Chara×小林祐介(THE NOVEMBERS) – 「WHAT’s IN?」のインタビューをきっかけに交流を深めていったCharaとTHE NOVEMBERSのボーカル・小林祐介による対談が実現!

Chara×小林祐介(THE NOVEMBERS)

Charaと小林祐介(THE NOVEMBERS)。5月に行われた“からだフェス”のライブで初共演を果たし、今年の“FUJI ROCK FESTIVAL ’13”や“RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO”でも共演が決定しているふたりの繋がりを、意外に思う人もいるだろう。実は小林は、Charaと出会う前から彼女が歌うことをイメージした曲を作っていて、そのうちの一曲「ウトムヌカラ」が収録されたEP「GIFT」が彼女自身の手に渡ったことがキッカケ。それが昨秋のことだから、かなり急接近である! しかし、この対談を読んでもらえれば、それも納得してもらえるだろう。世代もジャンルも性別も違うふたりだけれど、次々に共通点が溢れ出てきたから! 奇しくも、Charaのニュー・シングル「hug」のリリースを直前に控えた5月某日。まるでユニットのような素敵なフォト・セッションのあと、たっぷり話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY 高橋美穂 / PHOTO BY 藤城貴則


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ここまで逆シンデレラみたいな状況ってあるのかなって(小林)

──おふたりが繋がったキッカケは、「WHAT’s IN?」の誌面で「GIFT」のインタビューのときに、小林さんが「ウトムヌカラ」はCharaさんが歌うことをイメージして作ったっておっしゃって、編集部がCharaさんに「GIFT」を届けたところから始まったという

小林祐介その節はありがとうございました(笑)。

Charaちょうど、CDを受け取って、すぐにライブに行ったんです。

小林「CharaがTHE NOVEMBERSを聴いたってTwitterに書いてるぞ」ってメンバーから聞いたときに、僕、駅のホームにいたんですけど、荷物を落としたんです(笑)。

──そこから、Charaさんとスタジオに入ったり、さらには一緒にライブをやるようになって。この急展開をどう捉えてらっしゃいますか?

小林いやぁ、ここまで逆シンデレラみたいな状況ってあるのかなって……すごく不思議な気持ちです。

Chara私もうれしいですよね。こうやって(THE NOVEMBERSを)知ることができて。人と人とを繋いでくれたのが人であったりするっていう。私、アルバム『Cocoon』の制作中に“いとへん”が気になっていて、“結ぶ”とか“繋ぐ”とかもそうだし。それで、ご縁の縁もいとへんだし、縁が人を結んでくれたんだなって思います。なんかね、(忌野)清志郎さんが亡くなられてから、一層そうやって繋がっていきたいと思うようになって。口で言ってるだけとか、いつかやろうねみたいな挨拶的なものは好きじゃないし、やるっていったらやるよ!(笑)。

──(笑)。有言即実行ですね。

Chara彼からは、ミュージシャン同士として、なんらかの思いが伝わってきたから。そうしたらライブがあるっていうんで、曲が良かったし、バンドの雰囲気もいいし、いいと思ったときに行けるチャンスっていうのも逃してはならないと思って。ライブが終わってから、楽屋のカウンターで待ってたんだよね(笑)。

小林本番が終わって楽屋に戻ってきたら、スタッフさんがいるような場所にCharaがいて、「おつかれ」って言われて。僕、最初スタッフさんかと思って「おつかれさまです」って返したんですけど、見た瞬間に「わー! Charaだー!」ってなって(笑)。

──Charaさんがいらっしゃることを知らなかったんですね。

小林来るかもしれないとは聞いていて。ライブが終わってから挨拶できるかもとは思っていましたけど、ステージから戻ってきたらすでにいたから。

Charaあはは(笑)。

──それが初対面なんですか。

2人初対面ですね。

──そのときにもいろいろお話はされたんですか?

小林しました。一緒に何かやりたいみたいなことを僕が言ったら、Charaも何かできたらいいねって言ってくれて。

Charaやろうやろうってね。

小林そう。さっきCharaが、清志郎さんのお話をしていましたけど、僕も、予定調和とか社交辞令が、世間をまわっていくときの潤滑油としてあるのはわかるんですけど、必要な場所と必要じゃない場所や、必要な人と必要じゃない人っているよなって思っていて。で、僕はあんまり自分の人生で社交辞令とかはそんなに必要ないなと思っているので、Charaが言ってくれたときに、この人もそういう人なのかもしれないって思って。

Charaんふふ(笑)。

小林僕は「今度飲みにいこうよ」っていうレベルの社交辞令も嫌いなんですよ。「じゃあいつ飲みに行きますか」ってこちらがスケジュール帳を開いた途端、「ちょい待って!」みたいな空気になると、おい! って思いますね(笑)。

──(笑)。そっか、じゃあそこで大きな共通点を見つけたというか。

小林うん、だし、思っていることと言っていることとやっていることがぶれていない人ってかっこいいと思うんですよね。ミュージシャンに関わらずですけど。Charaは、そういう人だなって思っていますね。

祐介は自分を信じる力がすごくて(Chara)

──初めて話したときに、一緒に音楽をやりたいっていう思いは、小林さんからCharaさんに伝えたんですか?

小林はい。もうライブ後と、Charaがいるということで躁状態になっていたので。

Charaそんな話したっけ、そこで?

小林はい、僕、しました。

Charaでも私も、何かやるつもりだったし、それを確認しにいったっていう感じだったけどね。それで最初に家でプリプロをやってみたら、なんて言うのかな、祐介は自分を信じる力がすごくて。私もそっち系だから。しかもふたりともそういう頭の回転が速いから、周りのスタッフにちゃんと理解してもらわないと大変かもしれないけど、ま、そこはふたりが頑張ればいいのかな。でも、まだ始まったばかりなので。ライブで新曲をさらっとやらせてもらったけどね。

小林しれっとね(笑)。ライブの1曲目でやった曲があるんですけど、それはずいぶん前に、自分の中では“Chara曲第1号”っていうことで書いていたんです。実は「ウトムヌカラ」は、第3弾ぐらいで。

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──第2弾もあるんですね!

小林 第2弾もあって、言うなればCDに収録しちゃっている曲も含めれば、もう結構あるんです(笑)。あと、僕らのジャケットを描いてくれているtobirdとかも、Chara大好きなんです。

Chara そう、今回『Cocoon』のツアー・グッズの絵を描いてもらって。

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