USG×flumpool、対バンイベントが大盛況!「心のデスノートに名前を書いた」「デスノートはダメだろ!」

3月8日、新木場STUDIO COASTにて、雑誌「音楽と人」主催のイベント『新木場クロッシング』が行われた。

出演はUNISON SQUARE GARDEN、flumpoolの2組。ともに2008年にメジャーデビューを果たし、それぞれのやり方で戦い続けながら、自分たちのアイデンティティを確立してきた彼ら。今回の対バンイベントに際して、「音楽と人」2月号(1月7日発売)では両バンドのフロントマンの対談記事の掲載もあった、この2組による真っ向勝負。以下で、その模様をレポートする。

先攻はUNISON SQUARE GARDEN。鈴木貴雄(ds)、田淵智也(b)、斎藤宏介(vo&g)の順に姿を現した彼ら。いつものオープニングSEであるイズミカワソラの「絵の具」のピアノサウンドを、「天国と地獄」の重厚なイントロで突き破り、ライブをスタートさせた。獰猛な動物のように暴れまわる3人の音に煽られるようにして、超満員の新木場のフロアも一気に最高潮へ。続いて「シュガーソングとビターステップ」をたたみかけ、久々に披露された彼らの2ndアルバム『JET CO.』収録の「ライドオンタイム」では、田淵がベースを持ちながら縦横無尽に動きまわる。

MCで、斎藤が、UNISON SQUARE GARDENとflumpoolがデビュー2ヵ月違いのほぼ同期であることに触れ、「鳴り物入りでデビューしたと思ってたのに、そのすぐ2ヵ月後には、それまで可愛がってくれていたメディアの人たちが根こそぎflumpoolのほうにいっちゃって。そのときばかりは心のデスノートに筆圧キツめにflumpoolの名前を書いたけど(笑)、実際に会ったらすごく憎めないいい人たちで、すぐにデスノートに書いたことはゴシゴシと消しました」と思い出を語った。

3ヵ月に渡る全国ツアーを約1ヵ月前に終えたばかりの3人は、久々にライブで披露するナンバーを随所に織り込みながら、磨きのかかった3人によるバンドアンサンブルで見せていく。自分たちのいつもどおりのやり方でもって、超満員の会場に集ったオーディエンスを、誰ひとりとして取りこぼさない確固たるライブパフォーマンスで魅了し、ステージをあとにした。

続いてはflumpool。UNISON SQUARE GARDENのステージで興奮冷めやらぬオーディエンスが、登場SEに合わせハンドクラップと大歓声で彼らを迎える。阪井一生(g)のリフに、山村隆太(g&vo)がさらにギターの音色をユニゾンさせ演奏がスタート。一曲目「覚醒アイデンティティ」から、小倉誠司(ds)が打ち出す雄大なビートに早くも会場全体が飲み込まれた。

先ほどなされたユニゾン斎藤のMCを受け、山村は「さっきの聞いてたけど、デスノートはダメだろ! 俺も帰ったらデスノート書こっかな~(笑)」と両者の気が置けない関係性を窺わせる冗談を放つ。

続くMCでは阪井が、主催者である「音楽と人」編集長金光氏について「最初のインタビューで<前までほんとはあんまり好きじゃなかった>って書かれることって、ある? 俺も正直最初は金光さん好きじゃなかったけど、怖かったから(笑)」と笑いを誘い、それを山村が「俺も怖かったけど、音人はそれだけ正直な雑誌なんだって今は思ってる」とフォローするなど、雑誌とバンドの関係値が垣間見える一面もあった。

3月16日にリリースされるニューアルバム『EGG』から「解放区」と「Blue Apple & Red Banana」をライブ初披露。「解放区」では、それぞれのサウンドが大きく響きあうスペーシーなアレンジで、オーディエンスを異空間へと連れていった。ラスト曲「明日への賛歌」では、尼川元気(b)と小倉誠司がたびたび顔を向き合わせて演奏し、山村の歌を支える姿も。華々しいメジャーデビューと同時に多くの挫折を味わい、あるときには自分たちが音楽をしている目的すら見失いかけていたと「音楽と人」のインタビューで語っていた4人だったが、この日のステージは彼らの居様をまざまざと感じさせる堂々としたステージであった。

お互いの音楽や姿勢にリスペクトを持ちながら、それぞれのアイデンティティを一歩も譲らずに繰り広げられた『新木場クロッシング』。まさにガチンコ勝負の両者の対バンは、高湿度の熱気をフロアに残し幕を下ろした。

<セットリスト>
【UNISON SQUARE GARDEN】
1. 天国と地獄
2. シュガーソングとビターステップ
3. ライドオンタイム
4. 蒙昧termination
5. ため息shooting moon
6. マスターボリューム
7. like coffeのおまじない
8. 桜のあと(all quartets lead to the?)
9. ガリレオのショーケース
10. harmonized finale

【flumpool】
1. 覚醒アイデンティティ
2. MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク
3. 花になれ
4. 星に願いを
5. 解放区
6. 夜は眠れるかい?
7. Blue Apple & Red Banana
8. イイじゃない?
9. 明日への賛歌


音楽と人 OFFICIAL WEBSITE
http://ongakutohito.jp/ongakutohito/


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