本日2月16日(現地時間15日)、アメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターにて開催された、世界最高峰の音楽の祭典『第58回グラミー賞授賞式』の模様が、本日22時よりWOWOWライブにてオンエアされる(※字幕版)。
テイラー・スウィフトの華麗なパフォーマンスでスタートを飾った今年のグラミー賞授賞式。そのテイラーは、7部門にノミネートされ、見事「年間最優秀アルバム」を含む3部門を受賞。最多となる9部門11ノミネートのケンドリック・ラマーは、「最優秀ラップ・アルバム」など5部門を獲得し、囚人服でのパフォーマンスも観客を魅了した。
そのほか、主要部門である「年間最優秀レコード」にはマーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ「Uptown Funk」、「年間最優秀楽曲」はエド・シーランが「Thinking Out Loud」で悲願の受賞。「最優秀新人賞」はメーガン・トレイナーが受賞した。マーク・ロンソンは3部門、アラバマ・シェイクスは3部門受賞となった。
そして、ここでしか観られない豪華パフォーマンスも展開。TVで初パフォーマンスとなったアリス・クーパー、ジョニー・デップ、ジョー・ペリー(エアロスミス)らハリウッド・ヴァンパイアーズは、モーターヘッドのレミー・キルミスター追悼に加え新曲を披露。さらに、4年ぶりにグラミー賞に帰ってきたアデルや、ジャスティン・ビーバーなどが観客を酔わせた。
ライオネル・リッチー トリビュートでは、ジョン・レジェンドやメーガン・トレイナーらが登場し、ライオネル本人とも名曲の数々を披露。そして先月急逝したグレン・フライの追悼ではドン・ヘンリーらイーグルスのメンバーが登場し、ヒット曲「Take It Easy」を演奏した。
さらに、新譜発表直後に逝去した デヴィッド・ボウイの追悼パフォーマンスでは、レディー・ガガが、ボウイを彷彿とさせる衣装とメイクで登場。「Let’s Dance」「Heroes」等10曲メドレーを熱唱した。また、WOWOWのスタジオゲストには、なんとジョニー・デップとジョー・ペリーら豪華メンバーが登場した。
一方、日本人ノミニーでは、小澤征爾が指揮したオぺラアルバム『Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade(ラヴェル:「こどもと魔法」)』が「最優秀オペラ・レコーディング」を見事受賞。小澤征爾は8回ノミネートで、今回80歳にして初受賞となった。
※「Sortileges; Sheherazade」は、1つめの「e」がグレイヴ・アクセント付き、3つめと4つめの「e」がアキュート・アクセント付きが正式表記。
なお、渡辺謙が主演したミュージカル「王様と私」が、最優秀劇場ミュージカルアルバムに、最優秀ミュージックビデオにShin Nishigakiなどがノミネートされていたものの惜しくも受賞を逃した。
PHOTO:(C)Getty Images
番組情報
WOWOWライブ「第58回グラミー賞授賞式」(字幕版)
初回放送:02/16(火)22:00
※放送終了後、WOWOWメンバーズオンデマンドにて見逃し配信
リピート:03/20(日・祝)19:30
WOWOW特設サイト
http://www.wowow.co.jp/music/grammy/