大ドーム3ヵ所5公演のDome Editionで約半年にわたったツアーが、11月12日の福岡ヤフオク!ドームにて最終日を迎えた。

観客の手拍子がいちだんと大きくなり、天井に吊られたスクリーンでは、宇宙船を操縦するメンバーがこのツアーで回った会場をモニターで確かめつつ、最後行き先を福岡に設定するというオープニングムービーでライブがスタート。

「Cosmic Explorer」の壮大なイントロが流れ始め、宇宙船に見立てた可動ステージに乗りメンバーが登場。今回のツアービジュアルイメージでも着用していた宇宙服のような衣装が楽曲に合わせて光りを放ち、歌いながら前を一心に見つめ中央のセンターステージへ移動していくさまは、まるで宇宙船Perfume号から宇宙ステーションに降り立ったようだった。

「Pick Me Up」では、“Pick Me Up! Pick Me Up!”というフレーズが鳴り響き、再びステージに赤と黒の衣装に早着替えをしたPerfumeが現れ、続いてライブ用にでアッパーなダンスチューンにアレンジされた「Cling Cling」で会場の熱をどんどん高めていく。そしてそのまま「ワンルーム・ディスコ」へ。ドームは早くも大きなディスコホールと化していた。

ここで本日初のMC。お馴染みの自己紹介を行い、「最終日、福岡ヤフオクドーム! 皆さん遊びに来てくれてありがとうございます。このツアーは春から始まっておりましてGWくらいからかな? その後、北米ツアーでアメリカ行って、帰ってまいりまして……。こちらご褒美のドームツアーでございます !うれしいね〜。好評だって言って、追加になったのがドームって! ものすごい話です! (本来なら)ドームを目的にやるんです。それを初ヤフオク!ドーム!! 立っちゃいました!」と語り、また、昔ラジオCPに福岡に訪れていた頃の話で「百道というとこ降りて、(ラジオに出演するために)右に曲がってたのに、右に曲がらず左に来たよ! すごいね。そしたらドーム入口に、Perfumeって書いてあって……すごいね!!」とあーちゃんが初のヤフオク!ドームのステージに立った喜びを語った。

そして、Perfume公演に合わせて福岡市営地下鉄の車両がラッピングされていることにも触れ、ファンの「(乗り心地が)よかった!」という声に対し、あ〜ちゃんが「え?(乗り心地)変わるん??」と返し会場の笑いを誘った。

のっちは「福岡〜!ヤフオクドーム!楽しんでますか? 皆さんもやる気十分ですね。ツアーファイナルやる気満々のっちです。本当に福岡ヤフオク!ドームに立てるなんて思ってもみなかったんで感激してます、ありがとうございます。福岡は私たちにとって思い入れのある土地で、高校生のときかな? ラジオレギュラー番組としてPerfume起用してくれたのが福岡のラジオ局で。その頃は週1の番組だったんですけど、月2で直接福岡に来て収録して……。で、お弁当食べて帰るっていう(笑)そんな頃から手をかけていただいた思い出深い土地です。そんな思い出の詰まった土地でツアーファイナル迎えられて本当に幸せです」と語った。

また、かしゆかは「実は名古屋公演のあとで髪を10cm切ったんだけど、メンバーもスタッフさんも、ヘアメイクさんでさえ誰一人気付いてくれなくて……」と福岡最終日に合わせ髪を切ってきたことを告げ「私も叫びたいんです。福岡〜! 福岡! すごくない?? わぁ〜って(歓声が)返ってくるの」とヤフオク!ドームの広さを噛みしめつつも、「今日初めてPerfumeのライブ来た人? わからないことは隣の人に聞いてください! たぶん何でも知ってるでしょう。グッズもたくさん着てくれてる!!」とツアーファイナルの感動を露わにした。

そしてあ〜ちゃんが、ヤフオク!ドームのある場所(福岡市早良区百道浜)にちなんで、「も」「も」「ち」と観客をエリアごとにチーム分けし、Perfumeライブ恒例のコール&レスポンスが行われた。

MCに続いて披露された「Perfume Medley 2016 Dome Edition」と題したメドレーは、は「Relax In The City」から始まり、「ナチュラルに恋して」「マカロニ」とミドルテンポのナンバーが続き、「透明人間」より後半は「Twinkle Snow Powdery Snow」「セラミックガール」「心のスポーツ」「Sweet Refrain」と続いた。このメドレーはアリーナツアーでも披露されていたが、アリーナとは違う選曲で構成されてアリーナライブに来たファンも楽しめるようにと趣向が凝らされていた。

新旧の楽曲で構成されたメドレーが会場のボルテージを高めたところで、会場は暗転。今までの和やかなパフォーマンスとは一転し、セット全体が脈を打つように光を放ち、センターステージの囲むように天井から透過スクリーンが降り「Perfumeの掟 2016」がスタート。「Perfumeの掟」は、これまで2007年のワンマンライブや2010年の東京ドーム公演で披露されてきたダンスパフォーマンスで、今回ドームに合わせてアップデートされており、プロジェクションマッピングで透過スクリーンに映し出される3人の3Dモデリングや幾何学的な映像の中で、3人がキレの良いクールなダンスを披露。テクノロジーとの融合でも注目されているPerfumeのしっかりとしたアイデンティティが示されるような演出となっていた。なお、この際に流れていた楽曲は、現在ユニクロ「HEATTECH」のコラボムービーで使用されているBGMとなっている。

そしてライブは、ファンと一体になれるPerfumeライブではお馴染みの「P.T.A.のコーナー」へ。

ファンには恒例の「はみがきじょうずかな」を歌ったあとで、メンバーが「歯のCM、決まったよー!」と言って、サンスターのデンタルケアブランド・Ora2(オーラツー)のCMキャラクターに抜擢されたことを改めてファンに報告。そしてあ〜ちゃんがこの日のために考えてきたという「ラーメン・バリカタ」「明太子」「福岡タワー」と形態模写した“福岡のダンス”を観客と一緒に踊り会場はさらに一体感を高めた。

ライブは後半戦へ。

上下前後に動く稼働ステージやセンターステージ上で、「FAKE IT」「エレクトロ・ワールド」「Party Maker」「だいじょばない」と畳み掛けるように攻撃的なダンスチューンでダンスを繰り広げ、さらに後方のステージに移りラストスパート「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」「チョコレイト・ディスコ」を披露した。

そして終盤のMCでは、かしゆかが「春から始まったツアーが今日で終わってしまうと思うと、本当に寂しくて、こんなにやってて楽しいツアーはなかったと思います。最終日がここにいる皆さんと、こうやって笑顔で幸せに迎えられたことが本当にうれしいです」と感謝の意を述べ、のっちは「大好きなアルバムを携えて、半年間ツアーを廻ってまいりましたが、かしゆかが言うとおり本当にずっと楽しかったし、楽しい中にも自分たちが成長できることがたくさんあって、本当に実のあるツアーだったと思います。大好きなみんなに支えられて、今日ここまでやって来れました。これからも私たちのことを楽しんで観ていただけたらなと思います」とツアーを振り返った。

そしてあ〜ちゃんは「日本のアリーナをまわり、たくさんの人に背中を押されて北米ツアーに行ってきましたけど、自分たちが想像するよりもっともっと厳しくて、まだまだだなって、悔しい思いをたくさんしました。(今日ヤフオク!ドームで)こんなに観たいと思ってくれる人がいてくれる幸せ。本当に噛み締めながらやらせてもらいました。今ここに私たちがいるのは本当に皆さまのおかげです。まだこれからも私たち進みます! 続いていきます! どうかこれからも応援よろしくお願いいたします」と、今後の決意と感謝を述べた。

ラストとなった楽曲は「STAR TRAIN」。Perfumeの今までとこれからが歌詞に込められた楽曲で、想いを込めて歌い上げるPerfume。そして、なんと楽曲終盤には客席のファンとスタッフ全員がサイリウムを点け、客席は白い光でいっぱいになり、メンバーへ光のサプライズ演出が行われた。3人は驚き感動し、あ〜ちゃんは「すごいきれい……うれしい知らんかった……」と言いながら涙を流し、「あー、幸せ。最高の景色。今日のことは絶対忘れません。みんなに会える日を楽しみに、またこのことを思い出して頑張ります。だからみんなも今日のことを思い出して年末はいろいろ大変だと思いますが、乗り越えて。頑張ろうね。」と締めくくり、約半年に及んだ大型ツアーが終了した。


リリース情報

2016.04.06 ON SALE
ALBUM『COSMIC EXPLORER


Perfume OFFICIAL WEBSITE
http://www.perfume-web.jp


 

161113-CI-192002

161113-CI-192003

161113-CI-192001

161113-CI-192005

161113-CI-192004

161113-CI-192007

161113-CI-192006

161113-CI-192010

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人