スガ、トータス、吉井、怒髪天・増子ら“1966年生まれのミュージシャン”が武道館で豪華セッション

「濃い口の味噌ラーメンのあとにステーキを食べるようなステージ」。

MCで言ったスガ シカオの表現のなんと絶妙なことか。仙台公演に続いて、ここ日本武道館で開催された1966年生まれのアーティストたちによるライブイベント『ROOTS66-Naughty50-』、その内容たるや盛りだくさんすぎて書ききれないほどだ。

オープニングのナレーション(まさに落語の枕!)は“最もチケットが取れない落語家”立川談春(もちろん’66 年生まれ)が担当し、バンドの面々とその実力は音が鳴ったとたん会場が沸騰するほどの豪勢さ。そして誕生日順に登場する各出演者が繰り出すヒット曲や名曲の数々。

何せアタマから、JUN SKY WALKER(S)「さらば愛しき危険たちよ」〜筋肉少女帯「日本印度化計画」〜ソウルフラワーユニオン「満月の夕」〜怒髪天「オトナノススメ」と、それぞれの代表曲が繋がっていくのだからすごい。まるで『ROOTS66』というプレイリストを会場中で共有してみんなで一緒に聴いているような親近感と一体感だ。

さらにセッションも、掛け値なしに“二度とないレベル”だ。詳しくはセットリストをご覧いただきたいが、どれも選曲の妙が光る。

「生まれて初めてロック的なるものの匂いを感じた」(増子+トータス+田島)「銃爪(ひきがね)」(世良公則&ツイスト)や、「そう言えば日本のデヴィッド・ボウイは3人おった」(中川+吉井+田島)ということで「Changes」(デヴィッド・ボウイ)、あるいは「本当に素敵な曲で、いまここで歌えてよかった」(斉藤由貴+田島+トータス+増子+宮田)という「人生の扉」(竹内まりや)など、1曲1曲に意味と必然性がしっかりと感じられる。

また、ちょっとした合間でのトークに、トータス松本、斉藤和義、斉藤由貴が並んで登場したり、瞬間瞬間が“ありえへん”ことだらけで時間の経つのも忘れてしまう。

最後は出演者全員でのセッション。RC サクセション「JUMP」、ジローズ「戦争を知らない子供たち」、沢田研二「勝手にしやがれ」、そしてアンコールは、西城秀樹「YOUNG MAN」。トータル3時間超えのノンストップミックスフライ定食、いや〜楽しかった、おかわり! 次回大阪公演は4月3日、大阪城ホール。

TEXT BY 谷岡正浩 PHOTO BY 三浦麻旅子/柴田恵里

【イベント概要】
FM COCOLO Presents『ROOTS66-Naughty50-』
03/27(日)東京・日本武道館

<セットリスト>
前説(立川談春)
1:メドレー(踊るダメ人間/宮田和弥〜極東戦線異常なし!?/大槻ケンヂ〜セイノワ/中川敬〜朝日のあたる家/増子直純〜やさしくなりたい/田島貴男〜サマータイムブルース/斉藤和義〜黄金の月/渡辺美里〜欲望/スガ シカオ〜P.M.A(Positive Mental Attitude)/ABEDON〜悲しみよこんにちは/伊藤ふみお〜LOVE LOVE SHOW/斉藤由貴〜BLUE BOY/吉井和哉〜ガッツだぜ!!/八熊慎一〜トータス松本)
2:丙午Song
3:さらば愛しき危険たちよ
4:日本印度化計画
5:満月の夕
6:オトナノススメ
7:銃爪(世良公則&ツイスト・カバー)
8:接吻
9:Changes(デヴィッド・ボウイ・カバー)
10: Progress
11:リンダリンダ(THE BLUE HEARTS・カバー)
12:ずっと好きだった
13: My Revolution
14:ロックンロール・ウィドウ(山口百恵・カバー)
15:WAO!
16:トンネル抜けて(BO GUMBOS・カバー)
17: SUNNY SIDE UP!
18:卒業
19:人生の扉(竹内まりや・カバー)
20:パール
21:ルーシーはムーンフェイス
22:氷の世界(井上陽水・カバー)
23:明星
24:JUMP(RCサクセション・カバー)
25:戦争を知らない子供たち(ジローズ・カバー)
26:勝手にしやがれ(沢田研二・カバー)

en:YOUNG MAN(西城秀樹・カバー)

<出演アーティスト>
友森昭一 1966年年1月13日
宮田和弥(JUN SKY WALKER(S)) 1966年2月1日
大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮) 1966年2月6日
福島 忍(勝手にしやがれ) 1966年3月21日
中川 敬(SOUL FLOWER UNION) 1966年3月29日
増子直純(怒髪天) 1966年4月23日
田島貴男(ORIGINAL LOVE) 1966年4月24日
田中邦和(sembello) 1966年5月13日
塩谷 哲 1966年6月8日
斉藤和義1966年6月22日
渡辺美里1966年7月12日
スガシカオ1966年7月28日
ABEDON(UNICORN) 1966年7月30日
阿部耕作(THE COLLECTORS) 1966年7月30日
伊藤ふみお(KEMURI) 1966年8月22日
沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ) 1966年9月5日
斉藤由貴 1966年9月10日 ※東京公演のみ出演
吉井和哉 1966年10月8日
たちばな哲也(SPARKS GO GO) 1966年11月18日
八熊慎一(SPARKS GO GO) 1966年11月28日
奥野真哉(SOUL FLOWER UNION) 1966年12月2日
田中 和(勝手にしやがれ) 1966年12月12日
木暮晋也(HICKSVILLE) 1966年12月17日
谷中 敦(東京スカパラダイスオーケストラ) 1966年12月25日
トータス松本(ウルフルズ) 1966年12月28日

GUEST MUSICIAN:tatsu(レピッシュ)
GUEST:エレファントカシマシ ※4/3 大阪公演のみ出演
宮本浩次 1966年6月12日
石森敏行
高緑成治 1966年4月15日
冨永義之 1966年4月14日


イベント情報

ROOTS66 -Naughty 50-
04/03(日) 大阪・大阪城ホール


 

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