SEKAI NO OWARI -「炎と森のカーニバル-スターランド編-」 Supported by OXY

SEKAI NO OWARI - 「炎と森のカーニバル-スターランド編-」 Supported by OXY

SEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARI – 「炎と森のカーニバル-スターランド編-」 Supported by OXY

2014年6月21日(土)@札幌真駒内セキスイハイムスーパーアリーナ

SEKAI NO OWARIの全国アリーナ・ツアー“「炎と森のカーニバル-スターランド編-」 Supported by OXY”のファイナル公演。より心地よい空間作りを極めた彼らが色彩豊かな楽曲で観客を魅了していく!

TEXT BY 森 朋之
PHOTOGRAPHY BY KENTASuzuki


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“セカオワ・ワールド”をたっぷり体感

 今年に入ってからリリースしたシングル「スノーマジックファンタジー」「炎と森のカーニバル」がいずれも大ヒットを記録。さらにトヨタ「ラクティス」の新CMに出演するなど、一気に知名度を増しているSEKAI NO OWARI(以下セカオワ)は、独特のエンターテインメント性に満ちたステージを展開した。セカオワのライブの最大の特徴は、メンバーのアイデアがふんだんに取り入れられた演出。この日の会場周辺には自衛隊の協力により装甲車、ジープなどが展示され、スタッフもアーミー服を着用。観客のなかにはピエロ、メイドなどのコスプレを楽しんでいる人も。開演前から“セカオワ・ワールド”をたっぷり体感できる仕掛けが施されているのだ。

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祝祭的なムードが広がる

 そして、18時過ぎ。ついにライブがスタート。“謎の巨人”をテーマにした映像が映された後、メンバーがステージに登場。まるでプラネタリウムのような照明、入場時に配布されたスターライトリングの鮮やかな光ともに、まずは「スターライトパレード」を披露。寓話的なイメージを持った「眠り姫」、“正義と悪”“戦争と平和”というシリアスなメッセージを含んだ「Love the warz」など、ファンタジーとリアルをバランスよく共存させたステージングは唯一無二である。最初のMCでNakajin(Leader、SoundProduce、g)は「昨日、みんなで登別温泉に行ってきました」と明かし、「元気モリモリの僕たちについてこれますか?」という言葉とともに極上のポップ・チューン「ファンタジー」へ。祝祭的なムードが広がり、オーディエンスも楽しそうに体を揺らしている。

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テーマパークのような感覚

 ライブ中盤には“会場が停電になり、DJ LOVE(SoundSelector、DJ)の活躍で復旧する”というストーリーを演出。メンバー自身をモチーフにした3Dアニメ、DJ LOVEがダンス・パフォーマンスを交えたステージによって、このツアーの世界観をさらに強めていく。テーマパークのような感覚もまた、セカオワのライブの特徴だろう。鉄拳のパラパラ漫画とともに演奏された「銀河街の悪夢」も印象的だった。シングル「スノーマジック」に収録されているこの曲の主人公は、精神的なトラブルを抱え、絶望的な状況のなか、なんとか希望の光を探そうとする男の子。Fukase(vo)自身のリアルな体験を下敷きにしたこの曲のメッセージは、オーディエンス一人ひとりの胸に強く刻まれたはずだ。

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“怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない”

 ライブのクライマックスは「昨日旅行しながら本当に楽しくて。北海道楽しいな、4人でいるのって楽しいなって思って。幸せなファイナルを過ごせています!」(Saori/pf、ShowProduce)という言葉に導かれた「RPG」。映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」の主題歌であり、セカオワの本格的なブレイクのきっかけとなった同曲は“怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない”というフレーズが心に残るナンバー。アリーナ席に下り、観客のすぐ側で力強いボーカルを響かせるFukaseの姿からは、このツアーの充実ぶりがはっきりと伝わってきた。歌おう! というFukaseの呼びかけによって生まれた大合唱も本当に感動的だった。

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心地よい高揚感のなか

 アンコールではツアーのテーマソングともいえる最新シングル「炎と森のカーニバル」を披露。さらに“それでも僕は戦い続けるよ 勝つ為に”というフレーズが心に突き刺さるアッパー・チューン「Fight Music」、彼らのライブ・アンセムともいえる「インスタントラジオ」も。心地よい高揚感のなかで、全15公演に及んだアリーナ・ツアーは幕を閉じた。8月にはドキュメント映画「TOKYO FANTASY」が公開。また10月4日〜6日には富士急ハイランド?で野外イベント「TOKYO FATASY」も開催される。バンドという枠を越えて、カラフルで壮大なエンターテインメントを体現し続けているSEKAI NO OWARI。今回のアリーナ・ツアーを見事に成功させた彼らはこの先、さらにスケールアップしていくはず。そこで生まれるあらたな進化が今から楽しみで仕方ない。

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SETLIST

  1. スターライトパレード
  2. 眠り姫
  3. Love the warz
  4. 虹色の戦争
  5. ファンタジー
  6. Never Ending World
  7. スノーマジックファンタジー
  8. 生物学的幻想曲
  9. Death Disco
  10. 青い太陽
  11. ピエロ
  12. 銀河街の悪夢
  13. 幻の命
  14. yume
  15. RPG
  16. 深い森

ENCORE

  1. 炎と森のカーニバル
  2. Fight Music
  3. インスタントラジオ

オフィシャルサイト

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