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丸顔向けのアーティスト・ヘア・スタイルについて、美容師に聞いた
パフォーマンスもさることながら、トレンドを巧みに取り入れた個性的なヘア・スタイルも魅力のひとつであるアーティスト。これから出会いが多くなる夏に向けて、そんなアーティストのヘア・スタイルをうまくマネすることで周りと差をつけたいところだ。
とはいっても、ヘア・スタイルは自分の顔の形を知った上で、選択してこそ真価が発揮されるもの。そこでまずは日本人に最も多いとされる丸顔に焦点をあて、美容師の山中道子さんに話を伺った。
「丸顔はほっぺたにふくらみがあって、あごも丸みがあるから“ぽっちゃり”していてイヤという声をよく聞きます。でも童顔に見えてかわらしい印象を与えることができるんですよ」(山中さん)
今回は丸顔の人が参考にしたいアーティスト4人を山中さんに取り上げてもらい、それぞれについて解説してもらった。
西野カナ
「丸顔を最大限に生かしたナチュラルボブのアレンジ型ですね。顔の1/3(おでこ)だけを隠すことで、丸顔の特徴であるほっぺたの丸みが強調され、かわいい顔を演出できています。丸顔を隠すのではなく、活かす発想もマネしてみてくださいね」
ベッキー♪♯
「中分けストレートがよく似合っていますね。ロングヘアと顔を縦長に見せる中分けの合わせ技は見事です。さらにフェイスラインに近い部分をストレートにすることで小顔効果も発揮されています。挑戦しやすいと思うのでぜひ!」
篠田麻里子
「ショートボブですね。ただ通常のボブとは違い、前髪長めでフェイスラインに沿わせたスタイルなので、顔全体が小さく見える効果があります。さらに顔の内側のラインがひし形になっているのもポイント。これを意識すると小顔度アップです」
YUKI
「このロングボブは丸顔の人にとって、最も参考になるへア・スタイルだと思います。トップのボリューム感とサイドをフェイスラインに沿ったロングヘアにすることで小顔効果が倍増! 顔を球体に例えて説明すれば、てっぺんとサイドを隠すと、自然と直方体のように面長になるイメージです」
「丸顔だから……」とネガティブに考えず、ヘア・スタイルで欠点をうまくカバーして童顔のかわいらしさを生かせば大きな魅力につながるもの。発想を変えて、思い切って憧れのアーティストの髪型に変えてみては?