YOSHIKI、“AI”をテーマに識者2人とトーク。「初めて腑に落ちました!」

2016.04.11

4月7日、新経済連盟が主催するグローバルカンファレンス『新経済サミット2016』が開催され、数多くのアントレプレナー、イノベーター(起業家)が登壇する中、日本を代表するアーティストであるYOSHIKIが登場。同団体の三木谷浩史代表理事とトークセッションを行い、ピアノの生演奏も披露した。

また番組後半では、ドワンゴ取締役でありi-modeを生み出して日本の会員ビジネスを変革した立役者でもある夏野剛氏とも対談を行い、音楽ビジネスの未来などについて語り合った。

『新経済サミット2016』のステージに登場したYOSHIKIと、三木谷代表理事との対談テーマは「AI」。YOSHIKIは音楽を例に挙げ、「過去のヒット曲を分析して、どのような要素が人を感動させるのかわかればAIが作曲するようになるのかも」と、近い将来起こりうる新しい作曲スタイルを予想。

その一方で、AIにできないこととして「即興での作曲」を挙げ、「私が作曲をするとき、天から旋律が降ってくることがあります。それは(理屈では)説明できません」とコメント。これに三木谷理事も「年末に第九のコンサートを聴いて、指揮者によってまったく違う演奏になることを知りました。音楽には自分の人生そのものが表れるようです」と答え、人工知能と音楽の未来について語り合った。

また対談中には、AIには難しい“即興”演奏の実演が行われる場面も。三木谷理事の指揮に合わせてYOSHIKIが即興でピアノを弾くという異色のコラボレーションに、ニコニコ生放送のコメントも大盛り上がり。最後にはYOSHIKIによる「ENDLESS RAIN」の美しい旋律に、会場だけでなくニコニコ生放送視聴者も魅了された。

そして『新経済サミット』後には、会場を別室に移してYOSHIKIと夏野剛氏によるスペシャル対談を実施。

ふたりの共通の話題であるワインの話でひとしきり盛り上がったあと、最初のテーマは「音楽サブスクリプションサービス」。IT業界におけるサブスクリプションビジネスの先駆者ともいえる「i-mode」を生み出した夏野氏は、「i-modeが生まれたとき、最初は(音楽業界関係者)から嫌がられたが、2年後には感謝されましたよ」と当時を回想。サブスクリプションビジネスをスポーツクラブに例え、「スポーツクラブも半分くらいのお客さんは来なくて、体を鍛えることにお金を払っているのではなく、いつでもスポーツクラブに行ける権利にお金を払っているんです」と説明。これにはYOSHIKIも深くうなずき、「音楽レーベルも今は体力がなくなっていて、ビジネスモデルが変わっていくでしょうね」とコメント。

また夏野氏は、本放送でもある、2015年8月のスタートから4ヵ月でニコニコチャンネル・アーティストチャンネルで第一位の会員数となった「YOSHIKI CHANNEL」についても、サブスクリプションサービスであることに触れ、「ネットは好きな時間に好きなものを見られる媒体なのに、生放送でその時間に見るライブ感が受けているのでは」と述べた。

トークはそのまま、三木谷理事との対談テーマでもあった「AI」の話題へ。「AIは人間にとって害になると思いますか?」というYOSHIKIの質問に夏野氏は「人類にとって最高の技術になる可能性が高いと思います」と回答。さらに「AIにできないことはリスクをとること」だと述べ、「だからこそ将来はリスクをとれない職業はAIに置き換わるでしょう」と予測。また、「黒字化できなかった“ニコ動”なんてビジネス、AIは絶対やらないでしょうね」と冗談を飛ばす場面も。自身を「僕なんかAIと対極のところにいる」と話し、「“リスク”をとることは人間にしかできなくて、AIには絶対できない」と話す夏野氏に、YOSHIKIも「(AIの話で)初めて腑に落ちました!」と感心した様子。

その後も「自動車の自動運転」や「結婚はリスクかどうか」など、様々なテーマで語り合い、すっかり意気投合した様子のふたりは夏野氏の公式ニコ生にもゲスト出演する約束をし、視聴者のコメントも盛り上がりを見せていた。


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