DOG inThePWOの“今”を凝縮。project『Love』で得たものが滲み出た最新作

DOG inTheパラレルワールドオーケストラ

メンバー全員が楽曲を作れる強みを活かして制作された最新ミニアルバム『Doggy Style0』。project『Love』を通じ、日々成長を続けるDOG inTheパラレルワールドオーケストラの“今”の姿とは?

INTERVIEW & TEXT BY 吉田可奈


弾いているのに、弾いていないような……

──現在、全国ツアーproject『Love』の真っ只中になりますが、どんなことを感じていますか?

 9月と10月は、2日に一度はライブがあるような状態だったんですよ。ライブして、寝て、風呂に入って飯食って、移動して、またライブの繰り返し……これがすごい楽しいんです。

ミズキ バンド史上、指折り数えるくらいの濃厚な日々を過ごしているよね。

緩菜 今回はどこの会場に行っても、すごく一体感を感じるんです。その集大成が12月23日の舞浜アンフィシアターでのライブなので、今からものすごくワクワクしているんです。

準々 いつもなら、ここまで怒涛のスケジュールだと疲れちゃうんですよ。でも、今回は最初から最後まで良い状態を保てたし、何よりギターとバンドが改めて好きだと思えたんです。なぜかはわからないけど、感覚的にそう思えたことがすごくうれしくて。

メイ 音楽だけをするというルーティンの生活だったから、余計なことを考えることがなく心が軽かったんです。これだけ怒涛なライブ日程に、最初はどうなるのかなと思ったんですが、実際にやってみたらすごく楽しかったですね。

ミズキ わかる! 「ドラゴンボール」の超サイヤ人って、最初になるのは本当に大変なんだけど、どんどんその状態でいることが通常になってくるじゃないですか。まさにその状態。弾いているのに、弾いていないような……。

 よくわからないけど、わかる気がする(笑)。

焼いちゃダメじゃん(笑)!

──あはは。つねにハイで良い状態を保てたのですね。

ミズキ そうですね。この状態を保てるのはすごく良いことなので、貴重な経験ができました。

 僕自身、今回はどの会場も初めて演奏する場所だったので、最初は不安もあったんですが、今回は、たくさんの新曲を披露するというというライブにも関わらず、すごく盛り上がってくれたんです。つねにツアーファイナルのような感じだったんですよ。なんだか、ファンが前のめりの感覚というか……。

ミズキ そうだね。自分たちの地元を盛り上げようという空気がすごい出ていたよね。

準々 そういえば、僕のブログにファンの人から地元を一緒に盛り上げましょうってメッセージをもらったんですよ。そこには、“こんな野原みたいなところにきてくれてうれしい”って書いてあったんです。それなら“その野原、焼け野原にしてやる!”って思いながらライブをしていて。

ミズキ 焼いちゃダメじゃん(笑)!

春 そのくらいの気持ちってことだよね(笑)。

基本的に時間をかけても出来ないものは駄作

──そんなツアーの最中にリリースされるのが、ミニアルバム『Doggy Style0』。

 はい。project『Love』の第1弾のシングル「7th WONDER」ではあらたなDOG inThePWOを表明したんですが、今回は今のDOG inThePWOはこういう状態なんだよというのを表現したかったんです。それなら、全員が曲を作れる僕らならではのスタイルで作る『Doggy Style』シリーズにしようと思ったんです。

──皆さん、それぞれが作り上げた楽曲が本当にバラエティ豊かですよね。

緩菜 そうですね。僕が作った「曖昧ボーイフレンド」は、わりと自然に作れたんですよ。いつも曲がさらっと出来るときと出来ないときがあって、これは前者の曲だったんです。基本的に時間をかけても出来ないものは駄作だと思ってすぐに捨ててしまうんです。

 最初にこの曲を聴いたときに、今までのDOG inThePWOにはないテンポの曲ですごくカッコいいなって思ったんです。僕自身、作曲の才能がないと思っているので、こういう曲を作ってくるメンバーたちは本当にカッコいいし誇りだと思うんですよね。

ちなみにメイくんの「RoomNo.109」は、今までにないくらい甘くてふわふわしていてファンタジー色が強かったんです。この曲のおかげで個性に深みが増しました。

約1名自由が効く人がいるので思いきり煽ってくれる

──その個性的な曲たちだけでなく、全員で歌う曲も2曲収録されていますよね。

 「JOY TO THE WORLD」は全員でまじめに歌っていて、それを改めて聴いていると、熱いものがこみ上げくるんですよ。いつも全員で歌う曲はふざけていたり、わちゃわちゃしたものが多いので、新鮮に感じてもらえると思います。

メイ もう1曲の「ローリングサンタクロース~慌てん坊のTDX~」(通常盤のみ収録)は完全におふざけです(笑)。

ミズキ これはみんなで舞浜アンフィシアターでのライブを楽しむための曲ですからね。

 とはいえ、特に聴きこまなくても、約1名自由が効く人がいるので思いきり煽ってくれると思います。

準々 MCシュガーさんね(笑)。

──あはは。楽しみにしていますね。では、舞浜アンフィシアターへの意気込みを教えてください。

メイ ツアーを回ってきて、ようやく自分たちが胸を張って「ついて来てね」って言えるようになったんです。だからこそ、舞浜ではショーと、引っ張っていくライブをバランス良く観せて行けたらと思っています。

緩菜 毎年、舞浜ではその1年の結果が見れるように感じていて。きっと今年は、去年よりもさらに良い景色が見れると思うので、一緒に楽しんでもらいたいです。

 来年はさらに行ったことのない場所でワンマンツアーをしていこうと思っているので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

メンバーが“愛するもの”を発表した動画「Sign」はこちら!

baner

DOG inTheパラレルワールドオーケストラも所属するResistar recordsをフィーチャーした連載「れじっちゃう!?」のこれまではこちらでご覧いただけます。


ライブ情報

project『Love』第2シーズン ~X’mas特別公演~
『Tokyo Doggy’s X’mas -2016-』
12/23(金・祝)千葉・舞浜アンフィシアター

project『Love』第3シーズン
~LIVEHOUSEツアー『いつだって愛に来いよ、どこだって愛に行くよ~ワンマンやった事ないトコ編~』~
01/17(火)山梨・甲府KAZOO HALL
01/19(木)埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
01/21(土)福島・郡山 CLUB #9
01/22(日)茨城・水戸ライトハウス
01/24(火)栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
01/26(木)群馬・前橋DYVER
01/28(土)富山・富山SOUL POWER
01/29(日)福井・福井CHOP
01/31(火)滋賀・滋賀B-FLAT
02/02(木)熊本・熊本B.9 V2
02/04(土)愛媛・松山サロンキティ
02/05(日)香川・高松DIME
02/07(火)静岡・静岡Sunash

project『Love』スペシャルシーズン
ミズキB.Dワンマン『ファイヤー祭~灼熱!!漢の煽り20連発!!~』
01/14(土)愛知・名古屋BOTTOM LINE

project『Love』スペシャルシーズン
春B.Dワンマン『大阪BIGPAG~櫻井の櫻井による櫻井の為だけのライヴ~』
01/15(日)大阪・BIGCAT

DOG inTheパラレルワールドオーケストラ主催
『極!!犬小屋』
02/11(土)東京・ TSUTAYA O-EAST
【出演】DOG inTheパラレルワールドオーケストラ / R指定 / A9 / MEJIBRAY / Royz
【O.A】ジャックケイパー

詳細はこちら


プロフィール

ドッグインザパラレルワールドオーケストラ/春(vo)、準々(g)、ミズキ(g)、メイ(b)、緩菜(ds)。2009年1月1日結成。同年6月に0stシングル「‐49‐」、11月に1stシングル「ハルシオン飴缶」&1stミニアルバム『メルトトルカカトル』をリリース。

オフィシャルサイト


リリース情報

2016.10.26 ON SALE
MINI ALBUM『Doggy Style0』
Resistar records

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事を書いた人