KNOCK OUT MONKEY – 今夏各地のフェスで、圧倒的なパフォーマンス力を持って、その知名度をグイグイと上げていたライブ・バンドがついにメジャー進出!!

KNOCK OUT MONKEY

 ルール無用の攻撃的で自由奔放なミクスチャー・サウンド、ガツンと頭を打つストレートなリリック、そしてステージ狭しと暴れまくる圧倒的ライブ・パフォーマンス! 今年3月にリリースした、全国流通となるミニ・アルバム『reality & liberty』がロング・セールスを記録中。昨年に続く“PUNKSPRING 2013”、“SUMMER SONIC 2013”など、大型フェスにも多数出演し、その注目度が一気に高まっている神戸の4人組ロック・バンド、KNOCK OUT MONKEY。誰が呼んだか、“神戸の暴れ猿”の異名を持つ彼ら。負けず嫌いな体育会系バンドマンが、全国のライブハウスを荒らしまくって鍛え上げたヘビーでたくましいロック・サウンドで世の中に宣戦布告! 最新楽曲2曲に加え、最新ライブ映像が収録されたライブDVDに彼らの魅力がギッシリ詰まった、メジャー1stシングル「Paint it Out!!!!」について、そして“修業時代”と語るインディー時代について、たっぷり話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY フジジュン

 

今やりたいことプラス、培ってきたものを詰め込めたのはすごく良かった

──メジャー1stシングル「Paint it Out!!!!」を完成させたKNOCK OUT MONKEY(以下、KOM)。KOMの魅力を凝縮しつつ、聴く人を選ばないポピュラリティとキャッチーさを持った、デビュー・シングルらしい作品になりました!

w-shun  ありがとうございます。僕ら、やりたいことが多いほうなので、シングルだからって出し惜しみしたくないなと思って。そこに行き着くまでのアレンジだったりというのは、すごく時間もかかったんですけど、やりたかったことは全部できたなと思っていて。僕ら、もともとライブ・バンドで、リリースとかない頃からライブとかツアーとかをやり続けていて、それに対するこだわりもあって。今やりたいことプラス、培ってきたものを詰め込めたのはすごく良かったです。

──今年5月に行われたばかりの全国ツアー・ファイナルを完全収録したDVDは、KOMを知るのにピッタリの作品ですよね。

w-shun ライブに来たくても来れない人であったり、バンドのライブを知らない人もいっぱいいると思うんですよね。それを知ってもらうキッカケにもなれば良いなと思うし、ライブDVDというと値段も上がったりするんですけど、シングルと同封だったら気軽に見てもらえるかな? とも思うし。
亜太 メジャー1発目という名刺代わりにもなる作品というところで、最新曲とライブ映像を目で観て、耳で聴いてもらう。その全部をシングルという形で贅沢に閉じ込められたので。“これぞ、KOM!”っていう作品になったのはうれしいですね。

みんな笑顔で自由奔放で。この輪がどんどん広がってくれればいい

―──DVDにも収録されたライブは、全国流通となったミニ・アルバム『reality & liberty』ツアーの最終日ですが、全国13ヵ所を回った全国ツアーはいかがでしたか?

亜太 それぞれ濃かったんですけど、気づいたらファイナルだったという感じで。東京では僕らのことを待ってくれている人たちがすごく増えていて、1時間ちょっとのライブもお互いに全力でぶつかり合えた、すごく良いファイナルだったと思ってます。実際、あの日に来ていた人も、初めて観る人も楽しめるライブ映像だと思います。

──生の空気にはかなわないと思いますけど、映像からもすごい熱量や音圧、最高の空気感が伝わりましたよ。

ナオミチ 俺らのお客さんってすごい特殊で、ライブ中に全然知らない人とも一緒に仲良く騒ぐんです。

──それも伝わりました。お客さん、めっちゃ楽しんでますよね!

ナオミチ はい。それがDVDにパッケージングできたのは、改めて映像を観てすごくうれしかったですね。だから、DVDを観た人も今度は会場に来てもらって、この輪に巻き込めたらいいなって。
w-shun 僕らのライブは楽しみ方を押し付けるようなことをしたくないので、みんなに自由に楽しんでほしいし、目的を持って来た人には目的を果たしてほしい。僕らはその光景を見るのがうれしいし、幸せで。ある程度のモラルさえ守ってくれれば、それ以上のことを強要する気は何もなくて、思いきり楽しんでもらえればいいんです。
dEnkA ライブ映像は自分でも何度も観返しましたけど、みんな笑顔で自由奔放で。この輪がどんどん広がってくれればいいなと思ってるんで、シングルがそのきっかけになったらうれしいですね。

作り手も聴き手も音楽をより深く掘り下げるキッカケになればいい

──CDのほうは出来上がっての感想、いかがですか?

dEnkA メジャー1発目というところでの気負いはなくて、いつもどおりと言えばいつもどおりなんですけど。自分たちのやりたいことを詰め込めた感じがあって、やり切れた感はあります。「Paint it Out!!!!」と「CRASH」は対照的な曲ではありますけど、どちらも得意分野なので。ギターも好き放題やり切りました!

──KOMの魅力ってやっぱりそこだと思って。楽曲やサウンドに芯となるものがありつつ、枠にとらわれず自由に暴れるという。その雑多に詰め込まれたミクスチャー感に、すごい独創性を感じます。

w-shin  “こうすれば良かった”と後々思うよりも、全部詰め込んだほうが次に進めるというか。例えば今回、「Paint it Out!!!!」にボサノバの要素を入れることで、リスナーがボサノバのルーツを知りにいこうっていうキッカケにもなるし、自分たちの音楽の枠組みじゃないところから、音楽を知ろうというキッカケになると思うし。そもそも、僕たち自身が音楽をすごく楽しみながら聴けているので、そこを大事にしつつ、いろんな要素を落とし込めるっていうのが、僕たちにとってはすごく大事なことで。

──そこから自分たちの音楽性も自然と広がっていくし、そこに引っかかって面白がる人もいるだろうし。

w-shun そうですね。そこで様々な要素をただ放り込むだけじゃなくて、そのジャンルに対する敬意を払いたいし、そこから自分たち自身も音楽知識を深めることができる。作り手も聴き手も音楽をより深く掘り下げるキッカケになればいいなと思いますね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人