SHE’S井上竜馬とモデル青柳文子が対談するとコントの約束を結ぶ!?【後編】

SHE’S 井上竜馬 × 青柳文子

SHE’Sの2ndシングル「Tonight / Stars」のジャケットおよび「Tonight」のミュージックビデオ(以下MV)に出演したことをきっかけに実現した、SHE’Sのボーカル&キーボードの井上竜馬と、モデル・青柳文子によるスペシャル対談! 少しずつ距離が縮まってきたところで、アーティストとモデル、それぞれが向かい合う“夢”について語っていくことに。

INTERVIEW & TEXT BY 三宅正一
PHOTOGRAPHY BY 冨田 望


対談インタビュー前編はこちら


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ガチの演技はできないです

──青柳さんはバンドをやりたいと思ったことはないのですか?

青柳文子 音楽は聴くほうが好きで、実際にバンドをやりたいと思ったことはないですね。元々人前に出るのが恥ずかしいんですよね。

井上竜馬 でも、ずっとモデルをやってるじゃないですか(笑)。舞台にも出演されてるし。それは平気なんですか?

青柳 モデルは人が作った洋服を借りて着ているという感覚で、舞台も自分のセリフを口にするわけじゃないから平気なんです。自分自身を表現するとなると、自意識過剰なので考えすぎちゃうんですよね(笑)。

井上 なるほど。僕は逆にお芝居が全然できないんですよ。MVで1回だけ女優さんと演技をする機会があったんですけど、自分が演技をしている映像を観るのが恥ずかしくて耐えられなかった(笑)。コントっぽい、遊び感覚のものだったら平気なんですけどね。ガチの演技はできないです。

青柳 じゃあ今度一緒にお芝居しましょうよ。ミュージシャンの方ってお芝居もうまい人が多いじゃないですか。「すべての芸術は音楽に嫉妬する」という言葉がありますけど、私もホントにそう思うんですよね。生まれ変わったらミュージシャンになりたいと思うくらい。

だから、ミュージシャン出身の役者さんに嫉妬するんです。ハマケン(浜野謙太/在日ファンク)さんとか。

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メンバー4人のベクトルが同じ方向に向いた

井上 でも、ミュージシャンは“お芝居でもなんでもできちゃう人”と“音楽しかできない人”、極端に分かれると思いますけどね。青柳さんはモデルを始めた当初からお芝居もやりたいと思っていたんですか?

青柳 思ってなかったです。自分にお芝居ができるとも思ってなかったし、少しずつ足を踏み入れて、少しずつ手応えを感じながらやっています。井上さんはずっとプロのミュージシャンになりたいと思ってましたか?

井上 SHE’Sを組んで1年くらいはプロになる気はなかったんです。SHE’Sを結成して1年後の2012年に「閃光ライオット」に出場して、決勝大会まで残ったのが大きかったです。決勝の日比谷野外音楽堂のステージで、初めて3,000人という大勢のお客さんの前で演奏して。そこでメンバー4人のベクトルが同じ方向に向いて本気でバンドをやっていこうとなったんです。

青柳 実際にプロのミュージシャンになれたのは自分が“持っていた”からだと思いますか? それとも“寄せていった”と思いますか?

井上 自分に自信があるというよりは、自分の好きな音楽に自信があったんです。自分の好きな音楽を追求して、自分のものにする作業をずっと繰り返して。

その結果、自分の曲にも自信が生まれたし、自分の信じているものから得た自分らしさは間違いないと思ってますね。だから、最初から“持っていた”とは思ってないですね。

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お互い1対1の人間やから

青柳 売れたいと思いますか?

井上 めっちゃ売れたいです(笑)。ドームでライブができるくらいまで売れたいです。ずっと海外のスタジアムバンドに憧れてきたので。でも、それくらい目指さないと武道館でもライブはできないと思うんですよ。

そういう思考は小さい頃に野球をやっていた影響でスポーツマンっぽいかもしれないですね。優勝を目指さないとベスト4にもいけないという精神が根本的にあって。

青柳 売れるということは、多くの人に認められるということじゃないですか。自分の好きな音楽を追求することと、多くの人に聴かれる音楽を作ることのバランスって難しくないですか?

井上 音楽って自己満足の面もあるけど、それだけじゃないところまでいきたくて。お客さんと演者という棲み分けも大事なんですけど、お互い1対1の人間やから。そこで自己満足だけで表現するのは僕の性格ではないし、ちゃんと寄り添いたいなって思うんですよね。

「俺の音楽が好きなやつだけついて来い」という精神も自分を貫いていてカッコいいなと思うんですけど、僕はそういう性格じゃないんですよね。

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受け手に対して親切ではないかもしれない

青柳 私は人に認められたいという意識が足りないと思うんですよね(笑)。だから、そういう意識をもうちょっと持ちたいなって思う。どこかで自分に「無理をするよりも私が心地よいことのほうが誠実じゃん」って言い聞かせてるところがあって。受け手に対して親切ではないかもしれないですね。

井上 でも、青柳さんのことを好きな人は青柳さんのそういったスタンスも込みで好きだと思うんですよ。だから、青柳さんが親切じゃないとは思わないです。ちゃんと自分を持っている凛とした人であることは表情やオーラにも出ていると思うし。

青柳 ありがとうございます。

──井上さん、またSHE’SのMVに青柳さんが出演する機会に恵まれたらいいですね。

井上 ホンマですよ!

青柳 いいんですか?

井上 もちろんです!

──「Tonight」の続編となる楽曲が生まれたら必然的な理由になるだろうし。

井上 あ、そうですね。今からホテルに戻ってすぐ書きます!(笑)

青柳 早い(笑)。では、その曲のMVで一緒にお芝居しましょうよ。

井上 MVでちゃんとお芝居をして、初回盤のDVDで一緒にコントをやりましょう(笑)。

青柳 それ、面白そうですね(笑)。

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プロフィール

SHE’S

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井上竜馬(key、vo)

シーズ/井上竜馬(key、vo)、服部栞汰(g)、広瀬臣吾(b)、木村雅人(ds)。2011年4月、井上を中心に結成。2012年、「閃光ライオット2012」のファイナリストに選出。2016年3月より全国全5ヵ所にて自身初のワンマンツアーを開催する。

オフィシャルサイト

 

青柳文子

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アオヤギフミコ/1987年12月24日生まれ。大分県出身。身長163cm。趣味・特技:スキー、乗馬。ファッションモデルの傍ら女優業もこなす人気青文字系モデル。

オフィシャル プロフィール


リリース情報

2016.10.19 ON SALE
SINGLETonight / Stars
Virgin Records

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