見たことある?聴いたことある?今こそ知られるべきラップスティールギターの魅力

あなたは「ラップスティールギター」という楽器を知っているだろうか。スティールギターはハワイアンやカントリーでよく使われる楽器で、ギターのように抱えるのではなく、水平に置いて演奏する。

様々な種類があるスティールギターのなかで、“イスに座り、膝の上に乗せて使う小ぶりのボディのもの”がラップスティールギターだ。

 

どうやって演奏するの? どんな音なの?

まず、ラップスティールギターはどうやって演奏するのだろうか。ギターのように「左手でコードを押さえて、右手でストロークする」のではなく、「左手にはめたスライドバーを動かし、右手の3本の指にはめたフィンガーピックで弦を弾く」ことで演奏される。

スライドバーを駆使することで、伸びやかで柔らかい音からサイケデリックで怪しい音まで、実に多様なサウンドを出すことができるわけだ。

動画は、カントリーロック界を代表するラップスティールギター奏者、アル・パーキンズによるレクチャーと演奏。エレキギターにも負けないラップスティールギターソロは必見だ。

 

日本の名ロックミュージシャンも愛用中!

その特徴的なサウンドからハワイアンやカントリー以外のジャンルでも使われることがある。

例えば、元ゆらゆら帝国のフロントマン・坂本慎太郎は、ロックミュージシャンでありながらラップスティールギターの愛用者として知られている。

2014年にリリースされたアルバム『ナマで踊ろう』では、なんとアルバムジャケットで坂本本人がラップスティールギターを抱えている。

このアルバムに収録された楽曲「スーパーカルト誕生」は、坂本慎太郎の演奏する怪しげでムーディーなラップスティールギターサウンドが堪能できる一曲だ。

 

世界中にたくさんの愛用者! なかには自作する人も……

アメリカやハワイではかなりメジャーな楽器であるラップスティールギターは、世界中に愛用者がいる。

なかには、ラップスティールギターを自作する人も。ギターと違ってボディにホールなどが必要ないため、まっすぐの木材とエレキギターのパーツさえ揃えれば、簡単に製作できるそうだ。

 

かつては日本で数が出回らず、価格の高い楽器であったというラップスティールギター。しかし今では低価格な入門モデルなども販売されているので、普通のギターに飽きた人は挑戦してみてほしい。

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