水中神秘的音楽!一聴の価値あるアートバンド「アクアソニック」が奏でる未知の音

野外音楽フェスティバルなどで急に雨に見舞われ、スタッフが必死に機材をビニールシートで覆う姿を見たことがある人は多いのでは? 機材や楽器は、当然だが水に弱いものである。

しかし、そんな常識を覆す芸術的なバンドがデンマークにいた。彼らの名は「アクアソニック(Aqua Sonic)」。なんと水中で音楽を奏で、その神秘的なパフォーマンスが話題になっているのだ。

アクアソニックは、デンマークにてシンガーソングライターのライラ・スコヴマンド(Laila Skovmand)を中心に結成された。ライラは、2006年に水の中で歌えるかどうかを試したことがきっかけで、水の中で気泡を出さずに歌う研究を開始。翌年から様々なアーティストとコラボしながら水中ソロパフォーマンスを行っている。

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2009年に同バンドを結成して以降は、歌い方だけに限らず、水中で音を奏でることを徹底研究してきた。

まず、魚の音や、ハイドロフォン、スキューバダイビングの音などを徹底的に研究したアクアソニック。特定の周波数の音と固有振動の関係性について研究する学問「サイマティクス」のエキスパートであるドイツ人学者を訪ね、スピーカーシステムも自ら制作し、度重なる実験やシュミレーションを行った。

2012年には、水中で演奏できるヴァイオリンを完成させるなど、これまで様々な「水中楽器」の制作に着手してきた。学問をも駆使し、自ら楽器も開発するという彼らは、ガチの水中パフォーマーなのだ。

動画を見てもわかるように、水中からダイレクトに音を生み出す彼らの演奏から、今まで聴いたことのない神秘的なサウンドを味わうことができる。

それにしても一歩間違えれば命の危険までありそうなパフォーマンス。常に危険と隣り合わせで、アクシデントに見舞われないか思わず心配してしまうが、これからも研究を重ね、もっともっと幻想的な音楽を創り出してほしい。

アクアソニック公式サイト http://aquasonic.dk/index_with_menu.html

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