由来はあのレジェンドバンド。名古屋発ヒップホップレーベル「JET CITY PEOPLE」がアツい!

今、名古屋から日本のヒップホップシーンを盛り上げている「JET CITY PEOPLE」というヒップホップレーベルを知っているだろうか。

2010年に設立されたJET CITY PEOPLEは、ヒップホップレーベルではあるが、レーベル名は名古屋出身の伝説のロックバンド「BLANKEY JET CITY」にちなんでつけられている。

JET CITY PEOPLEの魅力は、近年では珍しい“硬派なヒップホップ”でシーンに挑んでいること。東京への出張でも東京勢から客演を迎えることなく、名古屋のメンバーのみでライブをするストロングスタイルで展開中だ。

今回はそんな、要注目の名古屋発ヒップホップレーベル、JET CITY PEOPLEのなかから、絶対にチェックするべき最重要メンバーたちを紹介しよう!

 

呂布カルマ


まずは、トラックメイカー・鷹の目と共にJET CITY PEOPLEを立ち上げたMC、呂布カルマ。“サングラス、オールバック、スカジャン”という既存のラッパーのイメージを覆すファッションが彼のトレードマークだ。

彼の名を全国区にしたのは、即興で対戦相手をディスる競技である「フリースタイルMCバトル」での活躍だ。戦極MCBATTLE第12章優勝、UMB 2014 愛知予選優勝、THE罵倒2015 GRAND CHAMPIONSHIP優勝など、輝かしい経歴の持ち主である。

呂布カルマのバトルでの武器は、ライム(韻をふむこと)やフロウ(歌い回し)ではなく、対戦相手の核心を突く“言葉の重み”。判定を下すオーディエンスに対してもまったく媚びることなく、時に痛烈なディスを加えたうえで自分の勝ちを認めさせる驚異のバトルMCなのだ。

音源では、バトルで見せる以上の切れ味のある言葉でラップを展開している。“大人向けのヒップホップ”を標榜し、『四次元HIP-HOP』『The Cool Core』などこれまでに4枚のアルバムをリリース。

全作品において、USヒップホップ由来のフロウを輸入したうえで、オリジナリティを追求するスタイルを貫き、それは今の日本語ラップシーンへのアンチテーゼとなっている。

 

K.Lee


次は、名古屋の大御所ラッパー、K.Lee。名古屋市港区、通称“名港”のヒップホップユニット、BB­9のメンバーとして彼は長年に渡り東海のヒップホップシーンを牽引してきた。

バトルMCとしても知られ、UMB 2008 名古屋予選優勝、UMB 2009名古屋予選準優勝という輝かしい戦歴を持つ。

2014年にはアルバム『DEFTOPIA』をリリース。表題曲「DEFTOPIA」は、ベテランMCらしい確かなライミングで、街の情景と挑戦者の心情を巧みに表現している一曲だ。

 

ばんり


最後は、JET CITY PEOPLEの次世代を担う期待のMC、ばんり。“言葉の重み”で勝負するラッパーが多いJET CITY PEOPLEのなかにあって、言葉だけでなく様々なフロウを器用に使いこなすラッパーだ。

どんなビートにも対応して、自分のスタイルに取り入れていくことを得意とするばんりは、最新アルバム『DISARM』でその能力をいかんなく発揮。

1曲目「Space Cowboy」では、ジューク感のあるベース系のビートに乗せて、巧みに韻を踏みながらもフロウをつけるラップを披露している。

 
他にも、BASE、TOSHI蝮、ROO-TIGER、Y-クルーズ・エンヤなどの所属するJET CITY PEOPLE。気になった人は、レーベルの最新コンピレーションアルバム『JET CITY PEOPLE presents Fat Bob’s ORDER vol.3』をチェックしてみることをオススメ。2016年も、JET CITY PEOPLEの活動から目を離してはいけない。

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