ディジュリドゥ?間違える練習?挑戦し続けるUVERworld

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UVERworld

Part.3「ENOUGH-1」「KICKが自由」

新曲「ENOUGH-1」ではディジュリドゥを使用し、「KICKが自由」では間違える練習を行うなど、サウンドへの飽くなきチャレンジをしたこの2曲の制作過程に迫る! また、タイトルにもなっているKICKへの想いをTAKUYA∞が話してくれた。

INTERVIEW & TEXT BY 本間夕子
PHOTOGRAPHY BY 石黒淳二(go relax E more)
HAIR & MAKE BY 渡邉幹太郎(Octbre.)
STYLING BY 上井大輔(demdem inc.)


誠果の“サックス入れさせろ”アピールがすごくて(一同爆笑)

──次はちょっと飛んで6曲目ですね、「ENOUGH-1」。

TAKUYA∞ どうしても満足し切れへん部分のことを歌ってるんですよ。“ENOUGH”って“満足”っていう意味なんですけど、つまり満足から1つ減ってるっていう。

──“-1”はマイナス1なんですね。ちなみに読み方は?

TAKUYA∞ “イナフ”って呼ぼうかと思ってます。

──これは異色作ですね。祭り囃子みたいなオリエンタルなエッセンスとか、楽器もエスニックなものを取り入れられていて。

TAKUYA∞ ディジュリドゥっていう楽器です。

──歌詞もいきなりスワヒリ語で始まってたり、いろいろ意表を突かれた曲でした。

TAKUYA∞ ディジュリドゥは僕が入れたいって言い出したんですけど、こんなにうまくハマるのかと。奇跡的ですね。

──ディジュリドゥという楽器を知っていたということですよね。

TAKUYA∞ 僕のドラムの師匠がディジュリドゥ奏者でもあって、レッスン後にはディジュリドゥを弾かせてもらえるありがたい時間があるんですよ。

真太郎 ははははははは。

TAKUYA∞ そこでは“面白いな、でも特殊すぎてバンドに使いようがないな”と思ってて。

──うん。

TAKUYA∞ この曲は最後のほうにできたんですけど、その段階でまだ歌詞で歌いたかったことがかなり残ってたんですよ。なのでラップっぽいメッセージ性のある曲にしよう、と。ラップなら譜割的に自由度が高いから言葉数が多く入れられるし、言いたいことをわりとそのまま伝えられるので。で、他にも特徴のあるものを入れたくてまずはフルートを入れたんです。僕、ビースティ・ボーイズも好きなんですよ。20年くらい前の曲だと思うんですけど、フルートを使っている曲があって(1994年発表のアルバム『Ill Comunication』収録の「Sure Shot」)、そういうノリの曲がほしいなと思っていたのもあって。でも、もっと自分色にしたい、何かないかなと考えたときにディジュリドゥだ、と。あとピッコロも。

──大成功ですね。

TAKUYA∞ 僕はもうそれでよかったんですけど、なんか誠果の“サックス入れさせろ”アピールがすごくて(一同爆笑)。僕は何も言ってないのに勝手にサックスを入れたデータがメールで送られてきたり(笑)。

──誠果さん、なぜそこまで?

誠果 「23ワード」とかもそうですけど、こういうテンポの曲がすごく好きなんですよ。これもライブでみんなと一緒に演奏できたら絶対に気持ちいいやろうな、と。でも、さすがにピッコロやフルートは今すぐには吹けないじゃないですか。なのでサックスを入れて無理やり送りました(笑)。“なかなかええな”ってTAKUYA∞が言うまでずっと。

TAKUYA∞ 最後まで“考えとくわ”で終わらしてたけど、結局、入ってましたね(一同爆笑)。

──いい話だなぁ。

克哉 これが“転んだ回数プラス1”のヤツです(笑)。

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この前奏とかも実はわざわざ間違える練習をして録ったんです

──ここでも、ちゃんと歌詞にも連動してる(笑)。7曲目「KICKが自由」はまさに自由な1曲で。

TAKUYA∞ この前奏とかも実はわざわざ間違える練習をして録ったんですよ。

──え!?

TAKUYA∞ どうやったらもっと間違えているように聴こえるかなって。だから“間違えたのをそのまま入れたんですか?”ではないんですよ。

信人 ちゃんと弾くよりムズかった!

──面白いな、そういうところも普段着のUVERworldっていう感じがします。

 僕もこれ、歌詞ができる前から曲自体もすごく好きで。ずっと「完成させようよ」って言ってた派なので形になってうれしいです。

──“KICK”は札幌合宿で滞在していたスタジオの犬ですよね。少し前に亡くなったと伺いましたが、やっぱり思い出や愛情を残しておきたい、と?

TAKUYA∞ それはありましたね。でも、あまり悲しくはしたくないなと思って。アイツはホント自由やし、なぜか僕だけよく襲われまくってて(笑)。でも俺、異常にかわいがってたと思いますよ。KICKは活動時間が朝やから、朝までひとりで作業してるとボーッと出てきて、俺がご飯をあげたりとか。KICK、キャベツの芯が好きなんです。たぶん俺のこと、キャベツのおっちゃんやと思ってたんちゃうかな(笑)。

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リリース情報

2014.07.02 ON SALE
ALBUM『Ø CHOIR』
ソニーミュージックレーベルズ 

J-140630-BA-1057

【写真:初回限定盤CD+DVD】¥3,700+税
【通常盤CD】¥3,000+税

詳細はこちら

ライブ情報

UVERworld LIVE TOUR 2014

詳細はこちら

オフィシャルサイト

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