UKFC on the Road 2013 – 下北沢にあるレーベル・UKプロジェクト主宰のイベント“UKFC on the Road 2013”の全3日間に渡る熱いステージをレポート!

UKFC on the Road 2013

8月20・21・22日の3日間に渡り東京・新木場STUDIO COASTで開催された“UKFC on the Road 2013”。3日間でメイン・ステージ+FUTUREステージに登場した全31組のアーティストのステージの模様をすべてお届けします!

WHAT’s IN?WEB編集部

8月20日(火)“UKFC on the Road 2013”1日目

まずはUKプロジェクト(以下、UKP)の遠藤幸一社長がステージに登場。約30組以上が出演するこの3日間で“あらたな出会い”を体験してほしいということ、3日間すべてに裏テーマなるものが存在し、初日の裏テーマは「ロックはいつも若者と共にある」、そして今日が“若向けロックの最高峰”であることなどを説明し、熱い熱い3日間のUK漬けの幕開けを告げた。

BIGMAMA

初日のオープニングを務めたのはBIGMAMA。アントニン・ドヴォルザークのSEに合わせ、めいっぱいの拍手で迎えられる5人。前列のお客さんとハイタッチをする金井政人(vo、g)に、“UKFC on the Road 2013”と書かれたタオルを掲げる東出真緒(violin)。“最愛の君へ”(和訳)という歌詞で始まる「until the blouse is buttones up」を1曲目に持ってきた彼ら。スタートから愛を感じるナンバーで観客も“wow wow”と大合唱。「最高です!!」、「皆さんとこの夏をいい思い出にしたくて書いた曲があります」という金井のMCを挟み最新シングル「alongside」を披露。メロウで聴かせる「RAINBOW」をやったかと思いきや「荒狂曲“シンセカイ”」で会場のボルテージを一気に再熱。「今日のラスト1曲はUKプロジェクトからのデビュー曲をやります。僕らはこの曲でミュージシャンになりました」という金井のMCから始まった「CPX」で会場がシンガロング。見事なトップ・バッターを飾った。
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SETLIST

01. until the blouse is buttoned up
02. 最後の一口
03. the cookie crumbles
04. alongside
05. RAINBOW
06. 荒狂曲“シンセカイ”
07. CPX

つづくバンド

“FUTUREステージ”と呼ばれるサブ・ステージにトップバッターとして登場したのはつづくバンド。1曲目は「唇」。“いつからか唇を噛む癖がついた”と切なさと儚さを帯びた声で吐き出す都筑祥吾(vo、g)が放つ世界に、観客がずるずると引き込まれていく。その空気のまま「眠らぬ街の眠れぬ夜」、「水中」を立て続けに披露。筑都なりの感情の爆発の仕方で、言葉を吐き出していく。「バンドの歌をうたいます」という都筑のMCのあとに披露された「未来のバトン」。これだけストレートに言葉を伝えてくる筑都に無限の可能性を感じた。オーディエンスに大きな爪痕を残しステージを去っていったつづくバンド。都筑祥吾が唯一無二のフロントマンになる日もそう遠くはないと確信した素晴らしいライブだった。
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SETLIST

01. 唇
02. 眠らぬ街の眠れぬ夜
03. 水中
04. 未来のバトン
05. メロス

LOST IN TIME

  
「曲でチェックしていいですか?」という言葉のあとに流れてきたのはBIGMAMAの「かくれんぼ」!! 「いい曲だよね」「またすぐ戻ってくるからね」という海北大輔(vo、b、g)の言葉に会場の期待も高まる。そして登場した3人。海北の温かく太い声、丁寧なドラム・ロール、そして熱を帯びたギター・ソロが印象的なナンバー「バードコール」で幕開け。赤いライトに照らされながら“あのころはよかったなんて言いたくなかったのにな”というフレーズが心打つ「列車」を披露し、会場の雰囲気を一気につかむ。「今年で11年目になりました。あてのない旅をジャーニ―と言います。みんなが過ごす日々、自問自答の日々と似ているなと思い書いた曲です」と10月にリリースするアルバムに収録されるという新曲「ジャーニ―」を披露。「すごくいい音楽の日々を過ごせています。年取るって悪いことじゃないよ」というMCのあと「30」へ。今日のMCすべてがこの「30」につながっている、そんなことを感じる芯のあるライブだった。
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SETLIST

01.バードコール
02.列車
03.8月7日の夕焼けを君は見たか
04.ジャーニー
05.30
06.希望

伊藤文暁

  
FUTUREステージで会場を哀愁感漂うシリアスな空気で包みこんだのは伊藤文暁。囁くように耳に入っていく透明感のある歌声。「Shadow」、「Re:Pair」、「シースルー」と立て続けに披露する。「伊藤文暁 with his bandです。うちらFUTUREステージ、次を担うまだ若手です」という伊藤のMCのあとは「Dry Bird」。伊藤の歌声一言ひとことが丁寧に伝わってくるナンバーだ。ラスト「スローガン」ではひりひりとした緊張感が会場を占拠し、多くのオーディエンスが彼の歌声から作り出される世界に引き込まれていった。哀愁漂う歌謡的な要素を持ち合わせた伊藤の音楽。1stソロ・アルバムをリリースして1年弱。あらたな音源を聴ける日が待ち遠しくなるパフォーマンスだった。
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SETLIST

01. Shadow
02. Pe::Pair
03. シースルー
04. Dry Bird
05. スローガン

POTSHOT

  
メイン・ステージを大歓声で埋め尽くし圧倒的な“音楽の力”を体感させてくれたのがPOTSHOT。’95年に結成され‘05年に解散したものの今年の8月に大阪のフェス“RUSH BALL 15th”出演の誘いを受け1日だけの再結成をアナウンスし、さらに今回の出演も決定した彼ら。西部劇を思わせるSEと観客の大きな拍手とともにスーツ姿の6人がステージに現れ、「SOMEONE TO LEAN ON」を投下し会場は熱気ムンムンに。「やべー、すげー緊張する!」とCHUCKY(トロンボーン)のMCのあと「初めてのお友達は、ウォウォ、イェイェ言ってたらすぐ楽しくなるんだから、スカ・パンクは!」というRYOJI(vo)の言葉で会場の熱はさらに上がり、その後も立て続けにゴキゲンなキラー・チューンを投下し続ける。会場をフリーダムでハッピーな空間で埋め尽くしラスト・ナンバー「CLEAR」へ。メンバーが去った会場に、明転後再度大きな拍手が自然と湧き上がった。
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SETLIST

01. SOMEONE TO LEAN ON
02. FREEDOM
03. RADIO
04. ANYTIME
05. UNDER THE BLUE SKY
06. LOVE CHANGES EVERYTHING
07. EVERYDAWN
08. PARTY
09. EVERY RAIN LETS UP
10. MEXICO
11. BE ALIVE
12. CLEAR

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