UKFC on the Road 2014 Cettia –

2014.08.15

UKFC on the Road 2014

DTMソフトを駆使して、作詞・作曲・編曲までをひとりで手がけるシンガー・ソングライター、Cettia。心の内側にある感情を解き放つようにして生まれる彼女の楽曲はこれから、幅広い層のリスナーに届くことになりそうだ。

INTERVIEW & TEXT BY 森 朋之

自分を表現することで、ワーッと解放される

──最終審査のライブでは、弾き語りでパフォーマンス。バンド勢のなかで、非常に鮮烈な存在感を放っていました。
弾き語りは2日間通して私だけだったんですけど、“バンドには負けないぞ!”っていう気持ちで臨んでましたね。ほかのアーティストがみんな素敵だったんで、“うわー、私、どうなんだろう?”とも思ったんですけど、“とにかく今日は楽しくやろう”って。オーディションといってもガチガチな感じではなくて、和気あいあいとした雰囲気だったし、ホントに楽しくやらせてもらいました。やりきった感もあったし、“もしダメでも、いい経験になるだろうな”っていう。
──楽曲の核の部分がまっすぐに伝わる、素晴らしいステージだったと思います。普段も弾き語りのライブが多いんですか?
そうですね。大きいイベントやレコ発のときは、バンドにサポートしてもらってます。自分で打ち込みが出来るので、アレンジも全部決めて、それをメンバーに渡して、そのままやってもらう感じで。
──エントリーした楽曲もDTMソフトを使って編曲をしているそうですね。打ち込みのセンス、アレンジを含めて、クオリティの高さに驚きました。宅録を始めたのはいつ頃ですか?
DTMソフトを買ったのは中学生のときですね。バンドが組みたかったんですけど、同じ年くらいで楽器をやってる子がいなくて。“DTMソフトだったら、頭のなかで鳴ってる音も全部パソコン上で作れるな”と考えたのがきっかけですね。今もバンド・サウンドが好きなんですけど、Cettiaというソロ・プロジェクトとして活動していこうと思っています。
──なるほど。ちなみに好きな音楽って、どんなものですか?
バンドの音楽ばっかり聴いてましたね。洋楽が多かったんですけど、最初はアヴリル・ラヴィーンから入って、グリーン・デイ、リンキン・パーク、ニッケルバックなんかを聴くようになって。ちょっとラウドな感じというか……。
──“Cettia”として作ってる曲とはかなり違うみたいですね。
そうですね。「意外」とか「全然違うやん」ってよく言われるんですけど(笑)、自分でもちょっとわからないです。邦楽ではアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とかELLEGARDENとか。UK.PROJECTさんだとBIGMAMAも好きですね。
──BIGMAMAの金井さんからCettiaさんに対するコメントをもらってるので、後ほど観てくださいね。
え、そうなんですか? わーうれしい!!
──テンション上がりましたね(笑)。自分で曲を書き始めたのも、中学生のときですか?
小学生のときに「タイヨウのうた」というドラマがあったんですよ。映画のほうはYUIさんが出演されてたんですけど、病気の女の子がギターを弾いて歌っていて、“私もやってみたいな”と思って。そこからギターを始めて、少しずつ歌うようになって……。(オリジナルの)曲を作るようになったのはやっぱり中学生のときなんですけど、自分のなかに溜まっていた気持ちを吐き出す手段みたいなところもあったんです。ストレス発散というか。
──心の内側にあるものが解き放たれて、スッキリする?
そうですね。今も大体、そんな感じです。考え込んだときに曲ができることが多いので。
──Cettiaというアーティスト名については?
Cettiaは鳴禽類(めいきんるい)のことで、さえずりがキレイな小鳥の学名なんですね。鳥には自由なイメージというか、羽ばたいて開かれていく感じがあって。せめて音楽のなかでは、そうなりたいと思ったんですよね。自分を表現することで、ワーッと解放されるというか。あとは言葉の響きの良さも理由のひとつです。
──「BIRDCAGE」という曲もありますね。
そうですね。「BIRDCAGE」はCettiaという名前で初ライブをする直前に書けた曲なんです。“狭い場所から抜け出す”という感じもあるし、Cettiaとしての方向性を提示してくれた曲だと思ってるんですよね。こういう感じで音楽をやっていきたいなって。自主企画イベントも“鳥カゴの中から”というタイトルなんですよ。
──“UKFC on the Road(新木場STUDIO COAST)への出演も決まってますが、意気込みを聞かせてもらえますか?
今回も弾き語りなんですけど、すごく楽しみです。“ひとりでもやってやろう!”という気持ちもあるし、ほとんどの人が私のライブを観るのは初めてだと思うので、アーティストとして伝えたいことはちゃんと伝えたいなって。あまり緊張するほうではないので、武者震いしてます(笑)。
──ステージ度胸、良さそうですよね。
ライブハウスに出始めたときは足が増えるようなこともあったんですけど——人に歌を聴いてもらうことに慣れてなかったので——最近はずっと楽しいです。
──これからいろいろなキャリアを積んでいくことになると思いますが、将来的にはどんなアーティストになりたいですか?
そうですね……。まずはいろんな人に聴いてもらいたいし、大きいところでライブをやりたいですね。さっきも言ったように、狭い場所から飛び出していけるような音楽を続けていきたいし、聴いてくれる人に寄り添いつつ、背中を押せるアーティストになりたいと思います。サウンドに関しても、いろいろと挑戦しながら、もっともっと向上させたいですね。
──今、高校3年生ですよね?
はい。今は夏休みです(笑)。
──進路を決めなくちゃいけない時期ですが、今後はアーティストとして活動が中心になりそうですか?
まだちょっと決まってないっていうか、迷って、ユラユラしてる部分もあるんですけど。もちろん音楽をやっていきたい気持ちはあるんですけど、大学にも行きたいので。両立が出来れば、いちばんいいんですけど。
──大学に進むとしたら、何の勉強をしたいんですか?
心理とか哲学ですね。最近も哲学の本を読んでるんですけど、“人間とは何か?”ということを考えるタイプなので、そういう学部に興味があります。
──楽曲の制作にもいろんな影響がありそうですね。
そうなんですよね。きっと音楽に返ってくるところもあるだろうなって思うので。

BIGMAMAの金井政人からメッセージが到着!!



PROFILE

ビッグママ/金井政人(vo、g)、柿沼広也(g、vo)、リアド偉武(ds)、安井英人(b)、東出真緒(violin)。’02年に結成。’06年ミニ・アルバム『short films』をリリース。同年10月に一時的に活動休止するも、翌年の安井・東出の加入を機に活動を再開。今年に入ってからはシングル「Sweet Dreams」、2010年にリリースされた “ロック × クラシック”をテーマにクラシック音楽の名曲の数々をBIGMAMA流に再構築したコンセプト・アルバム『Roclassick』の第2弾をリリースし、 “Roclassick Tour 2014”と題したツアーを開催した。
BIGMAMA OFFICIAL SITE

Cettiaからのコメント



PROFILE

セティア/1997年1月23日生まれ。水瓶座のB型。大阪を中心に活動中。作詞、作曲、編曲すべてをDTMを使い自ら楽曲を制作する女子高生シンガー・ソングライター。

LIVE INFORMATION

UKFC on the Road 2014
8月20日(水)・21日(木)新木場STUDIO COAST
※Cettiaの出演は21日のみ

ガムシャロック第参拾弐話
8月25日(月)福島2ndLINE
共演:H”palty/音×AiR/さしすせそズ/イノチノセンタク/Half time Old/ファジーロジック/フィッシュライ

カラスは真っ白 2nd Mini Album「おんそくメリーゴーランド」パステル大回転ツアー
9月6日(土)渋谷Milkyway
共演:カラスは真っ白/惑星アブノーマル/ふぇのたす/Qaijff
※Cettiaはオープニング・アクトとして出演

Girls Be Ambitious 3
9月23日(火・祝)福島2nd LINE
共演:ivyscope/クチナシ/CHAI/密会と耳鳴りRETO/惑星ごっこ/ユメノ【オープニング・アクト】クレヨン/【ライブ・ペイント】コジマ憂唯★この日はバンド編成★Gt.キャプテンOG(fr.soratobiwo)、Ba.カズキ(fr.Tear Smilo/ivyscope)、Dr.ピクミン(fr.GRIKO)

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