メジャー・デビューもしてないのに、イギリスの超セレブから演奏依頼を受けた日本人姉妹アーティスト

TEXT BY フジジュン

10代でイギリスのセレブからのおもてなし!大物アーティストからの共演依頼も

 7月9日にメジャー・デビューする、ももと小春の実の姉妹による2人組ユニット、チャラン・ポ・ランタン。ファンタジーと鮮やかな毒が同居する独創的な音楽世界や、サーカスや大道芸をルーツに持つ独特のパフォーマンスには既に熱狂的なファンも多い彼女ら。「イギリスの超金持ちから自宅のホーム・パーティでの演奏依頼を受け、超豪邸に招かれた」というとんでもエピソードを聞きつけ、その真相を確かめるべく、チャラン・ポ・ランタンに直接取材を試みた。

 イギリスの超金持ちセレブとの出会いは、チャラン・ポ・ランタン結成以前。アコーディオンの小春がリーダーを勤めていた、マイノリティ オーケストラの時代まで遡る。

「19歳の頃、私がやってたインスト・バンドの動画をYouTubeで見て、“ピンク・フロイドのイベントに来てくれ”ってメールをくれて。ロンドンのチェルシー(高級住宅街)まで、呼ばれて行ったんです。そこでは路上で練り歩きみたいな感じで演奏させられたり、打ち上げパーティのBGM代わりみたいな感じで演奏したり」(小春)

 超金持ちの正体を聞くと、「ジョンって人なんですけど、貴族らしいけど、何やってるかは詳しくしらない……。英語がわかんないから、よく知らないです」と小春(笑)。彼女を含むバンド・メンバーは1週間の滞在中、至れり尽くせりのおもてなしを受けた。ちなみに、「ピンク・フロイドのデイビッド・ギルモアより“一緒に演奏しよう”とセッションを誘われる」という、とんでもエピソードもこの渡英時の出来事。
「“ピンク・フロイドとセッションしない?”って言われたんだけど、動画見たら難しそうだから“また今度ね”って断ったんです(笑)。私、ピンク・フロイド知らなかったんです。ライブを観た時の感想も、ブログに“なんかわかんないけど、すごかった!”とか書いてて、知らなかったことがバレバレ(笑)」(小春)

それから5年後──。超セレブから再オファーが!!

 渡英から5年。今度はチャラン・ポ・ランタンとして、ホーム・パーティーの演奏依頼が届く。
「“妹とチャラン・ポ・ランタンってのやってるんだって?”と、ジョンから連絡が来て。“今度、ホーム・パーティがあるから、演奏しに来てよ。庭に200人くらい集まるんだ”って(笑)。で、行ったらとんでもない大豪邸! 家に泊めてもらったんだけど、広すぎて部屋に辿りつけなくなるくらいで」(小春)
「さすが貴族って感じのお城みたいな家で、普通にアフタヌーン・ティーみたいなのやったり、門の前に“SECURITY”ってTシャツ着たムキムキの警備員がいたりして。パーティは雨が降って庭でできかったんですけど、“大丈夫、家の中でやるから”って200人入る広い部屋でやって(笑)。私たちはリクエストに応えて、振り袖姿で演奏しました」(もも)

 この際も1週間ほどロンドンに滞在し、至れり尽くせりのお姫様体験をさせてもらい、おみやげにiPodまで頂いて、大満足で帰国。彼女らと超金持ちの交流は今も続いている。
「ついこの間、“アジアで仕事があったから”って、ウチらに会うためだけに東京に来てくれて。東京観光したんですけど、“どこに行きたい?”って聞いたら“世界で一番大きなユニクロに行きたい”って言うから、一緒に銀座のユニクロ行きました(笑)」(小春)
「すごくおいしいすき焼きも食べさせてもらったんだけど、私たちは食べきれなくて“持ち帰っていいですか?”って。貴族体験しても、貧乏性は変わらないね(笑)」(もも)

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イギリスの超お金持ちの超お金持ちっぷりがわかる当時のブログは公式ブログはこちら。

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