現在63歳!若手からのコラボ依頼が殺到する、ナイル・ロジャースというレジェンド

かつて一大ムーブメントを巻き起こし、富と名声を手に入れたミュージシャンたち。古今東西問わず、彼らの“その後の生活”には注目が集まるものだ。

プロデューサーや作曲家として音楽業界に残るものもいれば、その知名度を活かしてタレントとして活躍するものも。はたまた行方知れずになるものも……。

音楽で成功した後の人生のほうが、より明暗が分かれるのかもしれない。

そんななかで、70〜80年代に記録的なセールスで世界的な成功を収め、かつ今なお若手ミュージシャンからのコラボ依頼が殺到するミュージシャンがいる。それが、ナイル・ロジャースだ。

ナイル・ロジャースは、伝説的なファンクバンド「シック」の創始者兼ギタリストとして、70年代後半のディスコブームを牽引。

80年代はプロデューサーとして、デヴィッド・ボウイ、ミック・ジャガー、マドンナなどのヒット作を次々と世に送り出した、誰もが知る音楽界のレジェンドだ。

 

グラミー賞の歴史に残る名アクト

そんなナイル・ロジャースの参加したコラボ作品が、近年いくつもリリースされている。そのなかで、最も有名なのは2013年にリリースされた「Get Lucky」だろう。

この曲では、ダフト・パンクとファレル・ウィリアムスという現代のトップミュージシャンたちが、ディスコブームの最重要人物であるナイル・ロジャースをフィーチャーして、ディスコミュージックを大胆にリバイバル。

ディスコミュージックへの愛と情景に溢れたこの曲は、2013年の音楽シーンの話題を独占し、翌年のグラミー賞を獲得。授賞式での、スティーヴィー・ワンダーを加えた豪華すぎるコラボパフォーマンスは、グラミー賞史に残る伝説となっている。

 

次世代の才能がナイル・ロジャースの下に集結

そして、ダフト・パンクやファレルのような実績のあるトップミュージシャンのみならず、次世代の若手もナイル・ロジャースとのコラボを実現している。

2013年にリリースされた「Together」では、ダンスミュージックデュオのディスクロージャー、ソングライターのサム・スミス、プロデューサーのジミー・ネイプスといった「イギリスの1987年以降生まれの若手ミュージシャン」と共作を行った。

ディスクロージャーの生み出す、ガラージベースの最新ダンスミュージックに、ナイル・ロジャースの緩やかなテンポでのギターカッティングが、絶妙にマッチしている一曲だ。

 

EDMでもコラボを成功させる、驚異の63歳

またナイル・ロジャースは、ディスコ、ファンクのリバイバル曲のみならず、EDMの楽曲にも参加しているから驚きだ。

それが、オーストラリア出身の美人双子ダンスミュージックデュオ、ナーヴォとコラボした楽曲「The Other Boys」だ。

2015年の米ビルボードのクラブチャートで1位を獲得したこの曲で、ナイル・ロジャースはアッパーなEDMダンスチューンにバッチリ対応した、軽快なギタープレイを披露している。

1978年の最初のブレイクから38年の時を経て、リスペクトされ続けているナイル・ロジャース。2016年に入っても、オランダのEDMプロデューサー、ニッキー・ロメロとのコラボ曲「Future Funk」を2月にリリースした。

若手ミュージシャンとの共演をし続ける、“最高にファンキーな63歳”ナイル・ロジャース。コラボ曲を入り口に、そのギターサウンドへ耳を傾けてみてはいかがだろうか。

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