「綾小路 翔(氣志團)のリーゼントがどんどん大きくなっている」説を検証

2014.06.26

TEXT BY フジジュン

 月9ドラマ『極悪がんぼ』の主題歌「喧嘩上等」の大ヒットで、再ブレイクの兆しを見せている氣志團。最近、歌番組やテレビ・バラエティで彼らを見かける機会も多いが、まことしやかに囁かれているのが「綾小路 翔のリーゼントがどんどん大きくなっている」説。リーゼントは本当に大きくなっているのか? ここではデビュー時から現在に至るまでの“綾小路リーゼント遍歴”について検証してみたい。

デビュー時期のリーゼント・ボリューム

C-20140625-MK-1425『1/6 LONELY NIGHT』(2002年)C-20140625-MK-1426「MY WAY」(2011年)C-20140625-MK-1427『BOY’S COLOR』(2003年)

 デビュー時と現在に近い、綾小路のリーゼントのサイズを最も比較しやすいのは、2002年4月発売の1stアルバム『1/6 LONELY NIGHT』と、2011年12月発売のシングル「MY WAY」のジャケット。約10年の時を経て、同じ角度、シチュエーションで撮られた2枚の写真を比べると……なるほど、確かにボリュームが増している。デビュー時に続き、2003年3月発売、2ndアルバム『BOY’S COLOR』時は、デビュー時より大きくなったリーゼントに胸まである長い襟足、“ヤン毛”と呼ばれるスタイルが特徴。この長いヤン毛は2004年11月に行われた東京ドームGIGにも見られたが、「東京ドームの時、マイクに後ろ髪が絡まって大変だったから、それ以来伸ばしていない」と本人談。

ピンクのハート・マークが入った、レアなリーゼントも

C-20140625-MK-1428「さよなら世界/おまえだったんだ」(2009年)C-20140625-MK-1429「Non stop love 夜露死苦!!」(2011年)

 いちばん小さなリーゼントが確認できたのは、2006年8月、KISHIDAN名義でリリースした、「The アイシテル」時。トレード・マークであるサングラスを外し、サイドを刈り上げたショート・リーゼントで撮影されたアーティスト写真はかなり貴重。活動休止期間を経て、3年3ヵ月ぶりに公の場に姿を表した2009年11月発売、シングル「さよなら世界/おまえだったんだ」時は再始動の気合いの表れか、かなりボリューミー。先に挙げた「MY WAY」と同時期になるが、2011年10月発売、綾小路 翔<愛愛傘>後藤真希によるシングル「Non stop love 夜露死苦!!」時には、ピンクのハート・マークが入った、レアなリーゼントも見ることができる。

最新シングル「喧嘩上等」では、カーリー&ウェットに

C-20140625-MK-1515「喧嘩上等」アーティスト写真(2014年)

 そして2014年5月発売、「喧嘩上等」時。サイズにあまり変化はないが、どこか変わったように見えるのは“ヘア・アレンジ”にあると思われる。リーゼント姿の尾野真千子が勇ましい「喧嘩上等」アーティスト写真を見ると、いつもはスプレーでガチガチに固めている綾小路のボリューミーなリーゼントが、カーリーにウェットにセットされているのがわかる。これはビック・バンド的サウンドにちなんで、現在、ブライアン・セッツァー・オーケストラとして活動する、ネオ・ロカビリーの雄・ブライアン・セッツァー(ex.ストレイ・キャッツ)の若かりし頃をイメージしたと思われる。このヘア・アレンジでテレビに出演することも多いため「あれ、変わった?」と思ったり、逆に普段のセットを見て「大きくなった?」と錯覚する人が多いのだろう。ちなみに本人曰く、カーリーなアレンジは、「すごく時間もかかるし大変」なのだそう。

C-20140625-MK-1436ブライアン・セッツァー・オーケストラ『ソングス・フロム・ロンリー・アヴェニュー』

 このように、作品や時代ごとにコンセプトを持って作られ、少しずつ進化、変化している、綾小路のリーゼント。何より驚かされるのが、学生時代からリーゼントを続け、毎日、髪の毛を痛めつけながらハゲていないこと(笑)。結成17年を向かえた氣志團は、いまだに全員がリーゼント・スタイルをキープ。ちなみに綾小路は普段から、「ハゲ上がっても髪の毛を後ろになでつけてリーゼントを続けて、60歳になったらバンド名を“ザ・大往生”に変える」と公言している。

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