ブレイク5秒前?地球をレペゼンする紙芝居ラッパー、「あっこゴリラ」とは?

「あっこゴリラ」というラッパーを知っているだろうか。あっこゴリラは、変幻自在のキャラと声色を駆使し、紙芝居をめくりながらラップをする斬新なスタイルが話題の若手女性ラッパーだ。

アンダーグラウンドからじわじわとその知名度を上げている彼女。しかし「地球をレペゼン!」「ドラマーでラッパー、ゴリラでブラコン」など、なにやら意味不明な供述をしており、正体が掴めない謎の存在でもある。

 

めくる紙芝居!投げるバナナ!やりたい放題のライブパフォーマンス

あっこゴリラの正体は、2人組ガールズバンド「HAPPY BIRTHDAY」のドラマー兼パフォーマーのアッコ。2014年のバンド活動休止後、ソロプロジェクトとして始めたのが、「あっこゴリラ」である。

「私にとって“ぶっちぎっているもの”の象徴がゴリラなんです」と語る彼女は、ソロ活動の心細さを取り払うべく自らの名前に「ゴリラ」を付け加え、キャリアをスタート。

家族への偏愛をブログに面白おかしく書くことや、フリーダウンロード音源「ブラコン万歳!」をわざわざハイレゾで配信することなどに、全力を傾けてきた。

最大の魅力はなんと言っても、ユニークなライブパフォーマンス。ライブでは、紙芝居をめくりながら、鉄ヲタの兄をテーマにした曲やゴリラの生態を解説する曲をアグレッシブに披露。

デスボイスやアニメ声を駆使しつつ、天性のエンターテイナー気質を活かして、常に会場を盛り上げている。ちなみにサイン入りのバナナを投げることが、毎回恒例のファンサービスだ。

 

男ばかりのMCバトルに乗り込み、話題を独占!

あっこゴリラが、ヒップホップファンの間で知られるようになったのは、「フリースタイルMCバトル」への参加がきっかけ。参加者のほぼ全員が男性であるMCバトルの世界に、単身乗り込んだあっこゴリラは、タフな精神力と持ち前のキャラを活かして大活躍。2015年に開催されたMCバトルトーナメント「戦極MC BATTLE 第12章」では、大会準優勝者KZと熱い「ブス論争」を繰り広げ、大会中で最も印象に残ったバトルに贈られる「ベストバウト」を獲得し、その知名度を飛躍的に上げた。

 

ハイクオリティな音源でラッパーとしての実力を証明!

あっこゴリラはライブ、MCバトルに特化したラッパーではなく、楽曲のクオリティも高い。新井弘毅やヒラサワンダなど豪華トラックメイカーが参加し、狐火やericaをゲストMCとして迎えて制作した初の全国流通アルバム『TOKYO BANANA』を、2016年1月にリリースした。

アルバムの表題曲である「TOKYO BANANA」は、バナナの魅力や欠点を多種多様なフロウを巧みに操ってラップし、フィメールラッパーとしての実力を証明した一曲である。

 

話題のライブパフォーマンス、MCバトル界への殴りこみ、ハイクオリティな音源の発表……。充実の活動を展開するあっこゴリラ。次はどんなことでみんなを驚かせてくれるのか楽しみで仕方がない。

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