the telephones SINGLE「Don’t Stop The Move, Keep On Dancing!!!」ディスクレビュー

Don’t Stop The Move, Keep On Dancing!!!

SINGLE

the telephones

Don’t Stop The Move, Keep On Dancing!!!

EMI Records Japan

2013.11.06 release

初回生産限定盤/写真 <CD+DVD>
通常盤 <CD>


ニューロマ×デンワ・ディスコの革新

 前作、超アッパー系フル・アルバム『Laugh,Cry,Sing… And Dance!!!』から約半年。爆発力のマキシマムを魅せた彼らから放たれた今作は、唯一無二のデンワ・サウンドの勢いはそのままに、’80年代ニュー・ロマンチックのテイストを織り込んだ、ディスコ・サウンドでもユーロ・サウンドでもない斬新な一枚となった。サウンドにしても、ビジュアルにしても、音楽的バックグラウンドを含めてノスタルジックかつフレッシュ。彼らにしかできないブレンドによって生み出されたサウンドは、ダンス・ロック・ミュージック界の第一線で活躍し続ける彼らのパフォーマンス力を、改めて実感させてくれる高次元の仕上がりとなっている。

 今作の目玉というべきか、一部の人にとってはむしろメインディッシュとなる初回生産限定盤特典のDVD。こちらにはメジャー・デビュー以降EMIから発表したミュージック・クリップ全10曲が収録されている。もちろん今作のクリップも入っているわけだが、その仕上がりが最高すぎる。石毛 輝(vo、g、synthesizer)自身初となるメイクを施した映像は、まさにニューロマ全開の豪華絢爛なビジュアルはもちろん、カメラ割り、モーション、色合いすべてが懐かしく、そして、そこはかとなくイラッとさせてくれる。特に冒頭の長島涼平(b、cho)の表情は筆舌に尽くし難い。これだけでも十二分に、手元に置く価値のある仕上がりとなっているので、検討中の方はぜひとも初回生産限定盤のほうをゲットしていただきたい。

 今作のリリース日となる11月6日からは<Don’t Stop The Move , Keep On Dancing!!! Release Tour “踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々DISCO!!!”>と冠した全国ツアーを行うthe telephones。タイトルからお察しください、なツアーになるのは間違いなかろうが、なにはともあれ年中パーティー野郎共の秋の陣が今から楽しみである。

(小島双葉)

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