壮絶ないじめ体験を歌にのせた2人組少年ユニット「Bars & Melody」

スーザン・ボイルを誕生させたイギリスの大人気オーディション番組「Britain’s Got Talent(ブリテンズ・ゴット・タレント)」。ワン・ダイレクションを生み出したサイモン・コーウェルが審査員を務めていることでも知られている。

そんな名高い同番組に出演した少年2人組が会場を涙で包んだと話題に。今回は少年ユニット「Bars & Melody(バーズアンドメロディ)」を紹介する。

2014年、緊張の面持ちで同番組に登場したレオンドルとチャーリーという少年ふたりからなるユニット「Bars & Melody」。彼らが大御所審査員たちの前で披露したのは映画「コーチ・カーター」の主題歌「Hope」の替え歌で「Hopeful」。歌詞は全編に渡りオリジナルだ。

壮絶ないじめ体験を赤裸々に綴った歌詞

レオンドルは過去に少年グループから壮絶ないじめを受けていたそう。言葉での嫌がらせだけでなく、蹴る、殴られるなどの被害にあったレオンドルが赤裸々に綴った歌詞に、観客は思わず涙を流した。

その歌詞には体験のほかに、誰に話せばいいのか、どう立ち向かえばいいのかというつらい彼の心境、そして希望を持てば方法が見つかるはずだという同じ体験をしている世界中の人に向けての温かいメッセージも乗せられていた。

 

辛口審査員サイモン・コーウェルもラブコール

辛口で知られるサイモンは彼らが披露した曲は売れると公言し、「すべての言葉を聴いたよ。君たちが大好きだ」とラブコールを贈り、観客からも大歓声が巻き起こった。

この動画は世界中で再生され、再生回数は1億回を突破(2016年8月現在)。彼らが目指すのは「音楽で誰かを助けられるようになる」というもの。きっと、このオーディション動画も、いじめを経験している人々にとって助けになっているのではないだろうか。

 

日本でも8月に本格デビューを果たす

昨年8月にデビューアルバム『143』を発売した「Bars & Melody」。新人としては異例のチャート4位を獲得し、ヨーロッパツアーも成功させた。今後の活躍にますます期待されている彼らが、今年の8月24日に日本でのCDデビューが決定。オーディションで披露した「Hopeful」の日本語バージョンのほか、日英共同プロデュース楽曲「Unite(Live Forever)」や「No Way」など計14トラックを収録している。

日本でも深刻な問題として取り上げられることの多いいじめ問題。彼らの楽曲を通して、そこに少しでも希望がもたらされてほしいものである。

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