浜崎貴司×斉藤和義×吉井和哉×藤原さくら×トータス松本。熊本復興イベントで2万人が熱狂

10月29日、熊本城・二の丸広場にて『浜崎貴司 集まれ! オールクマモト GACHIスペシャル in 熊本城』が開催。浜崎貴司を筆頭に、彼と親交の深い斉藤和義、吉井和哉、藤原さくら、トータス松本という豪華なラインナップが実現した。

『GACHI』は、浜崎貴司がさらなる新しい歌との出会いを目指し、ギター1本と歌のみで対決する弾き語り共演ライブイベント。今回は、そのスペシャル版だ。

開催前日の10月28日は、大雨に見舞われた熊本。開催を待ち望んだ観客の思いが伝わったのか、ライブ当日は晴天に恵まれ爽やかな空気に包まれた。大西一史熊本市長のかけ声と共に『GACHI』のオープニングSEとして毎回使用される「ココロの底」が流れ、出演者である浜崎貴司、斉藤和義、吉井和哉、藤原さくら、トータス松本が登場。1曲目「GACHIのテーマ」から「デイ・ドリーム・ビリーバー」へと続き、出演者5人全員が熊本に歌いに来た意味を示すように、高らかに演奏がスタートした。

トップバッターで登場したのは、熊本のために歌いたいと浜崎貴司に連絡し、急遽ライブに参加を表明したトータス松本。1曲目に披露された曲は、名曲「笑えれば」。熊本で歌うことの喜びを噛みしめ、エモーショナルに高ぶるトータス松本の歌に包み込まれたかのように、会場中がひとつになるのを肌で感じる。“何もかもムダじゃない たったひとつの輝きになれ”と歌い上げる「明星」の歌詞に、胸を震わせた観客も多かったに違いない。2曲ソロで歌ったあとに浜崎貴司が登壇し、2人で「バンザイ~好きでよかった」を歌唱。会場全体がサビに合わせて手を挙げ、会場一体となって歌うその雰囲気が熱気に包まれていた。

続いて、この日唯一の女性出演者である藤原さくらが呼び込まれ登場。30歳以上差があるふたりの最初の出会いからトークがスタートし、会場全体があたたかな雰囲気に包まれる。『GACHI』ライブ初参戦のなか、穏やかなギターの音と彼女の魅力のひとつであるスモーキーボイスで囁くようにスタートした「好きよ 好きよ 好きよ」。続いて、繊細さと柔らかさを同時に表現する彼女の代表曲ともなった「Soup」を熱唱。浜崎と共に「500マイル」が披露されると、会場全体に清々しい空気が流れた。

シックな空気をまとって登場したのは吉井和哉。観客との掛け合いに笑顔で応えつつ、「シュレッダー」からスタート。寄り添いつつも力強い歌声で高らかに歌い上げる吉井和哉の姿に、観客からは熱い拍手が送られる。「LOVE&PEACE」に続いて浜崎貴司が登場し披露されたのは「LOVE LOVE SHOW」。心地いいメロディと野外ステージが相まって突き抜けるような解放感が生まれ、彼らふたりにしか紡ぎだせないであろう力強いメロディに体が躍る。「ことあるごとに熊本に来るよ」と、この日訪れた2万人の観客へ向けて、約束を掲げた。

ライブ中盤に差し掛かり、呼び込まれたのは浜崎貴司と同郷出身で『GACHI』に何度も出演してきた斉藤和義。柔らかい手つきで弦を弾きながら会場を見わたし、そのままの流れで「ずっと好きだった」のイントロが自然と始まると、待っていた! と言わんばかりの声援が客席から上がる。初めて熊本に来た際のエピソードを交えつつ、今日来た観客へ向けて祈りを捧げるように「歌うたいのバラッド」を披露。夕暮れ時にしっとりとした雰囲気のなか、MCで笑いを交えつつ、浜崎貴司と共に「歩いて帰ろう」を熱唱。楽曲に後押しされるように自然と体が動き出し元気づけられるメロディに、観客から熱い拍手が贈られた。

そして、ついに本日の主催である浜崎貴司のソロライブがスタート。これまで登場した4人のアーティストのライブを経て“胸が熱くなった”と語る浜崎。熊本城をまっすぐに見つめながら、この場所で歌えることへの感謝を伝えた。日の沈みかけた夕暮れ時にぴったりな「ウイスキーが、お好きでしょ」から「幸せであるように」のメドレーでスタート。この日集まった2万人の歓声に応えるように、「ゴールデンタイム」を披露。この日はよりいっそう厚みと温かみのある浜崎の歌声で、会場を魅了する。

そして再び斉藤和義、吉井和哉、藤原さくら、トータス松本がステージへ上がり、全員で「日曜日よりの使者」を披露。楽曲中、“熊本よりの使者”と歌詞を変え、会場をよりいっそう盛り上げる。出演者からの煽りにシンガロングに応える観客の熱をそのままに、「勝手にしやがれ」のカバーを披露、観客の両手が左右に揺れ会場に一体感が生まれる。そして出演者5人に加えて、このイベントのキーマンである今野多久郎をパーカッション、大西一史熊本市長をドラムとして迎え、フルメンバーで「ガッツだぜ!!」を演奏すると、観客は立ち上がり、メロディに合わせて体を揺らし、楽曲の圧倒的な熱量に会場の熱気は最高潮に達する。熊本城を正面にした解放感溢れるステージ上で、親睦の深いメンバー間のグルーヴが大きなうねりとなり会場全体を飲み込んでいった。

再び「GACHIのテーマ」を歌い本日のゲストを見送った浜崎貴司は、ひとりステージに残り、この日会場に足を運んだ観客や出演者、スタッフへ向けて、このライブが実施できたことへの感謝を述べ、「BEAUTIFUL!!」を披露。太陽が傾きライトアップされた熊本城を正面に浜崎貴司の歌声が会場内に響き、この日いちばんの大きな拍手と喝采が贈られ、ステージは幕を下ろした。

過去を乗り越え、未来へ向けて希望を繋ぐ、終始熱気に包まれたライブ。会場を去る観客の後ろ姿からは、それぞれの道へ歩き出す希望が感じられた。

PHOTO:(C)MICHIHARU BABA / AYAHA FUJII


イベント特設サイト
http://www.bea-net.com/gachi/

浜崎貴司 OFFICIAL WEBSITE
http://hamazaki.org/


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