清 竜人25 – 清 竜人と6人の夫人からなるアイドル・ユニット“清 竜人25”が、昨年末のデビュー作に続き2ndシングル「A・B・Cじゃグッと来ない!!」をリリース! 

清 竜人25

 波に乗る清 竜人25、2015年はその勢いをより増していきそうである。2枚目のシングル「A・B・Cじゃグッと来ない!!」はハイテンションな楽しさがハジけまくるナンバーで、しかもアイドル・ポップとしての王道感も携えていることから、このグループがシーンにさらに食い込んでいく予感を強く覚えさせてくれる。とにかくこの突き抜け感は痛快で爽快で最高である。
今回は、清の両隣りに第1夫人の咲乃ちゃんと第5夫人の菜月ちゃんに座ってもらい、3人にここまでの感触と今度のシングル、そしてグループのこれからについて聞いた。取材の席での夫人たちのノリも加速していて、旦那役の清が気押されしそうな瞬間もあるくらい。この笑顔いっぱいのまんま、日本のポップ界にどんどん衝撃を与えていってほしいと思う。

INTERVIEW & TEXT BY 青木 優

 

自分の中でのすべての計画を前倒しにしたような感じ

──今回もいい感じの曲だと思いますが、その前に。ここまで活動してきて、どうですか?

清 咲乃 アッと言う間に……もう半年? 出会って半年ですか?

清 竜人 そうだね。半年ぐらいかな。

咲乃 だけど一緒にいる時間が、何十時間も……あ、何十時間もないか。まあ何十時間も、ですね。

──は?

咲乃 何十時間もあるじゃないですか。一日に。

──えっ! 一日の話で、何十時間!?(笑) 一日は24時間しかないけど。

咲乃 え? 何十時間じゃないですか?

──いや、でも、みんなと一緒にいる時間となると……。

清 菜月 (笑)……長い時間ね。

竜人 そう、長い時間(笑)。

咲乃 (笑)そう、すごい長い時間、一緒にいるので。半年とは思えないぐらい、もっともっと一緒にいるような気がしてて。はい(笑)。

菜月 私もすごく速く感じて。全部の行動が速く進んでて……アッという間でした。

竜人 僕もそうですね。構想から考えると結構長い道のりだったんで、振り返るといろいろこなしてきたなというのもあるんですけど。まだやりたいことも多いので、今年もひとつずつやりたいことをつぶしていきたいですね。

──デビュー後の周囲からの反応については、どんなことを思いました?

咲乃 う~ん、私、「ラブ♡ボクシング」(デビュー・シングル「Will♡You♡Marry♡Me?」のカップリング曲)が好きなんですけど、周りの人みんながあの曲がいちばん好きって言ってくれて。ライブとか来てくれた人でも。だから「ラブ♡ボクシング」はいい曲なんだなと思います(笑)。

──僕も大好きですよ、カッコいいから。家でもしょっちゅう歌ってます。

咲乃 えっ! 歌ってるんですか?(笑)

──歌ってますよ。“お前とラブ♡ボクシング!”“ワン・ツー!” とか。

咲乃 (笑)ほんとですか!? 面白いですね!

菜月 超ウケる!!(笑) 私は、なんだろうな……特に変わった目で見られることがなくなったかなって。普通のアイドルと同じような感じで見られることが多くなりました。コンセプトが変わってるから、ジャンルが違うと思われると思うんですけど、でも普通のアイドルと同じような感じで見られるようになったと思います。

──まあジャンルというか、たしかに変わっているふうには見えるでしょうけどね。そこは竜人くんはどう思ってます?

竜人 僕は、特にライブに来てくれるお客さんたちについてなんですけど、9月に初めて東京でお披露目をやったZepp DiverCityの“清 竜人ハーレム♡フェスタVol.1”のときに、手ごたえがあって。それがもう“シングルを1、2枚出して、2015年の春ぐらいにこれぐらいになってりゃいいな”っていうぐらいのお客さんの盛り上がりだったんですね。つまり初っぱなのライブから自分が理想としていた受け取り方になったので、それはうれしかったですし。そのあとのリリースのスパンや作っていくものに影響を与えましたね。

──“こうやっていけばいいんだ”というのが見えたわけですか?

竜人 そうですね。自分の中でのすべての計画を前倒しにしたような感じですかね。頭の中でなんとなく“こう浸透させて、このタイミングでこうしたらウケるんじゃないか”という構想を練ってるんですけど、自分の中では“このボルテージだったらこれをもうちょっと先にやっても大丈夫じゃないかな”というような反応だったので。最初から結構幅が広がった感触はありましたね。

自分にとって理想の聴き方をしてくれてる

──そうだったんですね。男女混成であったり、女の子たちがお嫁さんであるというコンセプトへの反応については、どうです?

竜人 もちろん受け入れてもらえると思ってたし、そこが魅力だと思ってこのプロジェクトを始めたんで、いま面白がってくれてたり、聴いてくれてる人がいるのはすごくうれしいし、“自分にとって理想の聴き方をしてくれてるな”という感じはありますし。さっき言ったことと重複するかもしれないですけど、それも浸透するまでにもう少し時間がかかるかな、取っ付きにくさを感じさせちゃうかな、というのはあったんですけど。それも思ったほどではなかったですね。

──そうですね、アイドル・ファンっぽいお客さんも、それまでの竜人くんのファンも、思った以上に共存してる感じですよね。で、今度のシングルの「A・B・Cじゃグッと来ない!!」は9月のいちばん最初のライブのときからやってましたよね。ということは、このグループの音楽性のスタート時からあったわけですか?

竜人 そうですね。もともと、(このプロジェクトを)始める前に9~10曲用意したんですね。その9曲で25としてのなんとなくのバランスを……1stアルバムに向けてのバランス感みたいなのをとりたいなと思ってたんです。その中で「Will♡You♡Marry♡Me?」は自己紹介的な意味でも必要な曲だったので、最初の段階であれを1stシングルにしようというのは、もう決めていて。で、1stシングルのサウンド面だけ聴くとすごくファンクっぽくて、そういうグループなのかなと思われちゃうのかもしれないですけど、そういうわけでもないんですよ。それは別に奇をてらうわけじゃなくて、サウンド面でも“こういう引き出しもありますよ”というそれぞれのカラーを最初の段階で出しとかないとよくないな、と思ったからで。いろいろある中でこういう曲があって、こういう曲があって……という中でのひとつではありました。

──そうですよね。最初のシングルだけだとダンス・ポップをやりたいのかな? と思ったけど、ライブでほかの曲を聴くと、そればっかりじゃないんだなということがわかりました。

竜人 うん。楽曲だけで言うと「Will♡You~」のほうが「A・B・C~」より個性は強くて。ただ、すべての楽曲にあんまり色を付けすぎないようにしようというのは、意識としてあるんですよ。カラーとコンセプトとが全曲強すぎると取っ付きにくくなっちゃうと思うんで……そのへんのバランスは1stシングルとこの2ndシングルでもとってますし、今ライブで披露してるものもそうですし。この先のアルバムに向けても、そのへんのバランスは慎重にとっていこうと思ってます。

──なるほど。アレンジはTom-H@ckさんなんですが、そこの狙いは?

竜人 1stシングルでダンス☆マンさんに(アレンジを)頼んだのは時代感をずらすことが目的だったんですけど、その次としては、それこそ2010年代を代表するデジタル・ポップス、アイドル・ポップスにしたいなと思ったので、今いちばん勢いのあるTom-H@ckさんに依頼しました。ほんと密に電話でやり取りさせてもらって、彼が過去に手掛けた作品を例に出しながら話しました。で、彼はすごくリテイクを重ねてくれる、ていねいに仕事をしてくれるタイプなので、密に連絡を取り合いましたね。

──そうですか。夫人の皆さんは、この曲はだいぶ早い段階で覚えなきゃいけなかったんですよね? しかも振り付けもありで。

咲乃 ダンスみたいなやつですか? でも意外と簡単ですよ。たぶん「A・B・C~」は私たちの曲の中でもみんながマネできるような曲だと思います。同じ振りのくり返しがいっぱいあって、移動してるだけなんで(笑)。難しそうには見えますけど。

菜月 1stシングルに比べると今どきのアイドル・ソングっぽいから、MIXとかも入れやすいし。結構入れてるファンの人も多いんですけど、そういうのはあると思います。

──でもイントロでは、かなり大げさな動きをしてますよね?

咲乃 ああ、あれ、自由演技だったんですよ。自分たちで自由に決めれる、みたいな。私たちは側転してるんです。なんか「遊園地をイメージして」と……。

菜月 言われて、ダンスの先生に。で、「作って」って言われて、やりました。

──それで側転しようって?

菜月 それはここ(咲乃&菜月)で決めました!

咲乃 (笑)ほかの4人は勝手に決まってたんです。4人は、「じゃあ何する?」ってしゃべってたんですけど、そしたら「竜人さんを担ごう」みたいになってて。でも、いい感じですよね? バランスとれてて。

菜月 そうそう(笑)。

──あれを最初に見たときは何が始まるんだろうと思いましたけどね。

原曲は古い曲で……16歳とかの頃に作ったかな?

──で、この曲のMVではみなさん着物を着てますよね。これはなぜですか?

竜人 これは単純に、1個目が洋の結婚だったんで、2個目は和にしようというぐらいですね。あとは「A・B・C~」なので、(あえて)和にしようかなと(笑)。

咲乃 私、おでこ上げたんですけど、映像でおでこ出すのって……みんな前髪あって顔見せないから、自分の顔の大きさとかすごい気になっちゃって……すごい勇気がいったんですよ! でも出して良かったのかなって、結果、思いました。

──うん、とても素敵ですよ。着付けもしてもらったんですか?

咲乃 はい! 朝、みんなでしました。

菜月 やり直しました、私。順番決めるのにジャンケンで負けちゃって、いちばん最初だったんですよ。それでやったんですけど、座ってただけなのに崩れちゃって。それでやり直しました。着物を着るのを。

──着物って、そんな慣れてないですよね?

菜月 第2(夫人/桃花)と第4(夫人/美咲)と第5(夫人/菜月)が成人式だったんですよ、今年。だからたまたま着物の時期がかぶったから、みんな慣れてたと思うんですけど。ほかの娘たちは久しぶりに着てて……たぶん七五三以来とか?

咲乃 うん、七五三以来。

菜月 そういう感じだと思う。清さんも?

竜人 俺は成人式出てないし……初めてじゃないかな。和装。

咲乃 でも似合ってましたよね? すごい竜人さんも似合ってましたし、みんなも似合ってました!

──艶やかな出来になってて、いいと思います。あとカップリング曲の「鬼の目にもナ♡ミ♡ダ♡」はいつぐらいにできてたんですか?

竜人 「鬼の~」は、原曲は古い曲で……16歳とかの頃に作ったかな?(笑) で、歌詞も変わってないかな。

──ええ? そんなに若い頃に書いてたの?

咲乃 天才!!

竜人 で、そのキーを変えて、アレンジャーに振って、25用にしたという感じですね。

──ですよね。それに16の頃だったら、こんなふうに7人で歌うようには作ってないですもんね。

竜人 そうですね。でも“女の子が歌ったほうがいいんじゃないかな”という感じはなんとなく、メロディ的にもありました。それまで、それこそ『MUSIC』(2012年)のときとかにもちょっと候補(曲)に入れたりしてたし、『PEOPLE』(2011年)の付近のシングルのカップリングとかで(こうした作風があることを)匂わせたりしようかなとも思ってたんですけど。でも結局使わなかったんで、今回入れました。

──そうなんですか。この曲のアレンジをしている高橋愉一さんは、それこそ『MUSIC』のときにも一緒に仕事をしてるじゃないですか(注/「CAN YOU SPEAK JAPANESE?」の編曲)。だから、もしかしたらその頃からの何かがあるのかなと思ったんです。

竜人 うん、そうですね。

咲乃 いちばん新しい(レコーディング)曲が「鬼の~」なんですよ。

菜月 でもライブではまだやってないんですよね。振り付けを覚えてなくて、清さんが。

咲乃 いちばん踊りますよね? たぶん。最初から最後まで全部夫人たちに合わせて踊るんですよ。

竜人 あれが、結構キメキメなんですよね……。でも次の“ハーレム♡フェスタ”(2月19日、東京・渋谷TSUTAYA O-EAST)ではやろうかなと思っていますよ。

──竜人くんもこうして活動してくる中で夫人たちのキャラがつかめてきてると思うんですけど。それに楽曲が影響されることは出てきてませんか?

竜人 うーん、なくはないんですけど、でも曲を作るときはやっぱり僕の中で考えるので、そんなには影響しないかな。ただ、どこかのタイミングでソロ曲を作ってあげたいなとは思ってたりしていて、そういうものに影響してくるかなと思いますけど。でも、まだまだですね。

咲乃 まだまだ、やるということですね? 安心です(笑)。

──みんなも、歌の練習をしておくのはありじゃないですかね。

菜月 めっちゃしたいよね?

咲乃 したいです! でも私、声低いからなあ……。

菜月 うちも!

咲乃 なかなか歌が高くて(笑)。

──たしか、堀江由衣さんのイメージで曲を書いてしまうから、女の子のパートはついキーが高くなってしまうという話でしたよね。

竜人 そうそう。堀江由衣さんが、すごいキーが高い人なんだってことに気づき……。

咲乃 だって声の達人じゃないですか、あの人!

竜人 だから、それ以降は下げるようにしてます。まあ少しですけどね。でもメンバー内でももちろんそれぞれキーは違うんで、そのいいところを取れるようにしてます。

……俺もHIROさんを目指せってこと!?

──そうですか、わかりました。ではまだ年の序盤なので、今年の抱負をおひとりずつ、お願いします。

咲乃 口を直す、ですね。口が悪いので、すごい注意されるんですよ。

竜人 言葉使いとかな。

咲乃 そう、言葉使いとか、すごい出ちゃうんですよ~。素になると! それを直すのと(笑)、まあ、いろんなことで成長していけたらなと思います。お仕事でもそうですし、考え方でもちょっと大人に……今年ハタチになるので。大人になろうかなって思います。

菜月 私はインナーマッスルを鍛えて、パフォーマンスを磨いていきたいと思います。芯のある身体に……EXILEさんみたいな、軽く踊ってるように見えるけど──。

竜人 EXILEみたいになるの?(笑)

菜月 (笑)でもすごく大きく見えて、でもエネルギーはあんまり消費してないっていうか。今は筋肉がないので、ただがむしゃらに踊ってるんですけど。インナーマッスルを鍛えて、芯のある動きをしたいと思います。それでジムに……。

──あ、そう? 行ってます?

菜月 いや、行ってないんです。高校生のときにやってみたんですけど、続かなくて、辞めちゃったんですよね。だから今度、無料のところがあるので。市民のやつがあるって聞いたので、そこに行こうかなと。お金をかけないで。

──公設のジムがあるんですね。

竜人 ああ、そういう意味か。勧誘される系のやつかと思った。危ない系のとこに行くんかなと(笑)。

菜月 違います!(笑) と思ってるんですよ。あと、歌もちゃんとやっていきたいもん。ね?

咲乃 うん!

──それでは最後に、竜人くんの抱負を。

竜人 そうですねえ……。

菜月 (いきなり竜人に向かって)HIROさんと同じじゃない? そういえば。

咲乃 立ち位置? プロデューサーだから?

竜人 ……俺もHIROさんを目指せってこと!?

全員 (大爆笑)

菜月 ZOOになるの! ZOO!!(笑)

竜人 答(笑)じゃあ、それで。そう書いてください。

咲乃 (笑)面白い~!!

菜月 うち、TAKAHIROさんみたいになる! 歌も両方できるように。HIROさんとTAKAHIROさん! じゃあ(咲乃は)SHOKICHIさんね。

咲乃 SHOKICHIさん!?(笑) めっちゃ面白い! すごいわかりやすい例えですね。

菜月 でしょ?  そうなってほしい! HIROさんみたいになってほしいもん、清さんに。

咲乃 じゃあ頑張ってください、2015年。

菜月 頑張ってください!

竜人 (笑)……まあ、磨かれた彼女たちをお客さんの前に出せる場をたくさん作ってあげたいなと思います。今年は。

DISC INFORMATION

SINGLE 2015.2.18 release
「A・B・Cじゃグッと来ない!!」
トイズファクトリー

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完全限定生産盤 <CD+DVD>
■CD収録内容■
01. A・B・Cじゃグッと来ない!!
02. 鬼の目にもナ♡ミ♡ダ♡
03. A・B・Cじゃグッと来ない!!(Instrumental)
04. 鬼の目にもナ♡ミ♡ダ♡(Instrumental)
■DVD収録内容■
01.「A・B・Cじゃグッと来ない!!」Music Video
02.「A・B・Cじゃグッと来ない!!」Music Video Dance Shot ver.
03.「A・B・Cじゃグッと来ない!!」Music Video メイキング映像
04.「A・B・Cじゃグッと来ない!!」ライブ映像(清 竜人 ハーレム♡フェスタ2014 Vol.2)
05. ハーレムクッキング大会

PROFILE

清 竜人、清 咲乃(第1夫人)、清 桃花(第2夫人)、清 亜美(第3夫人)、清 美咲(第4夫人)、清 菜月(第5夫人)、清 可恩(第6夫人)。2014年に清 竜人が立ち上げたアイドル・ユニット。6~7月にオーディションを行いプロデューサー兼メンバーである清 竜人が彼の“妻” となる女子メンバー6名を選出。9月に自主企画イベント“清 竜人ハーレム♡フェスタ2014”を開催。11月に1stシングル「Will♡You♡Marry♡Me?」をリリースしている。

LIVE INFORMATION

BOMI『BORN IN THE U.S.A』リリースパーティー「BORN IN THE U.S.A~JAPAN TOUR TOKYO~」
3月18日(水)渋谷 WWW
出演:清 竜人25/BOMI/ふぇのたす

Ustream Sound Gradation-USTREAM LIVE IN TOKYO 2015-
3月26日(木)新木場 STUDIO COAST
出演:清 竜人25/東京女子流/ベイビーレイズJAPAN

関連リンク

OFFICIAL WEBSITE
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